産後に旦那との関係が変わる方は多いです。子供が生まれることで、環境が大きく変わり子供を守ろうというような気持ちだったり、育児に関しての考えの違いだったりと原因はたくさんあると言われています。
ただ、本来なら旦那とも仲良く笑顔いっぱいの家族像を想像していたはずです。その理想と現実の違いに困惑している方は多く、辛いと感じています。好きで結婚した相手を「嫌い」などというマイナスな感情で接したくないですよね。
今回は産後に起こりやすい旦那嫌いについての解決策や原因を調べてみました。あなたがどのパターンに当てはまるのか考えながら見てみて下さいね。
産後に旦那嫌い・気持ち悪いと思うのはなぜ?
女性は産後にいろんなことが変わります。子供が生まれたということから考え方や感じ方も変わるでしょう。ただ、男性はどうでしょうか?妊娠生活を過ごした女性と、妊娠を見持っていたとはいえ実感する機会の少ない男性は、すぐに父親になることができないです。
その差が旦那嫌いに発展する大きな理由なのかもしれません。ただ、妊娠生活の過ごし方、親になるという意識の違いは仕方のないことです。それ以外にどのような原因があるのか見ていきましょう。生活の仕方などによっては改善点がはっきりと分かってきますよ。
・ホルモンバランスの崩れることが原因
産後はホルモンバランスが崩れています。そのため、イライラしやすかったり、ちょっとしたことで泣けてしまったりと感情のコントロールが難しくなると言われているのです。
その結果、旦那のちょっとした言動が気になってしまい、「嫌いになりそう…」と思ってしまいます。ただ、旦那を避けている原因がホルモンバランスと言われてても、旦那は理解することは難しいです。
なので、なるべく理解してもらえるように旦那の言動が気になる時は「○○が気になる」と優しい口調で伝えるようにしましょう。そうすることで、旦那も気を付けてくれるようになり、妻も言ったことで気持ちがスッキリし、旦那が気を付けてくれたらイライラする機会も減ります。
・育児の大変さを知らずにスキンシップを求めてくることが原因
育児の中でも産後は特に、大きく環境が変化するので対応することに必死になっています。ただ、旦那は仕事へ行って家に帰ってくるという一日の流れは変わりません。そこで旦那と妻との気持ちに差が出てくるのです。
妻は3時間授乳で一日の中で寝れる時間も限られて、家事もしないといけなくて…。一日中疲れていますよね。そんな大変さを理解してくれない旦那が、近寄ってきたり、手を繋いできたりスキンシップを求めてくると「私の気持ちも知らないで…」とイライラする原因となるのです。
夫婦が仲良くいるためには、ある程度のスキンシップは大切だと思いますが、時と場合によりますよね。旦那が近寄ってくるタイミングが違えばただただ避けるのではなく「今○○で疲れてるからちょっと後にして欲しいな」と理由を伝えましょう。
理由を伝えることで旦那も納得してくれますよ。
・パパになりきれないパパへのイライラが原因
出産して実家へ里帰りする方が多いですよね。その期間、旦那が独身のような生活をしていると、忙しくしている妻自身と比べてイライラしてしまいます。
また、一緒に暮らしてみても、子供のために必死になっている妻と、「手伝う」というスタンスでいる旦那にイライラすることも多いでしょう。二人の子供ですから、二人で育てることが大切です。
パパになりきれていない旦那に対して、パパと意識できるように育児の仕方を伝えたり、どんなことが大変なのか?どんなことが楽しいのか伝えてきましょう。大変なことや嬉しいことを共有することでイライラが減っていく可能性は高いですよ。
旦那嫌いを克服する方法
旦那嫌いで生活していると、イライラしたりして楽しく過ごすことができません。ただでさえ子育てでいっぱいいっぱいなのに、子育て以外の悩みは抱えたくないですよね。また、旦那と仲良くいたいという本音もあるはず。
子供にとっても夫婦が仲良くしている姿は素敵な影響を与えると言われています。旦那嫌いを克服して、仲良く過ごすためにはどうしたらいいのでしょうか?
・少しずつ歩み寄ってみる
イライラしたり、旦那が嫌いだと思ってしまうと旦那と会わないようにしたり、話さないようにしたりしている方が多いです。しかし、そんなに旦那を避けていたら一体いつ仲良くなるタイミングがあるのでしょうか?
旦那に対してイライラしてしまう感情は理解できます。私も2人の子供がいるので旦那に対してイライラしてしまうことも多いです。しかし、旦那のいいところも絶対にあるはず。旦那嫌いを克服するためには、旦那のいいところを見つけたり、会話を増やしたりして旦那に歩み寄ってみましょう。
関わりを持っていることで、旦那嫌いを克服するタイミングが出てきますよ。
・距離感を大切にする
子育てをしていると一人の時間がないので、一人の時間がある旦那を羨ましく思うことも多いでしょう。そのため、子供が寝てからの時間は一人の時間を大切にしたくて夫婦で別の部屋にいたり、同じ部屋でも会話をしなかったりと夫婦の時間が少なくなています。
この距離感がお互いに心地いいのであれば問題ないです。しかし「旦那が嫌い」という理由から出てくる距離感ならよくありません。お互いどのくらいの距離感が最適なのかを考えながら、子供の時間と夫婦の時間のメリハリを付けて関わりを持つようにしましょう。
・パパに子供を預かってもらう
旦那嫌いを感じる一番の理由は「育児の大変さを理解していない」というところからくるものです。少ししか関わりを持たない旦那は子育てのいいところだけを知っていることが多く、子育ての大変さを理解してもらえません。
そんな旦那に子育ての大変さを理解してもらう事が大切です。大変さを理解してもらう事で「育児にもっと関わろう」「妻に感謝をしよう」という気持ちがうまれてきます。そこで子供を旦那に預かってもらいましょう。
預かることで、子育ての大変な部分を少しは見ることができるはずです。子育ての大変さを理解してもらえるような工夫をしてみてください。
旦那嫌いはいつまで?
旦那嫌いはホルモンバランスや旦那がどこまで変わってくれるかにもよるために、個人差が大きくいつまでと言うことは出来ません。実際に私は旦那嫌いというよりも日によってイライラしてしまったり、することがありました。
ただ、日によるので次の日にはいつも通り仲良く話をしたりしています。私のように軽い状態の方もいますし、数か月で収まる人もいれば何年も続き離婚になる方も…。
個人差が大きいからこそ、離婚の危機を迎える前に歩み寄ったり改善する策を考えるべきなのかもしれません。
まとめ
旦那嫌いになるには、いろんな理由があることがわかりましたよね。産後はいろんな感情が敏感になっているため「ガルガル期」とも呼ばれるほどです。旦那だけではなく、姑に子供を抱っこされたくないという方も多いと言われています。
そんな感情の浮き沈みの初めの原因はホルモンバランスの崩れかもしれませんが、段々と生活に慣れてきてもイライラが続くようであれば、自分から改善するように行動することが大切です。
子供のためにも、妻が楽しく笑顔で過ごすためにも旦那と仲良く過ごせることが理想ではないでしょうか?