飛行機で行く出張やプライベートの旅行でも、パソコンを持って行くことがよくありますね。飛行機の中で、パソコンを使うことがないので、重いパソコンを飛行機に預けたいなと思うことがあります。でも、安全なのでしょうか。
ANAとJALまた、他の航空会社でもパソコンを預けることが可能か、安全に運ぶ方法はないか調べてみました。
結論をまず先に書きます。
パソコンは飛行機に預ける事は可能です。
ただし、壊れても飛行機会社は基本、責任を取ることをしませんので、パソコンなどの電子機器は機内持ち込みにすることをすすめます。
それでも機内持ち込みは嫌だ、預けると言う人はパソコンをタオルや衣服で何重にも覆い、頑丈なカバンに入れてください。
そうすればまず大丈夫でしょう。
では、どうしてこういう結論に至ったかを書きます。
☆anaでパソコンは預けることができるの?
まずは、大手航空会社のanaでパソコンは預けることができるか、anaのサイトで調べてみました。
こちらからどうぞ。
anaのサイトにはパソコンを等の機器を預けないようにと記載がありますが、その後「破損紛失などの損害が生じてもANAでは責任を負いかねます」と記載していますので、預ける事は可能と言うことになります。
つまりは、預けるなと言う事ですが、これはあくまでもお願いですので、預ける事は可能ということになります。ただし、破損してもanaは責任は負わないのです。
自己判断と言うことになります。
☆jalでパソコンは預けることができるの?
一方、jalはどうでしょうか、JALのサイトで調べてみました。
jalは、「お預かりできないもの」に、「パソコンおよび周辺機器類」の記載があり、「お預けにならず、お手元にお持ち下さい 」とされています。
anaより明確に、預けないよう、書かれていますね。
本文を見たい人はこちらからどうぞ。
☆その他の航空会社や、預けた人の結果は?
その他の航空会社ではどうでしょうか、調べてみました。
日本のその他の航空会社である、スカイマークを調べてみました。
内容はこちらです。
なんと、スカイマークは「はい、お預けいただけます」とホームページに書いているではないですか。ANAやJALができない(またはそれに相当する)ことをスカイマークはオーケーと言っているのです。
もちろん、注意事項として「本体を頑固なスーツケースへの梱包、または衣類、タオルなどにで保護すること。」と書かれていますが、パソコンを預けれると明記しているのです。驚きです。
世界最大手の一つである、ユナイテッド航空でも調べてみました。
内容は、こちらです。
ユナイテッド航空でも、「携帯用電子機器は、受託手荷物として輸送することもできますが、」と記載してあり、預けることが可能となりますが、その後に「機内持込み手荷物としてお持ち込みいただくことをおすすめします。」と記載されてあり、結局は持ち込みを進めていると言うことになります。
ANAに近いでしょうか。預けることもできるけど、持ち込みして欲しいと言うことですね。
次に、チャイナエアラインでも調べてみました。
内容はこちらです。
チャイナエアラインでは、コンピューターを受託荷物にした場合の責任は負いかねます、と記載があります。やはり、主流は、機内持ち込みですね。
私は実際に、チャイナエアラインのチェックインカウンターの担当者に聞いてみました。実は私、先週チャイナエアラインに乗ったのです。なお、私が乗ったのは、チャイナエアラインの国際線(日本から台湾行き)の飛行機ですが、JALが提携しているので、カウンターの人はJALの方でした。
チェックイン後、私がパソコンを荷物として預けていいかと聞くと、カウンターの担当の女性は、即座に「はい」と返答しました。そして、私がしっかりと保護しておけば大丈夫なのですかと再度聞くと、「ご心配なら、壊れ物シールを貼ります」と答えたのです。
こうなると何が正しいのでしょうか、わからなくなりますね。なお、実際は、パソコンは預けず、機内に持ち込みました、待ち時間に仕事もあったので。その他、ブログや口コミなどを調べていました。
その結果は、やはりパソコンは飛行機に預けず、持ち込むべきと言うのが大多数でした。しかし、実際に預けて問題なかったと言う情報もかなりありました。ラッキーだったと言う意見もありますが、頑丈にしておけば問題ないと言うコメントも多くありました。
ただし、頑丈に包装せずにパソコンを預けたと言う人は見つけれませんでした。パソコンを飛行機に預ける場合は、まず、パソコンを入れるスーツケースも丈夫なものを使う必要があります。特に国際線では絶対です。
スーツケース自体が変形することもあり(極々稀ですが)、丈夫なスーツケースが必要です。サムソナイトやゼロハリバートンなど有名メーカーの丈夫なタイプをお勧めします。もちろんスーツケースではなく、丈夫な箱に入れても同じ効果があります。
そして、パソコンは、100均のでもいいのでパソコンケースに入れ、その周りを衣服などで覆っておきましょう。衣服がなければ、発泡スチロールやプチプチでもいいですね。とにかく、パソコンにかかる衝撃を少なくする必要があるのです。
そして、カウンターにパソコンを入れたスーツケースを預けた際、壊れ物があると伝えて、壊れ物シールを貼ってもらい、大事に扱ってもらいましょう。そうすれば、少しは投げなくなるかと思います。
なお、預けたパソコンが壊れても保証ができないとの事で、別途保険に入っておけばいいのではと言う(思う)意見もありましたが、パソコン内のデータはプライスレスですので、この考え方には賛成できませんね。
☆まとめ
パソコンは、飛行機に預ける事は可能です。ただし、多くの航空会社は、預けたパソコンが壊れても責任は取らないようです。そういう理由もあり、パソコンは機内に持ち込みましょう。そもそも、スーツケースが壊れると言うこともあるのですから。
どうしても嫌と言う場合は、タオルや衣服等でパソコンをしっかりと覆い、頑丈なスーツケースに入れて預けましよう。そして、壊れ物扱いにしてもらいましょう。そうすれば、壊れる可能性は低いです。