出産準備にかかる金額は工夫をすることで予算の半分以下に抑えることができます。
そのために大切なのは、リストアップと優先順位です。
出産は家庭によってさまざまな事情がありますが、貯金0で出産した私が実行した安心して出産準備を進められる方法をご紹介します。
貧乏だからこそ工夫して出産準備ができる
妊娠中は様々な不安や悩みがつきものです。
そこにお金の悩みが加わると更にストレスがかかり、常に不安な気持ちで過ごすことになってしまいます。
私は貯金がほとんどない状態で妊娠期間をなんとか過ごしていましたが、いつも不安な気持ちが頭から離れませんでした。不安の原因は主に具体的な解決策を考えていなかったことと、今すぐに解消できる悩みではないという2点でした。
出産するにあたり、赤ちゃんのために用意しなければいけないものは数多くあります。
インターネットで調べてみると出産準備リストが数多く出てきますが、そのすべてを揃えようとすると平均で20~30万円かかるといわれています。
しかしその全てを用意するお金は手元にありません。
そこで私が実行したのがリストアップです。
あえて必要と言われているものを全て書き出し、いつごろ必要になるかを書き加えました。そうすると産前、出産直後、産後しばらくしてから使うものと必要な時期が見えてきます。
次にリストアップしたアイテムがあなたに必要なのか、不要なのかを考えます。
出産準備用品は家庭や出産の季節、赤ちゃんの状況によって必要なものが大きく変わるため、優先順位を決めて必要最低限のアイテムを選びましょう。
必要なものをリストアップすることで頭が整理され、出産までにやる事がはっきりするので不安な気持ちも落ち着きます。また、今用意するべきものは産前、出産直後に使用するものにしぼることができます。
私の場合はこの方法でスムーズに出産準備用品をそろえることができ、産後も無駄なくすごすことができました。あなたがもし経済的に苦しくて不安を感じていたら、ぜひ一度試してみて下さい。
次は私が実際に節約した出産準備用品のポイントをご紹介します。
出産準備を安く抑えるには!?
出産準備用品を揃えるにはいくつかの方法があります。
・新品を店頭で購入
・新品をネット通販で購入
・リサイクルショップを利用
・知人に協力を仰ぐ
・レンタルを利用する
金額の面で考えると新品を店頭で購入するのは向いていません。しかし、店頭では最新モデルの特徴や重視するポイントなどの情報を知ることができます。
また、ベビー用品のお店によってはポイントをためることで、おトクにお買い物ができる場合があります。ネット通販は新品でもタイミングよくセール時期をねらえば格安で商品を買える可能性があります。
しかし現品を確認できないので、口コミの確認や同じメーカーの商品を店頭で見てみるなど下調べをした方が後悔なくお買い物ができます。
リサイクルショップは欲しい商品が見つかる保証がありません。お店によって商品にばらつきがありますが、運がよければいいアイテムに出会えます。もし中古で探すのであればお店の他にバザーで探すという方法もあります。
私の友人は自治体が定期的に開催するバザーでベビー用品を格安で購入していました。私が妊娠中にとてもお世話になったのが、知人の協力でした。様々な方からベビー服などを譲っていただき、とても助かりました。
それだけでなく、先輩ママの実体験やお得なお店の情報が聞けたのは私自身とても勉強になりました。レンタルは必要な時だけ使う事ができるので効率的ですが、レンタルする期間によっては割高になる可能性もあります。
また、ベビースケールの場合は自治体の子育て相談などで身長と体重を無料で計測できる場合があります。
レンタルを検討する前に自治体の支援で利用できるものがないか、役所のホームページなどで事前に調べることをおすすめします。
また、各家庭の経済状況にもよると思うのですが、私の場合は一度に全ての出産準備用品を用意するお金がありませんでした。
そこで、特に高額になるチャイルドシート、ベビーカー、抱っこ紐のうち、産前に購入したのはチャイルドシートのみでした。
ほとんどの新生児は一か月検診が終わってから少しずつ外出をスタートします。そのため、主に外出時に使うベビーカーと抱っこ紐は産後一か月してから購入しても遅くありませんでした。
また、ベビーベッドやハイローチェア、バウンサーなどは人によって使うかどうかわかれるアイテムです。このアイテムは割とリサイクルショップにも種類が多く並んでいた印象でした。
お店にもよると思いますが、欲しいときはぜひリサイクルショップを見てみて下さい。ベビーバスも自宅の洗面台をきれいに洗って代用するという声や、軽い小さめの衣装ケースをベビーバスのかわりに用意するという声もありました。
ベビーバスを使用する期間は限られているのでお金をかけない工夫をしている方も多いようです。
その他にも、搾乳機などの母乳に関連した品物や粉ミルクも産後の体調を見ながら揃えることをおすすめします。赤ちゃんの食事なので必須アイテムではありますが、母乳に関しては個人差が大きいので状況に応じて少しずつ購入しても遅くありません。
授乳用の下着も販売していますが、カップ付きのキャミソールで代用できました。さらに、授乳口の付いた服はあれば便利ですが、私の周りには用意をしないママも多数でした。
また、産後の入院で使用するパジャマですが、一般的な前開きのパジャマで問題ありません。もしあなたがパジャマの購入を検討しているようであれば、個人的なおすすめは通常の下着ショップのセールです。
マタニティ用のパジャマは割高でデザインも限られてきます。しかし、リーズナブルな下着ショップには可愛くて安いパジャマも販売しています。出産準備用品も項目ごとに細かく節約していくことで、出費を大きく抑えることができます。
まとめ
初めての出産で分からないことも多くあるかと思います。
私自身産後に知った情報もあり、もっと早く知っておけばよかった!と後悔したこともあります。
私が事前に知っておきたかった出産準備用品を安く揃えるポイントは以上です。
しっかりと節約計画を立て、安心して出産に臨んでくださいね。