赤ちゃんが生まれた友人に会いに行くのだけど、ケーキなどの甘いものは持って行っていいの?妊婦さんにカフェインはよくないって聞くけど授乳中のお母さんには大丈夫なの?など授乳中の人に影響する食べ物、気になりますよね。
結論から言うと、基本的には何でもOKです。ただし、いくつかの条件があります。バランスの良い食事に気を付けていれば甘いものでも脂っこいものでも乳製品でも大丈夫です。しかし過剰摂取は禁物です。
栄養バランスが偏ったり、過剰摂取していたりすると赤ちゃんにもよくないですし、乳腺炎になる可能性もあります。その辺を踏まえて差し入れにもっていっても大丈夫なもの・差し入れで喜ばれるものを紹介したいと思います。
授乳中に気をつけたい食べ物!禁止/影響があるものとは?
妊婦の時に気にしていた食べ物。出産した後も好きに何でも食べられるわけではないんですよね。授乳中も気を付けないといけない食べ物があるんです。禁止・影響がある食べ物は何なのか気になりますよね。
どうして気を付けないといけないのかもあわせて紹介していきたいと思います。まず絶対ダメなのは言うまでもありませんが、アルコールです。アルコールを大量摂取すると、発育障害・発達障害・知的障害を引き起こす可能性があるそうです。
次に気を付けたい食べ物は卵・牛乳・そば・エビ・ピーナッツ・大豆。小麦です。これらの食べ物はアレルギーを引き起こす恐れがあるからです。普通の量なら問題ありませんのでそこまで気にすることはありませんが過剰摂取しないように注意してください。
次に気を付けたい食べ物は乳腺炎になる可能性のある食べ物です。乳腺炎とは、乳腺がつまって炎症が起こり痛みや発熱することです。では、どういった食べ物が乳腺炎になりやすいのでしょうか。
いくつかあります。まずは乳製品です。牛乳・生クリーム・バター・アイスクリーム・チーズ・洋菓子です。次は油ものです。天ぷらやトンカツなどの揚げ物・マヨネーズ・動物油です。
脂肪分が多い食べ物を食べすぎると血液がどろどろになってしまいます。母乳は血液ですから母乳もどろどろの状態になってしまうということです。敏感な赤ちゃんだといつもと違う母乳なので飲んでくれなくなることがあるそうです。
まだあります。お餅や赤飯・アイス・飴・ジャム類・和菓子です。しかし、これらの食べ物を食べたからと言って必ず乳腺炎になるわけではありません。たくさん食べても乳腺炎にならない人もいれば少ししか食べていないのに乳腺炎になってしまったという人もいます。
乳腺炎は体質の問題ですから、母乳がたくさん出すぎている人は気を付けておいたほうがいいかもしれませんね。この他にも授乳中に気を付けておきたい食べ物はあります。小麦・生魚・生野菜・果物です。
一見体によさそうと思うかもしれませんが、これらの食べ物は体を冷やしてしまいます。体が冷えると血行が悪くなり母乳の出に影響するともいわれていますのでたくさん摂取して体を冷やすのはやめておきましょう。
ほかには、カフェインです。カフェインには覚醒作用があるためです。母乳から赤ちゃんに移ると赤ちゃんの落ち着きが無くなったり、不機嫌になりやすくなったり夜泣きなどを引き起こす可能性があるそうです。
ただし、一日3杯までのコーヒーは飲んでもいいそうなのでそれ以上のカフェイン摂取をしないように気を付ければいいと思います。カフェインを含む食べ物は、チョコレート・眠気覚ましの効果のあるガム・コーヒー味やココア味抹茶味などのアイスクリームやお菓子類です。
コーヒーを我慢してもこのようなお菓子を食べすぎるとカフェインの過剰摂取になる可能性もあるので気を付けてくださいね。そして最後に刺激物です。トウガラシや香辛料が多く含まれる刺激物を食べると母乳の味に影響すると言われています。
カレーやキムチ・麻婆豆腐・焼肉に餃子などがそれに当てはまります。妊娠中はなかなか食べられなかったので生まれてから食べたいメニューでしょうが食べる頻度を減らして母乳に影響のない程度にするといいでしょう。
授乳中の友人に食べ物を差し入れするならコレがいい!
かわいい赤ちゃんを見に行きたい!でも手ぶらは気が引けるからケーキを持っていこう。なんて考えたあなた。
じつはそのケーキ、授乳中の人にはよくないかもしれませんよ。差し入れするならコレがいい!子育て中のお母さんに聞いたもらってうれしかった食べ物の差し入れを紹介していきます。
・サツマイモを使ったスイーツ(干し芋・焼き芋)
サツマイモは母乳にいい食べ物とされています。しかし生クリームやバターをたっぷり使ったスイーツは母乳がつまる原因になるかもしれないので気をつけてくださいね。
・人気のパン屋さんのパン
赤ちゃんのお世話をしながらでもつまめるパンはお母さんにとって何かと重宝するアイテムです。パンの中でもバターを使っていない・保存がきく・おしゃれなイメージでベーグルは人気ですね。
・旬のフルーツ
手軽に食べられてビタミンなどの栄養も補給できるフルーツは母乳育児のお母さんにとってすごく嬉しいアイテムです。とくにその季節に食べるのが一番おいしい旬のフルーツは喜ばれること間違いない。
具体的には、春はイチゴ・夏は桃・秋はぶどう・冬はみかんですね。普段自分ではなかなか買えないような少し高価な品種のものを持っていくといいかもしれませんね。
・少し高価なゼリー
フルーツだと保存があまりきかないので日持ちするゼリーが人気です。寒天やゼラチンなら母乳育児のお母さんも気にしなくて食べられます。スーパーに売っているようなゼリーではなく百貨店などにおいてある少し高価なゼリーがおすすめです。
まとめ
あなたの参考になったでしょうか?友人の赤ちゃんを見に行くのはとても楽しみですよね。
でも子育てをしたことなかったら授乳中に食べていいもの良くないものってわからないですよね。この記事を読んで授乳中のお母さんにも喜ばれる手土産を持ってかわいい赤ちゃんに会いに行ってあげてくださいね。