最近は子離れできない親が多くなっています。
子離れできない理由として、子供を産む人数が少なかったり、いろんな事件があることから過保護になってしまうことが理由だと予想されているのです。ただ、小さい子供に対して子離れできないのは仕方ありません。
小さい子供であれば注意力も乏しいですし、子どもだけでできることが限られてしまうからです。しかし、大人になっても子離れできないのは問題が生じてきます。中でも、息子に対して子離れできない姑を持ってしまった嫁は本当に大変でしょう。
遠くに住んでいて年に数回しか会わないのであれば多少我慢できるかもしれませんが、近くに住んでいたり、同居している場合は我慢してもしきれません。
夫がしっかりと親離れをしていてくれれば、姑が子離れできていなくても問題でしょう。ただ、子離れできない親を持った子供も親離れできていない場合は多いです。
嫁にとって姑がどのような方なのか重要であって、その姑が子離れできていないとストレスがたまり、姑が原因で離婚をするなんてこともあり得ます。
せっかく素敵な人と出会い結婚したのですから、姑が原因で離婚するのは悔しく、辛いですよね。そうなることのない様に、子離れできていない姑を持った場合の対処法をお伝えします。
子離れできない姑が原因で離婚しないために
子離れできない姑が原因で離婚というのはテレビの中でしか見たことがないかもしれませんが、実際に結構な数の夫婦が姑が原因で離婚になっています。
一般的にも「嫁姑問題」と言われるほど、嫁にとって姑は気になる存在で、姑にとってはあまりいい風に思えない存在なのかもしれません。
元々、異性の子供は可愛いと言われているため、息子を持った母親は必要以上に可愛いと思い自分のもののような感覚になっている可能性があります。その結果、子離れできていないという現状になるのです。
そんな姑が原因で夫婦の仲が悪くなってしまうことのない様に、離婚になることのない様に、子離れできない姑への接し方を考えましょう。
・夫に姑が子離れできていないことを考えさせる
夫は姑が子離れできていないことを自覚していないことが多いです。というのも、今までずっと関係性が一緒なので、自分の母親は普通だと感じていることが理由になります。
誰しも、自分の親が基準で物事を見ているように、夫も姑が子離れできていないことを知らずに過ごしていることが多いです。
そのため、まずは夫に姑が子離れできていないことを自覚させることが大切になります。子離れできていない原因は夫が姑の接し方を受け入れていることも原因の1つです。姑のどんなところが子離れできていないのか細かく伝えていきましょう。
ただ、姑を悪くいうような言い方はしないように気を付けて下さいね。親をけなされていると感じると、喧嘩に発展してしまう可能性があるので、伝え方は事前に考えておきましょう。
・夫婦で姑との距離感を考える
子離れできない姑に「子離れをしてほしい」と言っても難しいですよね。そのため、夫と姑の距離感を考える必要があります。子離れできていない姑の場合は、普段の何気ないことまで口を出してくることが多いです。
そんな時に夫婦のことを夫婦で考えるというようにしましょう。そうすることで、姑も夫婦の問題と親子の問題の違いを感じ取ることができ、夫婦の問題に姑は関係ないのだと自覚してくれるはずです。
夫が夫婦の問題に対して「姑が○○と言っていた」というような事を言ってきた場合は、夫婦のことは夫婦で話し合っていきたいという気持ちを伝えましょう。
・姑に言われたことに対してどう感じたか素直に伝える
子離れできていないということは、息子である夫をとても大切に感じています。そのため、嫁にとっては言われたら嫌なことを言われる可能性があるのです。
夫婦のちょっとしたことに口を出してきたり、料理の仕方や家事の仕方など姑にとって嫁のいろんなところが目につくようになるでしょう。その気になる部分を言ってこない姑なら問題ないのですが、言ってくる姑の場合は、その言われたことを夫にも伝えましょう。
ここでも姑の愚痴を言っているようにならないように、相談するように話しましょう。姑に言われたことに対してどう思ったのか?嫌な気持ちになったことや自分なりの考えがあって行動したことを伝えると、夫も理解してくれるでしょう。
夫を味方に付けておけば姑もそれ以上、強くいうことが出来ないので、夫が嫁の味方になってくれるように話し方などを工夫してみて下さい。
子離れできない姑との同居で気を付ける事
どんな姑でも同居となると大変なことが出てきますが、子離れできていない姑と同居するのであれば、初めからきちんとしておかないと必ずトラブルが起きます。
子離れできていない姑と同居する場合に覚えておいてほしいことをお伝えします。
・約束事はきちんとし夫婦の空間を大切にする
細かいところまできちんと初めに決めておきましょう。中でも、夫婦の空間を邪魔するような事はない様に伝えておいてください。
子離れできていない姑は息子を心配するあまり寝室などを覗きにきたり、勝手に掃除したりとプライベート空間まで姑が入ってくることがあります。そうなることがない様に、寝室などには鍵を付けておいたり、夫婦の空間を大切にできる環境にしておきましょう。
・家族で話し合いをする
同居していて姑の子離れできない様子が気になる場合は、家族で一度話し合いの場を設けてみましょう。
そこで、夫婦の意見をしっかりと伝えて、夫婦の時間を大切にできるように、姑も子離れができるような話し合いに持っていく事が大切です。姑も息子が幸せでいてくれる事が一番大切なはずなので、その息子からの意見なら否定をする可能性は低いでしょう。
・どうしても辛くなったら引っ越しをする
同居していて姑の様子が変わらず嫌いになってしまいそうになったら、同居を解消するのも一つの手です。夫からしてみても姑を嫌われるのは嫌なはず。いずれは子供が生まれたらおばあちゃんとして子供にとって必要な存在になります。
姑と縁を切ることは無理なのです。そのため、嫌いになる前にしっかりと距離を保っておくことが大切になります。ただ、急に同居を解消するとなると夫も驚いてしまうので、同居の解消を考え始めたころから夫には伝えておくといざとなった時にスムーズに話が進むでしょう。
まとめ
姑が子離れできているのか?できていないのか?結婚してから知る人が多いです。ただ、出来ることならいい関係を築きたい相手になります。
嫁姑だけでいい関係を築くのは難しいので、夫に間に入ってもらう事が大切です。家族みんなでいい関係を築けるように、いい距離感を保つことができるように話し合いなどを繰り返していきましょう。
いつかはいい関係が築けるようになるはずです。