皆さんは、お車を走行中に急に止まってしまったという経験はおありでしょうか?急に止まってしまった場合は、大変慌ててしまいますよね。
今回は、そのようなお車の止まる原因となるバッテリーのお話や、それに関連するいろいろなサービスについてご紹介していきたいと思います!
☆車のバッテリーのあれこれ
まずは、車のバッテリーについていろいろご紹介していきたいと思います。
バッテリーが電気を供給しているところですが、エンジンのエアコン、カーナビ、ワイパーやスターター、ライト、シガーライター、オーディオ、リアデフォッガーなど、電気を必要とするあらゆる部品に電気を供給しています。
バッテリーの交換時期は、2-3年が目安とされています。また、バッテリーチェッカーで交換が必要とされた時にも必要です。また、バッテリーの公称電圧は、12Vとなっています。
後で述べますが、日本自動車連盟(JAF)による出張でのメンテナンスで一番多いのも、バッテリー関連の問題です。一般に、バッテリーを消耗させる原因としてあげられるのは、夜間走行が多い、たくさんの電装品を使用している、渋滞路走行が多い、車を長時間使用しないことが多いなどがあげられます。
寿命が近づいたバッテリーに現れる症状としては、スターターに勢いがない、信号待ちの時にライトが暗くなる、パワーウィンドゥの動きが遅い、クラクションの音が弱々しいなどがあげられます。
走行中に、バッテリーが上がってしまった時は、ブースターケーブルを使って、バッテリーを直していきます。運転中にバッテリーが上がってしまった場合は、赤と黒のケーブルを用いて、バッテリーを直します。このケーブルは
ブースターケーブル
と呼ばれるものです。
手順としては、
1.ブースターケーブルをつないでもらう救援車を、ブースターケーブルをつなぐことができる位置に止めます。
2.次に、ブースターケーブルを以下の順でつないでいきます。
赤のブースターケーブルを故障者のプラス→赤のブースターケーブルを救援車のプラス→黒のブースターケーブルを救援車のマイナス→黒のブースターケーブルを故障車のマイナス(バッテリーの端子ではなく、エンジンの金属部分などにつけます)
3.次に、救援車のエンジンを起動させ、バッテリーが上がった車の充電をします。
4.バッテリーが上がった車のエンジンを起動させます。
5.エンジンがかかったら、ブースターケーブルをつないだときとは逆の順序で外します。
国内でバッテリーを販売しているのは、主に以下の会社があります(この他にも多くあります)。
・GS ユアサ
・アトラス
・パナソニック
・BOSCH
・オートバックス
・古河電池
・日産
このうち、価格.comで上位にきているのは、パナソニックの商品です。この他にも、日産のように、マツダやホンダなど、特定の自動車メーカーで販売しているものもあります。今回ご紹介したバッテリーには、ある程度使用に合った状況があります。
お車を使用する状況によって、どれが最適なバッテリーなのかという目安があるのです。バッテリーを選ぶときは、このようにご自身がどういう状況でお車を使うのかという点に合ったものを選ぶようにしましょう。
☆CADデータとは?
次に、車の設計図にも利用されるCADデータというものを見ていきましょう!CADは、コンピュータを使って設計をすることを意味します。 CADデータは、車の設計にも使われていて、CADデータを通して、車の内部の作りを知ることが可能となっていまおす。
このCADデータですが、無料のものが多くあり、各自動車会社の公式サイトでも公開されているものもあります。ですが、有料のものもそれ以上に多いため、ダウンロードして閲覧できるものもある程度限られています。
CADデータと関係の深いものは、3D CADですが、こちらは、3Dを駆使して、物体の設計を行うことができるものとなっています。
このCADデータを通して、自動車の内部構造を見ることができるので、例えば、バッテリーの故障などで、内部構造が気になるというような場合には、ご自身のお車のCADデータを見てみると良いでしょう。
☆車が故障した時に便利なサービスは?
車が走行中にバッテリーが上がり、エンジンが止まってしまった場合、特に初心者の方は、どうすれば良いのか戸惑ってしまうと思います。
そんな時に利用したいサービスが、ロードサービスです。これは、日本自動車連盟(JAF)が運営するサービスで、年中無休・24時間受け付けている救援サービスです。電話番号は、0570ー00ー8139(短縮ダイヤルは、#8139)で、電話をかけるといつでも対応してくれます。
JAFのホームページでは、救援サービスを利用した場合に、一体どれぐらいかかるのかをシミュレーションすることができます。例えば、順に、STEP1でバッテリー上がり、STEP2で昼間(8時〜20時)を選択してみました。
すると、会員の場合は、バッテリーの料金のみがかかる結果となり、それ以外は無料でした。非会員の場合、基本料は8230円、作業量は4650円となっています。部品代はバッテリー交換時のバッテリー代金、救援に出動する車両の高速料金がかかる計算となっています。
そのため、会員の方が救援サービスをお得に受けることができるため、この機会に、JAFの会員になってみるのはどうでしょうか(会員の場合、救援サービスを受ける際に、会員証の提示を求められます)。
救援サービスを受ける際に、注意しなければならない点は、停止表示器材などの安全対策を施すこと、十分な作業時間を確保すること、本人確認のために、運転免許証などを提示すること、救援依頼内容が第三者の所有物等に関わる場合は、関係先に承諾を得ること。
さらに、サービスカー到着にかかる有料駐車場の利用等は費用負担があること、パンクの修理は、チューブ入りタイヤなどの場合はできないことがあること、大雪や大雨などで、救援依頼が増加した場合は、電話がつながりにくくなる場合などがあることです。
JAFの救援サービスを利用する場合は、これらのことに注意しましょう!
☆それでもサポートが必要な時はカーディーラーへ!
今まで、車のバッテリー関連の故障などについてご説明してきましたが、救援サービスを利用するなどして、応急処置をとったとしても、まだ、どこか悪いところがあるのではないかと気になる面もあるかと思います。
そんな時は、カーディーラーへと足を運んで見ましょう。カーディーラーは、一般的に、車の販売と修理などのアフターサービスも提供しているお店です。
トヨタなどの特定の自動車メーカーの代理店としてお車の販売等をしていますので、ご自身のお車のメーカーにあったカーディーラーを選ぶようにしましょう。カーディーラーを検索できるサイトには、ホームメイトリサーチなどがあります。
基本的には、Googleで、カーディーラーと検索すれば、ご自身のお近くのカーディーラーのお店が表示されます。
ですが、このサイトでは、カーディーラーの検索はもちろんのこと、自動車の整備方法や、レンタカー会社などが一覧で載っており、さらには、ゴルフクラブの予約などもできるようになっています。
お時間に余裕がある場合は、こちらのサイトで自動車の整備など幅広く調べて見ると良いでしょう。