皆さんはクリーニング店を利用したことがあるでしょうか?ご自宅での洗濯で充分間に合っている方もいれば、週1回程利用されている方も様々だと思います。
ご自宅で出来ればいいけど、洗えない物はクリーニング店へお願いに行きますが、毎回クリーニング代金もかかるしもったいない・・そんな時にどうされますか?
そんな時の為にクリーニングに出す理想的なタイミングと時期についてまとめてみたので、家庭の出費を抑える節約術だと思って目を通してみてくださいね。
☆そもそもクリーニング店を利用する機会はいつ?
皆さんはクリーニング店を利用するきっかけはどんな状況でしょうか?自分がクリーニング店を利用する状況を考えてみてください。
・衣類に汚れがついてしまったので、汚れを落としたい
・家でアイロンかけるのは面倒⇒家事の軽減の為
・家庭用洗濯機で洗えない衣類を洗いたいから
・衣替えをしたので、着用予定がなくなった衣類をしまう前に洗っておきたいから
・お気に入りの衣類を長く大切に着用したいから
上記のような状況がさまざまにあると思いますが、クリーニング店を利用する=お金がかかります!!※当たり前ですね(笑)
衣類を清潔に保ちたいことも考えるし、でも出費は最小限に抑えたい。具体的にどんな出し方がお得なのか?それぞれ見ていきましょう!
・汚れるアイテム/ジャンル別解説
説明の為に衣類を3種類に分けてみましょう!
アウター・ボトムス・インナーに分類します。
アウター・・ジャケット・ジャンバー・コート・ダウンジャンバーなど
ボトムス・・ズボン・スカートなど
インナー・・シャツ(Tシャツ・カジュアルシャツ)など
ここからクリーニングに出す頻度が高い物から挙げていきます。
あくまでも突発的についてしまった汚れではなく、普段着用している上で徐々に汚れていきやすいもののランキングになっています。
1位・・インナー
さまざま肌着がありますが、ここでは衣類の中で肌近くに着用する物が挙げられます。
一番の汚れの原因は『皮脂』です。人間は夏だと分かりやすく汗をかきますが、冬でも微量の汗をかいています。しかも、汗は無色透明なので、何か食べこぼしでついてしまったシミなどとは違い、目で見えない汚れの1つです。
皮脂は目には見えませんがしっかりと衣類に付着しています。皮脂の場合はこの状態では発見できませんが、時間が経過する事で目に見える変化を起こすのです。皆さんは黄ばんだ衣類や黒ずんだ衣類を見た事はありますか?
元から黄色い汚れや黒い汚れが付いたのではなく、衣類に付着していた皮脂が空気中の酸素に触れる事で徐々に色が変化していった結果なのです。1番の予防策は着用したら洗濯する事がベストです。
2位・・ボトムス
ズボンやスカートはインナーと同じように汗を吸っていますが、インナー程の量を吸っているわけではありません。しかし、ボトムスは外気温に左右されることなく着用されるアイテムの1つなので、汚れる頻度は高いと言えるでしょう。
また、インナーと違いボトムスは目につきやすい汚れが多く付着する物なのです。具体的な例としては裾周りの泥や砂ぼこりなど地面と近い距離に常に存在している為に付着する機会が多くあります。
目に見える汚れではありますが、簡単に落ちるものだは無く、繊維の間に入り込む厄介な汚れが多い為、落とすのは困難なケースが多いのが特徴です。
3位・・アウター
分類分けで1番クリーニングに出す頻度が少ないものがアウターです。意外と汚れやすいのでは?と思われる方もいると思いますが、アウターが汚れる状況とはどんな状況でしょうか?
1番は車などの排気ガスによる目に見えない細かいダストの汚れや着用衣類の中で1番外側にあるので太陽からの紫外線で生地が傷んでしまいます。
上記の2点と比べると着雪的に付着して取れにくい汚れという事でもなく、逆にクリーニングに出し過ぎる事はかえって衣類を傷めつけてしまいかねない品物なのです。アウターは着用回数でいえば5回着用後に1回のクリーニングぐらいがちょうどいいのではないでしょうか?
その他衣類に関してもクリーニングとは着用していた衣類が新品に戻るわけではありません。衣類から汚れを出す為に洗濯する工程の中では、たたいたり、揉んだり、絞ったりして衣類を傷めつける行為が多くあります。
しかし、クリーニングに出すと衣類が傷んでしまうの?と心配な声もありますが、クリーニングをせずに着用している衣類はクリーニングしている衣類に比べて衣類としての寿命は半分以下とも言われています。
これはクリーニングの汚れを落とす工程よりも汚れをそのままにしておく事の方が衣類の寿命を短くしてしまうのです。クリーニングとは衣類の寿命を延ばす為に行う、延命治療であるともいえると思います。
☆クリーニングに出すタイミングで最も重要な事とは?
上記のような汚れる状況を確認してきましたが、皆さんには当てはまりましたか?次にまとめていくのは絶対に抑えておきたいクリーニング時期とはいつなのか?です。それはズバリ、着用機会がなくなったら即クリーニングをお勧めします!(笑)
いやいや・・そんなクリーニングに出していたらクリーニング代金が多くかかってしまうと感じる方もいらっしゃると思いますが、これはあくまでも『衣替え』が大きく関係しています。
ちなみに、現在ではクリーニング屋さんが忙しい時期=衣替えが行われている時期となるわけですが、年々クリーニング店の忙しい時期が変わりつつあるようです。
例年では4月から6月にかけての冬の寒い時期から春に向けて暖かい気温になり、冬に着用していた厚手のコートやセーターをタンスにしまう時期が1番のクリーニング店の繁忙期になります。しかし、例年ではこの時期ではなく逆転の発想で9月から11月にかけての秋から冬への時期にクリーニング出す方が増えていると言います。
これは着用しなくなったから洗うではなく、これから着用するから洗う人が増えてきたことが言えます。
しかし、ここが重要なポイントです。
前述で汚れは目に見えずに付着している事も多くあり、時間経過とともに汚れやシミが発生する事もあります。また、そんな衣類は虫にとっては食材においしい調味料を加えてある状態に等しいので、虫食いになるケースが非常に多い事が実情としてあります。
年に一回の衣替えでも着用し終わったらクリーニングするのと着用し始める時期にクリーニングするのでは、汚れの付着している数が大きく違うのです。
必ずクリーニングに出す際には着用する機会が終わった段階でまとめてクリーニングに出すようにした方が衣類を長持ちさせるうえで重要なポイントになります。
☆まとめ
ここまでクリーニングに対してまとめさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
各汚れの付着する状況からクリーニングに出すタイミングを説明させて頂きましたが、日常生活を送る上では自らつけるつもりのなかったアクシデントでついてしまった『汚れ』や『染み』が数多くあると思います。
出来るのであればすぐにクリーニングに出す事が最善策ではありますが、そのような『汚れ』や『染み』がつかなかった衣類に関してはそこまで多くクリーニングに出す事はありません。自分の衣類の用途に合わせた洗濯とケアが必要になりますので、参考までなればと思います。