会社の飲み会…。人間関係が良かったら楽しいですが、入社してすぐだったりするとなかなか参加する気になりませんよね。でも、参加しないとその後の関係が心配だったりもします。
実際、それだけではなく、プライベートな時間を思うように使えないのも考えどころ…。
そこで今回は、会社の飲み会を行かなくても気まずくならない方法をお伝えします。ぜひ、試してみて下さい。
会社の飲み会が苦痛で嫌い/断る方法と注意点
ここでは、日常生活で使える理由ばかりです。ほとんどの方がありえる理由ですので、断る理由として使いやすいはず。
ただ、飲み会は何回もあるので、いくつか候補を作っておきましょう。そうすることで急なお誘いにもスムーズに断ることができると思います。どの理由が自分に合っているのか確認してみて下さい。
本当は行きたい旨を伝えよう
飲み会を断る時の言葉が大切です。断るだけではなく「本当は行きたいんですけど…」とこの一言を付け加えるだけで、相手の気持ちは全く違います。そして、誘ってもらったことに対して感謝するような気持ちを伝えることで、あなた自身の印象を悪くすることもありません。
そうすることで、「今回はたまたまこれなかったんだ」という事になるはず。
適度に参加する
やはり、会社は人間関係が大切になってきますので、すべてを断ることは難しい…。というのは、毎回断っていると「本当はきたくないんじゃないか?」と疑われてしまう原因になってしまうからです。そうなってしまっては、あなたの印象が悪くなり仕事もしづらくなってしまう…。
そのような心配をしないためにも適度に参加するようにして下さい。2回に1回とまでは言いませんが、3回に1回くらいは参加することがいいでしょう。
これもあくまで目安であり、会社の飲み会がどのくらいの頻度で行われているかによっても変わってきます。年に数回であればすべて参加しなくても問題なさそうですが、月に何回かあっては、さすがにすべて断ることは難しくなってきますよね。
その場合、適度に参加するようにすると、仕事にも支障なく人間関係を築いていけるはずです。
元々予定が入っている
飲み会前に先約が入っていては、会社側も無理に誘うことは出来なくなってくるはずです。
ただ、ここで気を付けなければいけないのは、先約の内容を覚えておくこと。その後の会話でかみ合わないことが出てくるかもしれません。そんなことがあっては嘘がばれてしまい、気まずくなります。気を付けましょう。
すぐに返事はしない
断る時にも、誘われてすぐ断ってしまうと印象が悪いです。少し返事を保留にさせてもらいましょう。少し時間を置くことで相手に与える印象が違ってきます。
また、急に誘われた場合(例えば今夜など…)はすぐにスケジュールを確認するか、夫や妻に連絡するそぶりをしましょう。そうすることでスムーズに断ることができますよ。
家族を理由にする
子供の誕生日や家族の行事がある場合はその旨を伝えましょう。会社側も家族が理由なら悪い気はしないですし、むしろ家族を大切にしていると印象が良くなる可能性も。
どうしても断れない場合は、家族の体調不良と伝えてみましょう。体調不良であればそれ以上誘われないはず。
ただ、この理由を使えるのは既婚者のみになります。未婚者の方はなかなか家族理由で断ることは難しい…。例えば「地元から母親が来ている」などの理由なら問題なく断れるかもしれませんが、そうではない限り未婚者は家族理由で断るのはやめた方がいいかもしれません。
病院の予約
病院の予約は平日か土曜の午前中だけの理由になるので、この時間帯に合えば十分に使える理由です。ここでのポイントはどんな理由で通っているか?ということ。例えば…
・風邪の場合…風邪は長引くことはなかなかないので、その場限りの断る理由となります。
・通院が必要なものの場合…頭痛がひどくて通院している。怪我の関係で定期的に病院へ行っているという理由であれば、しばらく病院を理由で飲み会を断ることができます。
このように病院へなぜ通っているか?まで決めておくと、その後の飲み会も断りやすくなると思いますよ。
禁酒をしている・お酒が飲めない
禁酒は断る理由としては少し弱いかもしれません。というのは、禁酒をしていても飲み会に参加することができるからです。しかし「飲み会は飲むからこそ楽しい」と感じている方は禁酒をしていたり、お酒が弱くて飲めない方を誘わなくなるでしょう。
この理由が成功する職場であれば、初めからお酒は飲めないと伝えておくと、その後の飲み会も断りやすくなりますよ。
お金を理由に
お金がなかったら飲み会に参加することもできません。既婚者の方であれば、お小遣いが足らなくなったということは十分にあるはずです。ただ、お金を断る理由にするのを少し恥ずかしいと感じる方も…。
また、お金がないのなら上司の方がおごると言ってくれるかもしれません。そうなってしまっては飲み会を断ることができなくなる…。
飲み会に参加する可能性もあると考えながらなら、お金理由は使えます。しかし、どうしても断りたい方は他の理由にして断りましょう。
会社の飲み会に行かない/断る時の態度も大切
断る時の態度や話し方はとても大切になってきます。あまりにもそっけない態度で断ってしまうとその後、仕事がしづらくなってしまう可能性も…。そうならないために、断る時に気を付けるポイントを抑えておきましょう。
ポイント1「表情」
断る時は、笑ったり、ニコニコした顔は不向きです。申し訳なさそうな顔をして断りましょう。そうすることで、誘った側もあなたのことを、それ以上誘うこともできないはずです。
表情というのは相手に与える印象が変わってきますので、注意してください。
ポイント2「言葉」
断る理由だけではなくその他にも
・せっかく誘っていただいたのにすみません
・誘ってもらえてうれしかったです
・また楽しいお話し聞かせてください。
などの言葉をプラスしておきましょう。このような言葉を伝えることによってあなたへ悪い印象を抱くことはなくなります。断る理由を明確にすることも大切ですが、それ以外にも相手が「誘うんじゃなかった」と思わないような言葉を付け加えるようにしましょう。
ポイント3「会話」
常日頃から、職場の方たちと会話を多くとるようにしましょう。しっかりと職場の方たちと信頼関係を築いていると、飲み会を断ったくらいでは気まずくなったりはしません。飲み会に行かなかったとしても飲み会の話題を避けるのではなく、飲み会はどうだったのか?聞いてみましょう。
そうすることで、職場の方たちのプライベートな話を聞けるので、飲み会に行かなくても、信頼関係を更に深めることができますよ。
まとめ
飲み会を断ることで気になるのは、その後の会社の人間関係ではないでしょうか?しかし、ここでのポイントをしっかりと抑えておけば大丈夫ですよ。
中でも、普段からしっかりと会話をしておくことが大切。休憩中などプライベートな話を少しするだけでも信頼関係は深まっていくはず。
ただ、ある程度の付き合いは必要なことだと思います。行きたくない気持ちは分かりますが、すこーしだけお付き合いをしてみて下さい。いざ、飲み会に参加してみると案外、楽しいかもしれませんよ。