物の言い方によって素直に話を聞ける時と、聞けない時ってありませんか!?もしも同じ世代の男性から上から目線でアドバイスをされたり、注意をされたりしたらたまったものではありません。
後に残るのは不快な気持ちが大きく、相手のドヤ顔ばかりが強く印象に残ってしまいます。いったい上から目線の男性にはどんな特徴があり、どんな心理状態を有しているのでしょう。
上から目線の男性の7つの特徴
身の回りにいる男性の普段の言動を思い起こしてみてください。上から物を言いたがる男性には、次の7つの特徴が見られます。もしかしたら、あなたの周りにいる男性にも当てはまる事柄があるかもしれませんね。
身の程をわきまえずにアドバイスをする
自分を自分でしっかりと律していない人がアドバイスを行えば、素直に聞き入れてもらうことは難しいでしょう。言われた相手からすれば、「あなたなんかに言われたくない」と心の中で思っているかもしれません。
しっかりと自分の立場をわきまえて振舞うことできずに、余計な行動に出てしまいます。それは過信とも言えるほど、変な自信を自分に対して持っているから生じてしまうのです。
相手の成功を素直に喜べない
とにかく自分が1番でないと嫌だという人が多いですから、知らないうちに相手を見下してしまっているのです。たとえ、同僚が素晴らしい業績を残したとしても、素直に喜ぶことができずに、あら探しをしてしまいます。
よせばいいのに、それを目の前ではっきりと相手に指摘してしまい、不快な思いをさせることがあります。心のどこかで諸手を挙げて賛辞したい自分がいるのに、素直にそういう気持ちを表現することが苦手なタイプなのです。
他人の話に耳を傾けない
自分が大好きな人ですから、他人からの話に耳を傾けるようなことは、ほとんどありません。多くの人々の意見を聞いて考えを深めるというような考えはなく、自分にとって都合の悪い意見はスールしがちです。
上辺だけは「分かりました」と言っていても、聞く態度を見ていれば誰だって察しはつきますよね!?もしかしたら、その都合の悪い意見の方が正論だという可能性もあるのですが、そこまで思考を深くして考えることは難しいようです。
自慢話が多い
こちらから聞きもしないのに自分の自慢話を持ち出して、盛り上げて的な雰囲気を作り出してしまいます。「昨日は部長から期待の新人で言われたんだ」とか「知らない人からカッコイイってよく言われるんだ」などを例として挙げることができます。
こんなことを言われてしまったら、聞いている方からしたらどうでもいいことなのに「スゴイね」などで応じるしかなくなってしまいます。その言葉を聞いて始末が悪いことに自分自身に酔いしれ、ますます変な自信をつけていくのです。
「俺は」が先に出てしまう
自分が世界の中心にいるようなタイプですので、相手に質問を投げかけておいて自分で答えてしまうこともあります。「学生時代に好きだった歌手は?」と尋ねてから間も置かずに、「俺はね…」といった具合に話を展開していくのです。
ホントは他人の話はどうでもよくて、相手への質問形式をとった上で自分の話を聞いてほしい気持ちの表れなんです。「俺は」とやたらと口にする男性に出会ってしまったら、もしかしたら自己中の俺様タイプかもしれませんよ。
負けを認めることができない
他人と比べて必要以上に落ち込んだり、喜んだり、テンションの上下が激しいのも特徴の1つです。ですから、勝負になれば「勝つ」ことに異常なほどこだわりを見せます。
負けた場合でも、そのプロセスを振り返ると学ぶことは多いのに、それをしようとしません。勝ち負けによって相手に対する対応を変えてしまうのです。負かした相手には上から物を言い、負かされた相手には下からといったように。
相手に気を遣った発言ができない
自分が他の何よりも中心なのですから、当然と言えば当然ですね(笑)。その発言によって相手がどんな思いをしてしまうと言った想像力を働かせることができません。
ですから、「その年で彼氏できないってあり得ないでしょ?」と言った発言を知り合いの女性にしていることも珍しくありません。これは自分に彼女がいなかった経験がないため、その気持ちに寄り添うことができないといった印象を受けます。
それを言われた女性は、心地よい気分になったとは思えません。
上から目線の男性の心理状態は?
実は、虚勢を張っている
少しでも自分を現実の姿よりもよく見せたいと願うのは誰もが思ったことがあるはずです。しかしながら、上から目線の男性の心理には虚飾にまみれた強がりが見え隠れしています。
自分の思い描いた理想像に自分を投影させて、現実の自分を見ないようにして自分の心の平静を保っているのです。見方を変えれば、自分の思いをうまく伝えることができないだけなのかもしれません。
相手よりも優位に立ちたいという気持ちの表れ
自信家で、自分が他者よりも上にいないと気が済まないタイプの人が多いです。そのため周りからバカにされたくないという心理が働き、ちょっと言動が上から物を言った感じに陥ってしまいます。
本人にとっては、こうすることで相手よりも優位に立つことができたとして、安心感を覚えているのです。ホントは自分自身を自分で肯定できていないのに、見栄を張るからこういう態度をとってしまいます。
それに付き合わされる周囲にとっては迷惑な話ですが、自分のことしか頭にないから仕方がありません。
認められたい気持ちの裏返し
上から目線の男性は他人の評価など気にも留めないように感じるかもしれませんが、本音ではとても気になっていることが多いのです。他者を肯定することはしたくないけれど、自分のしたことについては認められたいという子どもみたいな心理状態です。
もしかしたら褒められた経験が幼少期に少ないために、それを補う形でこのような行動をとってしまうのかもしれません。尊敬されたい、褒められたいといった思いが高じて、自分をより大きく見せてしまっているのでしょう。
まとめ
ホントに上から目線の男性に振り回されてしまうと、周りはとても迷惑な思いをしますよね!?
その特徴と心理をまとめると次のようになります。
特徴については、とにかく自分が中心でなければ気が済まないところが多く、他者への配慮に欠けた発言が多く見られます。上から目線の男性の心の中は、実は気が弱く、「究極の構ってちゃん」と表現してもいいでしょう。
周りから注目を浴びたいから、わざとマイナスな言動をして自分が優位に立つようにアピールしているのです。