一言に化粧品と言っても安いプチプラの化粧品から高いデパコスのような化粧品までありますね。しかし、高ければ高いほどいいものなのでしょうか?安いと何がいけないのでしょうか?
これは、化粧品を使用していると気になることの1つです。そこで今回、化粧品は高い安い関係なく一緒なのか?高い化粧品を購入することは無駄遣いになるのか?という事を調べてみました。
☆化粧品が高い理由
調べていくと、高い化粧品が無駄遣いかも?と思ってしまうような理由があったのです。見てみると確かにと思うものも多い。どうしても高い=いい化粧品と思っている方は多いはず。そんな方には、ぜひ見ていただきたいものですね。
・成分を高いものを使っている
成分の高いものを使用していると聞くとどのようなものを想像しますか?私は「ヒアルロン酸」などの肌にいいものが出てきます。
しかし、ここで言う、成分が高いものというのはパールやシルクなど。何も知識のない状態で見るとパールやシルクって化粧品に記載されているだけで高くて肌にいいイメージがします。
ただ、実際のところパールやシルクは肌への影響はほとんどないそうです。ということはパールやシルクは肌に必要な成分ではないのです。このような肌に必要なもの以外の高い成分が入っているのが化粧品が高くなる理由の1つ目です。
・容器とパッケージに力を入れている
高い化粧品は、パッケージや容器も重要です。どれだけ中身が良くてもパッと見が安っぽかったら中身まで安い様に見えてしまう。そうならないために、化粧品をどんなものに入れるのか?というところにお金が掛かっているのです。
もちろん中身の製品上、容器が決められているものもあるとは思いますが、いろんな高い化粧品を見ていてそのような化粧品は少ないと感じました。
化粧品を高く見せるために容器を工夫しているのが化粧品が高くなる理由2つ目です。
・お店の維持費
高い化粧品は百貨店などの場所にあることが多いです。このような場所に店舗を出せるということはそれだけ、家賃のようなものが生じてきます。そのため、必然的に化粧品が高くなってしまうのです。これが化粧品が高くなる理由の3つ目です。
ここで、高い化粧品の理由が分かってきました。では、高い化粧品と安い化粧品を比べるとどのようなことが違ってくるのでしょうか?見ていきましょう。
高い化粧品のメリット・デメリット
高い化粧品は、なかなか購入することができません。だからこそメリット・デメリットを知っておく必要があります。奮発して高いものを購入したのに、効果を感じなかったりしたらショックですからね。
・メリット
メリットは、肌にとっていい成分がたくさん入っていることです。安い化粧品にも同じような成分が入っていたとしても高い化粧品の方が比率が高いことが多い。そのため、高い化粧品程、肌への効果を短期間で感じやすいです。
また、どんな方に向けての化粧品なのかがはっきりしています。例えばオイリー肌・乾燥肌などです。安い化粧品で効果をなかなか感じられないのであれば、高い化粧品を使用することでしっかりと栄養成分を肌に入れることができ、悩みが解決するかもしれませんよ。
・デメリット
デメリットはやはり、価格の高さです。独身で働いている方なら問題ないかもしれませんが、学生だったり、主婦だったりすると自分に使えるお金が少なかったりします。そのため、なかなか購入することが出来ないので、よかったとしても続けて使用することは難しい…。
また、成分がしっかりと入っているからこそ、肌が合わなかった時に荒れてしまう可能性があります。せっかく高いものを購入したのに肌に合わなかったら辛いですよね…。
高い化粧品を購入するときは、事前にサンプルなどで試してから購入するようにして下さい。
実は、私も以前デパコスを使用して失敗したことがあります。私の場合は肌に合わないとかではなく、化粧品の香りがきつくて使い続けることができなかったのです。
高い化粧品程、特徴が出やすいので香りや使い心地も含めて、個人差が大きく出るのだと感じました。
安い化粧品のメリット・デメリット
安い化粧品はドラッグストアなどで購入することもできて、高い化粧品よりも身近です。そして価格が安いということは誰でも購入することが出来ます。学生や主婦には助かる化粧品ですね。
・メリット
1番のメリットは、やはり価格の安さ。誰でも使えるような料金設定は嬉しいです。また、安い化粧品は身近なところで購入することができます。今ではコンビニでも購入が可能。この手軽さも安い化粧品のメリットだと感じます。
そして、使用していて感じるのは、いろんな人が使えるということです。安い化粧品で肌荒れを起こしたという方は少ないです。これは万人向けに作られているということだと感じました。
・デメリット
安い化粧品のデメリットは美容成分が少ないことです。高い化粧品と同じ成分が入っていたとしても比率がとても低くなります。そのため、肌への効果を感じられるのに時間が掛かったり、肌が何も変わらなかったりします。
変わらないということは、肌質を改善できないということにも繋がります。その場、限りの効果ということになりがちです。
☆自分に合った化粧品を選ぶには試すのが1番
結局、高いから肌にいい化粧品というわけではありません。高い安いではなくて、自分に合う化粧品が1番なのです。人それぞれ肌質が違うので、試してみないと分かりません。
例えば、安い化粧品ばかりを試していて、そんなに効果を感じないのであれば、高い化粧品を試してみる価値はあります。美肌の人が必ずしも高い化粧品を使っているわけではありません。
もしかしたら化粧品ではなく、洗顔法を工夫したりと化粧品が関係ないところでの努力をしているかもしれない。もしかしたら、安い化粧品をたっぷりと使うことで肌のケアをしているのかもしれない。
そのくらい、化粧品の合う合わないは人それぞれなのです。いまいち合う化粧品が見つかっていない方はいろんなサンプルで試してみて下さい。
☆まとめ
高い化粧品を購入することは無駄遣いというわけではなかったですね。しかし、人それぞれ肌質が違うので、安いからダメ、高いから良いと考えるのではなく、自分に合ったものを探すようにしましょう。
化粧品で大切なのは、ずっと使い続けないということです。年齢を重ねていくと肌の悩みが段々と変わってきます。なので、肌の悩みが変わったら化粧品も変えるようにしたほうがいいですよ。