逆子になると気になるのは「逆子が治る瞬間はわかるの?」というところです。妊娠の周期によっては検診が月に1回の時もあります。そんな時は、エコーで確認をする機会が少ないので、逆子が治っているかどうか気になる…。
エコーで見る以外にも逆子が治ったかどうか、確認する方法や、逆子が治る瞬間が分かったら嬉しいですよね。逆子が治らずに帝王切開になる方は、全体の3%ほどだと言われています。
ということは、ほとんどの方が治っていると言うことです。週数にもよりますが、逆子と言われたことで、悩みすぎてイライラしてしまうこともあるかもしれません。しかし、そんなに神経質にならずに、赤ちゃんがゆっくり逆子から戻ってくれるのを待ちましょう。
そのくらい、心の余裕があった方が、妊婦さん自身も穏やかに過ごすことができますよ。妊娠中にイライラしてしまうと、お腹の張りなどに繋がる可能性があるようです。そうなってしまっては、赤ちゃんがお腹の中で過ごしづらいことになってしまうかもしれません。
そうならないように、妊娠中は穏やかに、のんびりと過ごし、お腹に赤ちゃんがいる時間を大切に過ごせるといいですね。
☆逆子が治る瞬間はわかる?
逆子になった場合、治る時に分かるのは、人それぞれの様です。その理由として、大きいのは赤ちゃんの大きさだと言われています。
・週数が27週頃までの逆子の場合
この週数くらいまでは、お腹の中で赤ちゃんはくるくると体勢がかわりやすい様です。というのも、お腹に対して、赤ちゃんがまだまだ小さいことが理由でしょう。
小さければ自由に動ける…。理解出来ますよね。自由に動けるからこそ、逆子が治ったり、逆子になったりという変化に気づきにくいです。実際に、私もこの頃の検診の時に逆子になったり、ならなかったりを繰り返していました。
しかし、自覚としては、赤ちゃんがどちらを向いているのか分かりませんでした。エコーで先生に言われて、初めて分かるということがほとんどです。
・週数が27週以降の逆子の場合
いつもとの胎動とは違う動きを感じたり、「ぐるーん」とお腹の中で赤ちゃんが動いた感覚が分かる方も多いです。これは27週の妊婦さんとは違い、赤ちゃんが大きくなってきて、お腹の中の動きを敏感に妊婦さんが感じ取れるようになっているからでしょう。
また、27週以降になってくると、胎動も頻繁に感じることができ、胎動の力も強くなってきます。そのため、胎動の感じる場所で、逆子かどうか何となく分かる妊婦さんも多い様です。
ただ、逆子の治る瞬間というのは、感覚的なもので、絶対というものではありません。実際に体験した方も「たぶんあれがそうだったのかな?」と半信半疑の方も多いです。中には逆子が治ったと思って検診に行って、エコーを見てみると治っていなかったという方も…。このように、感じ方にも個人差があります。逆子と言われた場合、お腹をいつも以上に気にしたり、ちょっとした変化に気づけるようになると、もしかしたら、逆子が治る瞬間が分かるかもしれませんよ。
逆子とそうでない時の胎動の違いとは?
逆子が治ったことに気づくポイントとして胎動というキーワードが出てきましたね。普段、何気なく関している胎動ですが、その感じているほとんどが、足の動きだと言われています。胎動の中で「ポンッ」と蹴られているように感じることがありませんか?
それは、足でけっているのでしょう。また、「シューン」とお腹の内側をなぞられているような胎動もありますよね?それは、手が動いていると言われてします。このように、赤ちゃんの手足の動きで胎動の感じ方が変わってくるのです。では、逆子の場合、どのように感じるのでしょうか?見ていきましょう。
・胎動の位置が変わる
「ポンッ」と足で蹴るような胎動があった時、みぞおち付近に感じた場合は、赤ちゃんの頭が下になっているということになります。しかし、膀胱を蹴られているような感覚がある場合は、赤ちゃんが逆子になっている可能性が高いです。
ただ、胎動で逆子がどうか感じ取るためには、普段から胎動に敏感でなければいけないかもしれません。胎動1つ1つに反応しなくてもいいですが、時間がある時や、ゆっくりテレビを見ている時など、お腹に手を当ててみてください。
そこで、お腹のどの辺に胎動を感じるのか覚えておきましょう。そうすることで、逆子になった時、逆子が治った時の変化に気づける可能性が高くなりますよ。
・しゃっくりの感じる場所が違う
胎動というのは手足の動きがほとんどですが、しゃっくりを感じている妊婦さんも多いはず。ただ、胎動ほどしゃっくりに気づいている方が少ないです。胎動の動きとは違い、細かくちょっと動くような感覚があったら、もしかしたらしゃっくりかもしれません。
そのしゃっくりの位置はどの変なのかお腹を触って確認してみましょう。そこで、胎動と一緒で、頭の位置を考えてみて下さい。お腹の上の方で動きを感じるようでしたら、逆子の可能性が高く、膀胱付近で動きを感じたら、頭が下になっている可能性が高いです。
このように、お腹の中にいる赤ちゃんの動きで、逆子なのか?治ったのか?感じ取ることが出来ると言われています。ちょっとした時間に、意識してお腹を触ってみて下さい。どこで、どんな動きをしているか意識してみるとわかってくるかもしれませんよ。
また、お腹を触って胎動を感じていると、逆子かどうかの前に、元気に動いている赤ちゃんを愛おしく感じる時間になることでしょう。
☆逆子の時に試してみよう
逆子を治すために、逆子体操をしたり、お灸をしたりすることは一般的に知られています。しかし、それと同じように効果が得られると言われていることが2つあるのでご紹介しましょう。
・締め付けのない、下着や服を着る
お腹を締め付けないことで、お腹がゆったりとした柔らかい状態が続きます。締め付けのない下着や衣服を着ることで、赤ちゃんがお腹の中で動きやすいと言われています。切迫早産などで、逆子体操をしたり出来ない場合は、緩い衣服を身に付けて見ましょう。
・たくさんお腹を触って、話しかける
根拠はないですが、赤ちゃんに話しかけて、お腹の下の方を触りながら「頭はこっちだよ」と言ってあげてください。そうすることで、もしかしたら逆子が治るかもしれません。試してみる価値はありますよ。
☆まとめ
逆子を体験している方は、結構たくさんいるので、友人からいろんな情報を手に入れるようにしましょう。必ずしも、友人の様にはならないと思いますが、1つの経験談として知識を持っていることはいいことですよ。私は臨月になってからも、逆子でした。
しかし、ギリギリのところで逆子が治ったのです。しかし、いつ逆子が治ったのか分かりませんでした…。私のように、赤ちゃんがある程度、大きくなっていても逆子が治る瞬間が分からないこともあります。
結果的に、逆子が治る瞬間が分かるかどうかは個人差が大きいです。逆子が治るように赤ちゃんに伝えるのが、個人的には1番おすすめの方法になります。