好き合って結婚したはずなのに、いつの間にか夫婦の仲は冷えきってしまい、「離婚」という決断をしてしまう夫婦が年々増えていっています。では、一体どんな時に「離婚」の文字が頭によぎるのでしょうか。
男の人と女の人とでは、考え方も違うのは当たり前です。ましてや育った環境も全く違うので、価値観の相違が出てくるのも当たり前です。それを許容範囲として、受け入れていけれながら結婚生活を続けるのか、それとも我慢をしながら結婚生活を続けていくのかでも、また違ってきます。
今回は離婚をしたいと思ったきっかけと、それを我慢するのが本当に幸せなことなのか、調べました。では、早速、男女別に離婚をしたいと思ったきっかけをご紹介していきます。
☆離婚をしたいと思ったきっかけは?
夫婦一つ屋根の下で暮らしていると、少なからずお互いの欠点が見えてきたり、価値観にズレを感じたりしてくるものです。「なんでこの人と結婚したんだろう。」「一緒にいたくない」「結婚してる意味がわからない」なんて思ったことはありませんか?
どんな時に、そう思うのでしょうか。
女性の場合
経済的な理由
夫婦で生活していくには、お金は必要です。夫の職が安定しない、給料が安すぎるなど、子どもがいたりこれから作ろうとしていても将来が不安になってしまうので、離婚を考えるきっかけになりやすいです。
金遣いが荒い
ギャンブル依存症や趣味にお金をかけていたり、家庭のお金まで使い込まれると、生活に響いてきますので、将来に希望が見えなくなります。
家事や子育てに協力的でない
共働きをしている夫婦や子どもが生まれた家庭では、お互いに協力し合わないと上手く家庭がまわりません。奥さんにばかりおしつけていると、奥さんに全てのしわ寄せがきて、体調を崩したり、精神的にやんでしまったりします。
思いやりを感じない
相手に対して、感謝の気持ちや思いやりがかけて、自分だけなんで。という気持ちが芽生えやすくなります。そんな状態が続くと、一緒にいる意味がないと感じ始めるのです。
暴力や暴言
近年、この原因が増加傾向にあります。モラハラやDVは精神的にも肉体的にも屈辱的で大きな傷を受けます。エスカレートすると共依存になり、自分自身を見失ってしまうこともあります。
旦那の浮気
旦那さんの女性関係に悩まされる女性も多いのではないでしょうか。体の関係をもっていなくても、女性関係にはどこまでがボーダーラインかしっかり夫婦で話し合っておく必要があります。価値観のずれから、トラブルに繋がる可能性もあります。
義両親との不調和
旦那さんの両親と良い関係を保てないことも互いにストレスを感じ、離婚に繋がるケースがあります。また、旦那さんが奥さんよりも自分の母親の肩をもったり優先してしまうと、奥さんが孤独に感じてしまいます。
男性の場合
家事ができない
自分が外で働いて疲れて帰ってきた時に、部屋が散らかっていたり、食事の用意がされていなかったりすると、自分のことを大切にされていないと感じます。
子どもがいたり、共働き家庭では状況がまた変わってきますが、専業主婦なのに、家事を何もしない。となると、旦那さんからしたら、耐え難いことなのです。
価値観のズレから言い合いが多くなった
お互いの価値観が違っていることで、一緒にいればいるほど相手への配慮にかけ、自分の意見を通そうとする姿勢が多くみられるようになります。そうすることで、相手からの思いやりや優しさなどを感じられなくなり、離婚を考えるきっかけに繋がります。
自分の親との不仲
嫁姑関係がうまくいかず、間に入ることが精神的に辛くなったりする場合です。多くの男性は、自分の親とも仲良くしてほしいと願っています。
女性と男性では離婚したいと思う理由が少し違っていましたね。
では、離婚したいと思ったときに、じゃあ離婚しましょう。と決断する人はまずいないと思います。結婚生活を続けて行くために、まずは、どのように改善できるのか、改善ができないのであればその状態を受け入れていくのかを考えるかと思います。
そこで、「我慢」することは、本当に結婚生活幸せなのかどうかをみていきましょう。
☆離婚を我慢することは幸せなのか?
離婚は結婚の時よりも何倍も労力が必要になります。子どもがいたらなおさら離婚は踏みとどまってほしいものです。シングルマザーになると、夫のストレス以上に大変なことがたくさんでてきます。経済面はもちろん子どもから父親を奪うことになりますので、父親の役割も母親が担っていかなければいけません。
離婚を回避するためにも、夫婦でしっかり話し合いをして改善できれば一番ですが、人の性格はなかなか変えることができません。そんな時に、相手の欠点を受け入れれない部分に対して「我慢」しようと思うのです。
しかし、この「我慢」は、積み重なっていけば、いつか限界がきて爆発してしまいます。そうなってしまったときは、もう修復不可能になってしまいます。「我慢」をする前に、まず夫婦でしっかりとお互いのイヤな部分を話し合いましょう。
コミュニケーションをとることが何よりも大切です。自分自身の意地やプライドを捨てて、正面で向き合ってください。すると、お互い歩み寄れるかもしれません。一生続く夫婦関係を修復不可能になる前に、自分が我慢すれば、と思わずに、まずはその思いをしっかりぶつけましょう。
その結果、幸せな家庭に繋がっていくはずです。
☆まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、離婚をしたいと思ったきっかけをご紹介しました。
夫婦一緒にいる時間が長くなればなるほど、相手の欠点や価値観のズレを感じるようになるでしょう。そんなときこそ、しっかりコミュニケーションをとることが大切なのです。その努力をする間もなく、我慢をし続けると、あとで収拾つかなくなります。
せっかく好いて結婚したのだから、最悪の結末にならないように、手を取り合って幸せな家庭を築いてください♪