冬に向けて乾燥が気になってくる季節になってきました。最近では乾燥肌の方がととても多く、肌に違和感を感じて過ごしにくさを感じているのです。
そんな時に「お風呂に入らない方がいいよ」と言われてら耳を疑いませんか?きっと、日本人であればほとんどの方が湯船に浸かる機会は多いです。
また、湯船にきちんとつかることで疲れが取れるようなメリットもありますよね。そのため、湯船に浸からないという選択はなかなか難しい…。
でも、大丈夫です!お風呂に全く入らないというわけではありません。例えば、湯船の温度を気を付けたり、時間を気を付けるだけで乾燥肌を今以上に防ぐことが出来るのです。
ただ、年齢を重ねるごとに皮脂が少なくなるので、そこは入浴法だけではどうもできません。入浴後の保湿はしっかりとすることが基本なので、その基本プラスで考えたうえで入浴法を試してみて下さい。
乾燥肌の人はお風呂に入らない?その理由とは
乾燥肌の方はお風呂から出た後にすごく乾燥を感じることがあります。そのため、体を拭いたすぐに全身の保湿をしたり、乾燥しすぎて不快感を感じてしまうのです。
しかし、お風呂に入らないというのは不潔な気がして気になります。では、お風呂に入らずにどうしているのでしょうか?本当にお風呂に入らないのでしょうか?その疑問を解決していきます。
・お風呂ではなく湯船に入らない
一日仕事をしたり、学校へ行ったりと外へ出ているためお風呂に入らないことには抵抗があります。そのため、お風呂には入りますが、湯船には入りません。
湯船に入ることはとても気持ちがいいですし、毎日の疲れが取れた気になりますよね。しかし、いろいろな国と比べてみると毎日湯船に入るのは日本人くらいだそうです。
湯船に入ることは体の皮脂を落とすことにもなります。そのため、湯船につかりすぎてしまうことは乾燥肌を招いてしまいやすいと言われるのです。どうしても湯船に入りたいのであれば、温度に気を付けて下さい。
温度が40度以上になると必要な皮脂も落ちやすいので、高くても39度ほどの温度にするようにしましょう。そして、長時間入らないように気を付けて下さい。
・湯船には効果的に入る
湯船に入ることで皮脂がなくなってしまい、乾燥肌になる理由になるとお伝えしました。しかし、入らなさすぎるのも問題のようです。
体がしっかりと温まることで、ターンオーバーが正常になっていきますので、乾燥肌が改善する可能性まおります。そのため、湯船に全くはいらないというのも問題なのです。
では、一体どうしたらいいの?と感じますよね。湯船には10分ほど浸かりましょう。湯船に入るととても気持ちがいいので10分はあっという間に感じます。そのため、長時間入りすぎてしまうこともあるのです。
ただ、長時間入ることは温度が低くても肌に負担が掛かるようなので、時間を守ってはいるようにしてください。
・湯船に入るなら洗わない
湯船に洗わないで入るとなると不潔に感じることでしょう。しかし、体の汚れは洗わなくても湯船に入るだけでほとんど落ちると言われています。
そのため、しっかりと体を洗ってから湯船に入ると体の皮脂が取れすぎてしまう様です。湯船にはいるのであれば洗わずに入ることがおすすめになります。
しかし、家族がいたり同棲していた李する場合は、この入り方は他のかたの迷惑になるのであなたが最後に入るか、違う入浴法にするか考えた方がいいです。
お風呂はシャワーだけの方が肌が綺麗になる?
湯船に入らない方が乾燥しないということは、シャワーにしたらいいのでしょうか?しかし、毎日シャワーというのも冬などの寒い時期は辛いですよね。シャワーをする時の気を付け方や、その他の乾燥肌に繋がる行動も覚えておきましょう。
・シャワーも高すぎない温度にしよう
湯船と一緒でシャワーの温度も高すぎると必要な皮脂が落ちてしまうと言われています。そのため。40度を超えるシャワーで体や頭を洗うことは避けましょう。
しかし、寒い時期などは少し熱いシャワーを浴びたいですよね。そんな時は、浴室暖房を付けることでシャワーの温度が多少低くても、温度以上に暖かく感じます。
もし、浴室暖房がついていないのであれば、脱衣所の扉をあけて暖房器具を置くことで浴室も暖かくなるはずです。工夫次第でシャワーの温度が低くても寒さを感じにくいので試してみてください。
・石鹸は入浴用を使おう
乾燥肌だと体にいいものをという考えから「無添加石鹸」を使っている方がいます。しかし、無添加ということは保湿してくれる成分も入っていないことがあるようです。
そのため、無添加はいい意味でも悪い意味でも今の乾燥肌の状態を変えてくれません。乾燥肌が気になるのであれば、保湿成分がたっぷりと入った入浴用の石鹸を使うようにしましょう。
また、一般的にはボディーソープよりも固形石鹸の方が乾燥しにくいと言われていますが、固形石鹸は清潔に保つことが難しいので、乾燥しにくいことも大切ですが、使いやすさや保存のしやすさを考えて使うものを決めましょう。
・手で洗おう
体を洗う際にボディータオルやボディースポンジを使う方もいます。ごしごしと洗うことで汚れが落ちている気がして、心地よく感じる方もいるのでしょう。しかし、ごしごしと洗うことで肌が傷ついてしまったりする様です。
その結果、乾燥がひどくなることもあります。そのため、乾燥が気になる方は手で洗うようにしてください。普通の生活をしているのであれば、ボディスポンジなどでごしごしと洗わなければいけない程は汚れません。
また、どうしてもボディスポンジの感触が好きで使いたいのであれば肌触りが柔らかいものに買い替えるか、毎日使っていたものを3日に1回など使う回数を減らしましょう。
まとめ
文字だけで「お風呂に入らない」と見ると抵抗ある方が多いとは思います。しかし、乾燥肌を少しでも防ぐためには入浴法にポイントがいくつかあるので、お風呂に入らないわけではありません。
体も清潔にすることができますし、ポイントさえ押さえておけば湯船に浸かることが出来るのです。乾燥肌が悩みの方や、これからの季節のために気を付けたい方は試してみて下さい。
また、入浴法を変えたとしても、お風呂に入ることで体が乾燥することは仕方がないことです。しっかりと保湿をすることを忘れずに行いましょう。