日中は仕事で忙しくすごし、家では常に家事をして休む暇がない。
共働きで忙しいあなたの日常ではないでしょうか。
時間にゆとりを持つコツは、家事を断捨離して1週間単位で終わらせるということです。日々のスケジュールに余裕がないと心身ともに疲れてしまいます。
毎日を少し楽にすごす、疲れを明日に持ちこさないコツをご紹介します。
共働きなのに休日は家事で一日終わる?
忙しくしていると「もう今日はいいから休みの日にしよう」と家事を持ち越すことがあるかと思います。共働きのあなたは特に、たまった家事でせっかくの休日が終わってしまうということもあるかもしれません。
私も新婚の頃は家事をこなす手際が悪く、毎日寝るのは深夜でした。
仕事で朝が早いので、家事をするとしたら帰宅後か休日に限られてきます。しかし帰宅も遅い時間だったので、疲れた日は掃除や洗濯などを休日にまとめてすませていました。
そうすると、休日にたくさんの洗濯物やこまごまとした掃除を済ませなければいけません。せっかくの休日なのにまったく休んだ気がしなくなってしまいました。
少しずつ心にも余裕がなくなりイライラし、いつも疲れが抜けないような毎日でした。この状態から抜け出すために必要なのが家事の断捨離です。
まずは必要な家事を一覧にします。
そして、それぞれの家事を各曜日に振り分けます。この時に気をつけたいのが、仕事のボリュームが大きい日には割り振る家事を最低限にするということです。
または、疲れがたまりやすい水曜、木曜はほとんど何もしない日として設定します。仕事で疲れて帰ってきてから「あれもやって、これもやって」と考えて動くのはものすごいエネルギーを必要とします。
疲れないために、あらかじめハードな日は最低限の動きだけでいいようにスケジュールを組みます。また、ひとつひとつの家事に対して、本当に毎日行う必要があるか考えます。
いつもの家事はつい「毎日やらなきゃ」と考えてしまいがちですが、逆に毎日やらないようにするにはどうしたらいいかを考えます。
一日にすませていた家事を一週間かけて終わらせるイメージです。
日常生活には終わりがありません。
毎日の家事で息切れしないためにも、あなたが快適に生活できるペースをみつけましょう。そして、休日にはあまり家事をつめこまないようにします。せっかくの休日は体を休めたりリフレッシュをして過ごすため、基本の家事は最低限にします。
私の場合は拘束時間が長い職場で休日にも連絡が入ることがあったので、この方法で家事をこなすようになりずいぶんと心身に余裕ができました。
さらに、余裕ができると不思議と家事の質も高まり、結果として快適にすごすことができました。次は、私が実際に試して正解だと思った時短家事のポイントをお伝えします。
共働きで忙しくても家事を楽にこなすには
家事の中でも時間がかかり、悩みが尽きないのが料理ではないでしょうか。
メニューを考えて、作った後に洗い物までがワンセットなので私は一番負担を感じた家事でした。効率を重視するのであれば宅食などのサービスを利用することをおすすめします。
全て材料が切ってある献立セットを注文すると毎日の食事作りがとても楽になります。また、何もしないと決めた日は外食やスーパーのお惣菜ですませて早めに休みましょう。
そういったサービスを利用しない場合も、なるべく大きな調理器具を使わないようにすることで洗い物の負担を軽減することができます。レンジ調理もあわせることで料理の幅が広がり、時短ができます。
さらに、炒め物などはいつもの倍量を作り、冷凍保存しておくと作り置きをする時間も節約することができます。個人的な感想ですが、休日のおかず作り置きという方法は私には合いませんでした。
作り置きをするために長時間キッチンに立ち続ける体力が、休日には残っていなかったためです。しかし平日の料理の負担は軽くしたかったので、一度に作る量を増やし冷凍や冷蔵でストックをすることにしました。
忙しくても自炊を目指している場合は、ぜひためしてみてください。洗濯は洗濯機に乾燥機能がついていれば干す手間がなくなるのでとても楽になります。もし乾燥機能がついていない場合、時短のカギになるのは洗濯機を回す時間と洗い物の量です。
洗濯機を回す際はタイマー機能を使うことで時間を有効に使う事ができます。朝なら起床時間に、夜なら帰宅時間にタイマーを合わせておくと時短になりました。
また、主人との2人暮らしでは1日にでる洗濯物が少量のため、仕事がハードな時は週に2~3回洗濯をする程度にとどめていました。
ただし夏場は衛生面も気になったので、下着や肌着など必要最小限のアイテムを毎日洗濯するようにしていました。掃除や片付けは毎日行うことをおすすめします。
ただし、かける時間は10~15分程度集中して行います。今日は掃除メイン、翌日は片付けメイン、と日によってローテーションすると時間も有効に使うことができます。
また、浴室掃除は入浴後にすませるこで、翌日帰宅してすぐにお湯をためることができます。ここまでは最低限の家事についてご紹介しましたが、毎日暮らしていると衣替えや普段しない所の掃除など、たまに行うボリュームの大きな家事も行わなければいけません。
ボリュームの大きな家事はやはり休日にこなすことになります。
そんな時はパートナーを巻きこんでイベントごとのように行うと意外と楽しくすませることができます。たとえばお互いの好きな音楽をかけながら、またはどうしたら効率よく終わらせることができるか話し合いながら普段しない場所を掃除します。
一緒に行うことで負担が軽くなるだけでなく、連帯感も生まれるので新婚カップルにはコミュニケーションの方法としてもおすすめです。私は片付けがとても苦手なのですが、主人と話しながら片付けを行うと不思議と苦手意識がわきませんでした。
苦手意識のある家事はひとりで抱え込まずに、パートナーを頼ることも手段のひとつです。
まとめ
結婚して家庭や仕事を両立しようとすると色々な壁があらわれます。
特に新婚の頃は理想もあり、自分でハードルを高くしてしまっているかもしれません。大切なのは全てを完璧にこなすことでなく、あなたがパートナーと楽しくすごすことです。
毎日を充実してすごすにはどうしたらいいか、ちょっとしたコツですがぜひ試してみてください。