予想だにしない突然の別れから、せっかく結婚する約束を交わしたのに破棄された!
なんて方は居られると思います。
もちろんショックですし、未来が見えなくなってしまいますよね。まるでその心はぽっかりと穴が開いたかのよう…。だったらせめて、開いた穴の埋め合わせは慰謝料で取り戻したい!慰謝料を請求できる要因とはどんなものがあるのでしょうか。
そこで口約束で婚約しても慰謝料を請求できるかについて調べてみました。
ぜひご参考までにお付き合いいただければと思います。
☆口約束で婚約は成り立つのか?
何気なく交わす「結婚しようね!」の約束はお互いの同意があるかどうか。
ここがポイントです。
しっかりと本心で将来を見据えての判断であれば婚約は成立するでしょう。しかし、軽い気持ちによる約束であれば婚約は成立しません。お互いの気持ちが高まっている状態での婚約は非常に危険なのです。
この気持ちが高まっている状態とは、交際の期間が短いことでお互いの悪いところなどに目が届かず、将来のことまで考えていないということです。
ここで婚約をしてしまったらどうでしょう?
後悔の念に駆られるだけではないでしょうか。
いざ結婚となったときに、「やっぱりこの人でいいのかなぁ…」、「この人といたら幸せになれる?」、「私と釣り合わないのでは?」などの不安がでてきますよね。短い期間という交際歴にはさまざまな落とし穴があるのです。
ここではしっかりとお互いを理解し、愛を深めておきたいとこですね。婚約にいたるまでは長期の交際歴が必要でしょう。お互いの悪いところ、良いところ全てを受け入れ、それでもこの人と生涯を共に生きていきたい!
そこでようやく婚約に繋がるのではないでしょうか。よく耳にするのが電撃結婚ですが、やはり生涯性としては失敗に終わる方がほとんどですよね。婚約という言葉の重さを今一度見直すべき点ともいえます。
じっくり時間をかけてお互いの愛を深めるこれこそが婚約という言葉に見合う姿勢なのではないでしょうか。
☆口約束での結婚は別れの元に?不安なら形にせよ!
結婚を決めるにあたって口約束だけでは女性は特に不安になる方は多いのではないでしょうか。
本当に結婚してくれるのか不安で彼に当たってしまったり、自分に自信をなくすなどの気の迷いがでてしまうことで彼とケンカして別れてしまう原因にもなり兼ねません。
彼を信じたい!
自分を信じたい!
そこで口約束が「形」に変えられたらと思いませんか?それが「証拠にあたる物」です。婚約といえば指輪ですよね。婚約と同時に指輪を彼からプレゼントされたという方は多いことでしょう。真っ赤なバラで覆い尽くされた花束やアクセサリーに。
記念日や手紙で形にするのもいいでしょう。
そういった何かしら証拠として形に残すことで実感も湧きますし、何よりも彼を信じることができますよね。自分の薬指からキラリと光る指輪からは妻になることの勇気を証明してくださいます。女性にとって結婚とは、妊娠に育児といろいろな冒険が待っています。
それを生涯共に歩みながら成長へと繋がっていくのです。
どうか自信を持ってくださいね!
☆口約束の婚約を破棄/慰謝料は請求できる?
結婚を目の前に婚約したのに別れてしまったというケースは少なくありません。そして残念ながら口約束だけで婚約を破棄できることは可能なんです。婚約を口約束にて交わした時のシチュエーションや話の内容を思い出してみてください。
お互いの本心による同意でしたか?
それとも何となくでしょうか。
慰謝料を請求するには証拠が必要なのです。そんな時には指輪などの「証拠」です!上記に記載した証拠のお話はこのためです。理由のそれらにはしっかりとした記録や判断が必要なのです。慰謝料を請求する際は訴訟を提起しましょう。
まず一つは、正当な理由があるかないかで請求出来るかが変わってきます。
正当な理由がある場合は請求可能です。
・相手が結婚していた
・不倫や浮気
・借金まみれ
・別れによる人間不信等から精神的な傷
など。
正当な理由がない場合は請求不可です。
・親による反対
・お互いの性格が合わない
・そもそも婚約を成立されていたか
など。
慰謝料請求額は相場はおおよそ100万〜200万だそうです。特にそもそも婚約を成立させていたかのポイントですが、ただ「結婚しようね」、「そうだね」だけでは成り立ちませんよね。あの時ちゃんと婚約していなかったかも…と心当たりがある方はしっかり見直しましょう。
婚約で結婚を期待してたのに一方的な別れを告げられた本人にとってはとてもショックで周りが見えなくなるほど精神的に傷つき、未来さえもなくなって、これから自分はどう生きていけばいいと精神疾患を患うほどの重さだということをしっかり心に留めておきましょう。
そして「口約束」はただ何となくで婚約は絶対しないことです。軽はずみで婚約したことで飛んだ騒ぎになることが想定できますよね。「婚約」というのはどれほどの重さなのかをしっかり理解しておくことが大切なのです。
☆まとめ
いかがでしたか?
婚約して間違った道を選ばないようにするためには、やはりお互いの愛がどれほどのものなのかを再確認することが大切です。お互いをよく理解し気持ちが深まったところで婚約するのと、ただなんとなく婚約したとでは大きな違いを目の当たりにすると思います。
焦らずじっくりお互いを見てみましょう。
そして慰謝料請求には細かな判断や証拠などによって請求額も左右されてしまいますので証拠になるような物などはしっかりと持っておきましょう。やはり請求したからには取るものは取っておきたいですよね。
確かに残った心の傷はお金と引き換えにはなれませんが、その代償としていただくこと。損をしないために前置きしておくことをお勧めいたします。結婚とはまた新たな人生へのステップです。
それを二人で共に歩み素敵な結婚生活にすることが親孝行としても成り立つのではないでしょうか。
人生は一度きりですので間違った結婚はしないように気を付けていただければと思います。
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