婚約破棄をしたい時、どうしたらいいのかわからなくなりますよね…。内容も少し重たいので周りへの相談もしにくい。そう思っているあなた。一人で抱え込むことはしないで下さい。
一人で抱え込んでいると、どんどん悩みが深くなってしまい解決できなくなってしまうかもしれません。そんな方…相談できないのであれば調べることが出来ます。
何よりこのページを見ている方は問題ありません。婚約破棄について大切なことをしっかりと覚えておきしょう。婚約破棄は、間違えた事をしてしまうと大問題になる可能性が高いです。
その危険性を理解したうえで、どのように婚約破棄をしたらいいのか?どのような段階を踏めばいいのかをお伝えしていきます。
☆婚約は口約束でも成立する
皆さんは、婚約が成立するのはいつだと思っていますか?私は、結納や両家の顔合わせをした時からだとざっくりと考えていました。しかし、私のように曖昧な知識を持っている方も多いはず。
実は、「婚約成立」するのは一般的に言う「プロボーズ」で成立する様です。そこで、気になるのは口約束なのに?というところ。
ですが、両方の意見が合致したら婚約成立するのです。婚約というのは、それだけ簡単にできてしまうという事。そのことをしっかりと理解したうえでプロボーズをしていないと、のちに、気持ちが揺らいだり、環境の変化で婚約破棄する時、トラブルになってしまうかもしれません。
もちろん、プロポーズを受けた側も同じことが言えます。しっかりとお互いの将来の事を考えた上で返事することが大切となります。
☆口約束の婚約を破棄したら裁判になる?
口約束でも婚約成立するため、婚約破棄の仕方によっては裁判になる可能性もあります。しかし、裁判になった際に、必ずしも婚約の解消を申し出た側が悪くなるわけではない様です。
というのは、今までに婚約に関しての裁判がとても多くされていて、その中には「口約束が成立するからと判決が下されている」というパターンと「口約束は成立しない」というパターンがあります。
しかし「口約束だと成立しない」だと、上記で「口約束でも婚約は成立する」という結果と矛盾が生じてきますよね。
そこには、いろんな基準があるようです。
・口約束が成立する時
何年もお付き合いをしていて大切な日(誕生日やクリスマスなど)を過ごす関係であれば口約束でも婚約が成立します。というのは、お互いが将来に向けての関係をきちんと考えているとみなされる様です。
・口約束が成立しない時
出会ってすぐに、お付き合いもしていないのにプロポーズをするような時は、口約束でも成立しません。例えば、男性がお付き合いしたい女性に対して「結婚しようよ」と言った場合、女性が同意したとしても、裁判になった場合、婚約が成立していないと言われることが多いです。
このように、口約束といってもある程度の関係性が大切なようです。
☆トラブル無く婚約解消するのに必要な事
婚約解消時に、トラブルになると裁判になってしまうこともあります。そうならないためには、どのように相手に伝えるのかが大切。きちんと説明したとしても相手次第では訴えられることも…。なるべく、そうならないために、どう伝えたらいいのでしょうか?
1.婚約解消の理由をきちんとはなそう
婚約者に対して「なぜ婚約を解消したいのか」をわかりやすく説明しましょう。ここでは簡潔に話すことが大切です。もちろん相手は婚約解消をと言われて動揺するはず…。
動揺していると、婚約解消理由を長々と言われても理解できないことが多いです。理由は分かりやすく、簡単に話せるようにまとめておきましょう。
2.伝える場所は慎重に選ぼう
婚約解消を伝えた時に、相手がどのような反応に出るかわかりません。泣くかもしれないし、どこかへ行ってしまうかもしれない…。そのことを考えた上で、伝える場所は慎重に選びましょう。二人きりでしっかりと話せるところを探しましょう。
決して、電話やメールなどで済まさないでください。婚約解消は、とても重要なこと。しっかりと相手と会って話すことが大切です。
3.相手側の気持ちを考えよう
解消される側はあなたよりも辛い思いをするかもしれません。なにより婚約してから別れがくると思っている方はほとんどいないでしょう。なので、話をするために呼び出されたとしても婚約解消の話だとは予想もしてないはず。そんな相手に対して配慮してあげましょう。
伝える時期も、誕生日やクリスマス付近の特別な時は避けて下さい。そして伝える時も相手の気持ちを常に考え真摯に向き合いましょう。
4.弁護士に相談するのも1つの手
何回も話をして、受け入れてもらえない時や、トラブルになりそうだと感じた時は弁護士の方に相談しましょう。極力、自分たちの力で婚約解消をしたいとは思いますが、トラブルが大きくなってしまうと大変です。そうなる前に、対策しておくことも1つの手。
☆婚約解消したらするべきこと3選
婚約解消が出来たら終わりではありません。婚約解消の時期にもよりますが、婚約してからしばらくたっていると、お互いの家族や周りの人にも伝えているはず。そんな時はどのような対処をしたらいいのでしょうか?
1.結納品などは返しましょう
プロポーズの際に、送られた指輪や結納品などがあれば相手に返して下さい。プレゼントされた物が無くなってしまった場合は、同じくらいのものか現金で返すようにしましょう。
2.結婚式などのキャンセルをする
結婚式場を予約している場合は、すぐにキャンセルするようにして下さい。婚約解消する時期にもよりますが、結婚式の日にちが近ければ近いほどキャンセル料が多く掛かってしまいます。婚約解消できたら、なるべく早く結婚式場に伝えるようにして下さい。
3.お祝いをもらっている方へお詫びの品を送る
婚約を伝えてたことで、お祝いを頂いている場合は、お返しするようにしましょう。相手側は送ったものを返されても困ると思いますので、お祝いの品を返品するというよりは、同じくらいの品物や現金をお返しする方がいいでしょう。
☆まとめ
婚約破棄をするには、とてもいろんなところに気を使わなければいけません。しかし、そのくらい婚約破棄は重要なことなのです。婚約破棄したいと感じたからにはそれなりの、大切な理由があったり、相手との将来のことに関して考える部分があったのでしょう。
その気持ちを相手に伝えるためには、あなたが冷静になりながら伝えることが大切です。
婚約解消を伝えられる側も、あなたの話し方でスムーズに聞き入れるかどうか変わってきます。お互いがきちんと理解をしあい、トラブルなく婚約破棄ができるといいですね。
あなたの気持ちが理解され、お互いに新たな道を歩んでいけるように祈っています。
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