部活を辞める際に一番に言わなければいけないのは親です。親は部活を応援してくれていますし、部活に必要なものを購入してくれていたり、いろいろな面でサポートしてくれているのは親になります。
ただ、親だからこそ言いにくかったり、言いたくなかったりというような複雑な気持ちがあることでしょう。選択肢の1つとして親に言わないで部活を辞めることもできます。
しかし、親からしたらとても寂しく感じる選択肢ですし、部活を辞めた後しばらくは気まずい雰囲気が流れてしまう可能性も…。
そうなることのない様に、部活を辞めたいと考えている際には、親に伝えてからにするようにしましょう。親は最終的には子供の味方になってくれるはずですよ。
部活を辞めたいけど親に言えない理由とは?
部活を辞めたいという気持ちを言えない理由はどのような理由ですか?
人それぞれ辞めたい理由は違うと思いますが、その言いにくい理由を解決することが出来れば話ができます。また、話しにくい理由を解決しておくことによって冷静に親に話すことが出来るので、スムーズに話を進めることができるはずです。
・親から期待をされているから
部活をしていると子供に対して親は「夢中になるものを見つけてくれた」「充実した生活をしている」「もっと活躍して欲しい」というような期待をしています。その期待は子どもにも伝わっているはずです。
部活を辞めたいと思っていたらそのような親の期待は重く感じます。また、部活を辞めたいのにこれらの言葉を掛けられたらイライラしてしまうことも多くなることでしょう。このような生活が続くと親子関係が悪くなってしまいます。
まず部活を辞めたいと伝える前に少しずつでいいので、部活に対して消極的になっていることを態度や言葉で示しておきましょう。そうすることで、親も子供の態度や雰囲気がいつもと違うことに気づくはずです。親が気づいたと感じる時に話すと話がスムーズに進みますよ。
・挫折したと感じて欲しくないから
部活を途中でやめるということは親にしてみると「挫折」「忍耐力がない」というように感じてしまいます。しかし、子供は親にそう思われるのは嫌ですよね。親だからこそ弱いところを見せたくないと感じますし、親に同情もされたくありません。
もし、本当の理由が挫折だったりしても、素直な気持ちをすべて伝える必要はないのです。例えば「友人とトラブルが続いている」というような人間関係を理由にしてもいいでしょう。
親が納得するような理由を他に探してみて下さい。きっと部活を辞めたいと感じた理由は1つではないはずです。親がどんな理由なら納得してくれるのか?を考えた上で話すことがいいかもしれません。
・辞めないように説得されるのが嫌だから
部活を辞めることを自分の中で決めているのに、親が辞めないように説得してきたら嫌ですよね。部活に対して積極的な親ほど「部活を辞めたい」という気持ちを理解してくれないかもしれません。
そんな時は話し方が大切になります。辞めたいといきなり伝えるのではなく、最近の部活事情を伝えてから、悩んだ結果が退部ということになったと伝えるようにしましょう。部活事情を伝えることによって親もあなたが悩んでいたことを理解してくれます。
話し方一つで親が感じる感情も変わってくるのです。あなたの親はどのように話したら理解してくれるのか?と考えてから話すようにしましょう。
・話す勇気が出ない
部活を辞めるということに勇気が出ない方は多いです。親にどう思われるのか?部活を辞めたらどうなるのか?と考えてしまうと不安が出てくることでしょう。部活を辞めることであなたの環境が大きく変わることは間違いありません。
ただ、悪い方向に変わるというわけではないのです。部活を辞めることでいい方向に婿とことだってあります。そんなマイナスな気持ちではなくプラスな気持ちになってみませんか?部活を辞めたらやりたい事を考えると楽しい気持ちになるはずです。
楽しいことを考えると退部を伝える勇気が出てくることでしょう。初めは少し勇気がいることですが、話してしまえば後悔することはないと感じます。頑張って話してみて下さい。
部活を辞めるために親を説得する方法
退部を言えない理由が分かったところで、本題です。
実際に親に話すことをイメージしてどのように話していけばいいのか考えていきましょう。それぞれ部活を辞めたい理由も違いますし、親のタイプも違いますので、説得する方法はどれが適切なのか考えてみて下さい。
・辞めたい理由を明確にしておく
退部する理由が「何となく」では親も納得してくれません。子供からしてみたら親に心配かけたくないから本当の理由を言いたくないのかもしれない…。
しかし親からしてみたら不明確な理由では納得できないですし、いろいろ考えてしまいより心配になります。そうなることがない様に、辞めたい理由を明確にしておく必要があるのです。
しっかりとした理由があれば親も納得してくれる可能性が高くなります。
・事前に部活を辞めたい事を伝え話し合いの場を作る
いきなり話すと親もびっくりしてしまい冷静に話ができないと感じる場合は、事前にメールなどで「退部を考えている」「話しがしたい」と伝えておきましょう。事前に伝えておくことによって親も心構えができるので穏やかに話ができます。
ただ、話し合いの何日も前にメールしてしまうとお互いに気まずい雰囲気になってしまうので「今夜」「明日」など話し合いが出来そうな日の近くでメールを送るようにしましょう。
・部活を辞めた後どうすしたいのか伝える
部活を辞めるにあたって親が気になるのは「その後」のことです。日々の生活の中で部活が占める割合多いことでしょう。
その時間をただ持て余してしまうのでは親も不安になってしまいます。部活を辞めた後は何をしたいのか?を考えて伝えるようにしておきましょう。
まとめ
学生にとって部活を辞めるのは大きな決断になります。だからこそ親に話しにくくなってしまうのでしょう。話しにくいからこそしっかりと自分の中で考えることが大切になります。親に話そうと決断できるほどの考えがまとまったら話すようにしましょう。
しっかりと考えた結果であれば親は納得してくれるはずです。親から反対されることもあるでしょう。しかし、親からの意見を聞くことも大切です。
親子で納得できる結果に至れるように祈っています。