高校2年生になり、そろそろ進学について考え始める頃…。「将来何をしたいんだろう?」と将来の夢が決まらない高校生はたくさんいます。
ただ、夢がなかったとしても進学を決める時期は迫ってくるのです。そんな時、焦って決めてしまうとのちに後悔することになります。
後悔することがない様に、夢が決まらない時はどうするべきなのか?大学を選ぶポイントはどんなことがあるのか?を知っておく必要があります。例えば、家族の話を聞いてみたり、大学を見に行ってみたりいろんな将来を考える方法はあるのです。
まずは、自分の将来を想像してみることが大切になりますよ。
将来の夢が決まらない/将来の夢がない高2はどうするべき?
進学を意識した時に、やりたい事や将来の夢が決まっている人はとても少ないです。というのも、今はいろんな職業がありますし、若いながらに自分で事業をしている方もいます。それだけのいろんな選択肢があると、なかなか決めるのに時間が掛かるのです。
また、将来の夢が決まっていないといろんな職業がよく見えたり、嫌なところが見えてしまうので、なかなか決めることができません。進学が迫ってきた高校2年生がまずするべき事とはどんなことなのでしょうか?
・今好きなものを見つける
将来の事を見すぎてしまうと、焦りばかりが出てきます。焦ってしまうと、なかなか将来を決めることができずにどんどん悩んでしまうことになるのです。なので、まずはあなたが興味があるものは何か?
好きなものや気になる職業があるのか考えてみて下さい。そんなに真剣な気持ちでなくても大丈夫です。好きなものを考えてみると自然と選択しない職業がわかってきます。それで十分なのです。
消去法をしていくことで、少しずつ将来の選択肢がわかってきます。ただ、好きなものがない方もいることでしょう。そんな時にはまず、進学のことを考えずに「好きなこと」を見つけるようにしてください。見つけ方は何でも大丈夫です。
旅行に行ってみたり、友達とたくさん遊んでみたり、インターネットでいろんな世界を見たりいろんな方法があります。いろんな世界を見ることで、あなたの好きなことや興味のあることがでてくるはずです。
・自分が働いた気持ちになりいろんな職業を見てみる
進学するということは、ある程度の将来が見えていると大学も選びやすくなります。そのため、興味のある職業を見つけられたら、自分が働いている想像をしてみて下さい。どんな職業にもメリットデメリットはあります。
ただ、比べた時にデメリットが気にならない程のメリットがあれば楽しく仕事をすることが出来るのです。私は、保育士・幼稚園教諭という仕事につきました。
この仕事は子供と遊ぶことが仕事だと思われがちですが、書類がたくさんあったり、子供の発達について一人一人接し方を変えたりと大変なことがたくさんあるのです。
しかし、このデメリット以上にメリットとなる子供との楽しい時間や保護者からの感謝の言葉が嬉しくやりがいに感じました。このようにメリットがあなたにとってどれだけの魅力なのかを考えることで、働いてみたい職業が見えてきます。
・周りの意見を聞いてみる
友人や家族の話を聞くことで見る視点が変わるかもしれません。特に、大人の意見はあなたが将来を迷った経験があるかもしれないので、同じ視点になり話をしてくれますし、そこからどのように進学を選んだのかも知ることができます。
また、友人の意見を聞くことで同じ意見とそうではない意見が出てくるはずです。このようにいろんな意見を聞くことで、自分がどうしたいのか?どうしたら進学を身近に感じて考えることが出来るのか?というヒントを得られます。
また先生はあなたの人柄も分かっていますし、いろんな大学の情報も知っているはずです。そのため、あなたに合う大学を提案してくれるので、先生の意見を聞いてみるのも1つの方法になります。
将来の夢がない時の大学を選ぶポイントとは?
将来の夢がはっきりしないと大学の選び方がわかりません。ただ、ポイントさえ押さえておけばあなたが行きたい大学が見えてきます。
大学を選ぶ中でいろんな人に相談することはとても大切です。ここでのポイントを含めてある程度選んだうえで家族や先生に相談しましょう。
・行ける大学をピックアップする
通える範囲や成績などを考えていける大学はどこがあるのか調べて下さい。もし、一人暮らしをしたいと考えているのであれば、どこへ住むのか?というところまで考えて、いけそうな大学をまずはピックアップしましょう。
行ける大学を選んでみるとそこから興味のある大学と興味がない大学に分けてみてください。このように少しずつ消去法で行っていくとあなたが本当に行きたい大学が具体的にわかってきます。
・就職率を見る
大学の卒業後はほとんどの方が就職をします。そのため、大学の就職率を見ましょう。就職率だけではなく、就職先はどのようなところまで調べることが出来ると、卒業後まで想像がしやすいです。
就職率が低かったり、あなたの興味のある職業への就職がなかった場合は、あなたにあっていない大学かもしれません。
反対に、あまり興味を抱いていなかった大学だったとしても就職率が良かったり、就職先に興味があるのであれば進学を決める大学の候補に入れておくべきです。
・オープンキャンパスへ行く
実際に大学の様子を見られるオープンキャンパスには積極的にいきましょう。大学へ言うことで学生の雰囲気やどのような勉強の仕方をしているのか分かります。また、大学へ行くことで通い方、大学周りを見るこができます。
4年間通うことになるので、交通が不便だったり、駅から遠い様な大学は通うことが辛くなる可能性があるのです。また、大学になるとバイトをする方がほとんどになりますので、近くでバイトができるような場所があるか?
また、友人と楽しく過ごせる場所があるか?など実際に通うことを考えて大学を見る必要があります。オープンキャンパスとなるとどうしても大学のことだけを見てしまいがちですが、実際に通うことも考えて大学周りのこともしっかりと見ておきましょう。
まとめ
大学の選び方はたくさんありますし、何となくどうしようかと考えていても何も進みません。進学のことを考えた時が、行動する時です。将来の事を真剣に考えることで、楽しいことが見えてくるかもしれません。
また、具体的に将来が見えずに「家族が欲しいな」という将来だったとしたら、家族ができるためにはどうしたらいいのか?という考え方もできます。あなたの1つの思いに対していろんな視点から見てみると案外、スムーズに将来が見えてくるかもしれませんよ。