新築祝いで10万円という高額をもらってしまうとお返しに困ってしまいますよね。また、お祝いをもらった時に「お返しはいらないよ」と言われた場合は、本当にお返しの用意をしなくてもいいのでしょうか?
兄弟ということから、一生関係がきれることはないので、良好な関係を保っておきたいですよね。しかし、お祝いでお金を頂いた際の対応で、トラブルになってしまう例がたくさんあります。
兄弟でトラブルになってしまうと、とても面倒ですし、大変なのでトラブルにならないように対応することが大切です。今回は、兄弟から10万以上の新築祝いをもらった時のお返しについてご説明していきます。
新築祝いを兄弟に貰ったときのお返しは!?
新築祝いをもらったら、基本的には必ずお返しをするようにしましょう。
特に兄弟で10万という高額なお祝いの場合はなおさらです。「お返しはいらない」と言われていたとしても、素直に受け取ってしまってはいけません。
相手もお返しがほしくてお祝いを渡しているわけではないですが、お返しをしなかった時に疑問を持たれてしまう可能性があります。そうなることのない様に、お返しはきちんとしましょう。
ここでは、お返しをする時にポイントをご紹介します。
・貰ってから2か月以内にお返しを渡そう
お返しはあまりにも遅いと、失礼になってしまいます。
遅く渡すことによって「忘れていたのか?」「マナーがなっていない」と感じる方も少なからずいるのです。
ただ、早ければいいと言うものでもなく、お返しをするのが早いと「お返しを事前に準備をしていてお祝いを待っていた」となってしまい失礼に当たります。そのため、早くても1カ月後からお返しを渡しにお伺いするようにしましょう。
・渡しに行く時は連絡をする
お返しを渡しに行く時は、必ず事前に連絡するようにしましょう。
事前に連絡をするというのは当たり前のように感じますが、兄弟という親しい仲だからこそ連絡せずに渡しに行くこともあります。
ただ、兄弟も家庭がある場合、奥さんがいるので突然来られてしまうと困ることでしょう。
そのため、事前に連絡するようにしてください。日にちだけではなく時間もはっきりさせておくようにしてください。
・お返しという言葉は使わないようにする
新築祝いのお返しを渡したとしても「お返しです」というような言葉は使わないようにしてください。
お返しという言葉を使ってしまうことで、相手がこちら側に気を使わせてしまったとマイナスな気持ちになってしまいます。
そのため、お返しという言葉を使わずに「先日はありがとうございました。少しですが良かったら…」というような言い方で渡すようにしましょう。そうすることで、相手もお返しをスムーズに貰いやすくなります。
贈るお返しにのしを付けると思いますが、ここでも「お返し」と記載してはいけません。「内祝い」と置き替えて書くようにしましょう。
ちょっとしたことですが、相手はきちんと見ている可能性があります。マナーをきちんと覚えておきましょう。
新築祝いで10万もらった時におすすめのお返し
お祝いのお返しは3分の1から半額ほどが目安だと言われています。
そのため、いくらもらったのかをしっかり、覚えておく必要があるのです。ただ、覚えておくのは大変なので、メモをしておくようにしましょう。
メモをしておくことで間違えたり、お返しを渡し忘れることを防げます。
ただ、10万円のお返しは高額になるのでどのようなものがいいのか分かりませんよね。そんな方に必見!今回はおすすめのお返しをピックアップしました。
・お肉
物よりも食べ物の方が喜ばれる可能性が高いです。
というのも、自分では高いお肉を購入する機会はあまりありまんせん。だからこそ内祝いとして高級なお肉のお返しをもらえると喜ばれるのです。
また、お肉というだけで高級感があるので、お返しの品物として最もお勧めです。
・カタログギフト
何をお返ししたらいいのか、困ってしまう場合はカタログギフトにしましょう。カタログギフトは相手の欲しいものを選んでもらう事ができるので、無難なお返しになります。
兄弟に距離感があったり、なかなかコミュニケーションをとる機会が少ない場合は、カタログギフトにしましょう。
・食事
兄弟が仲良しの場合は、食事会をしましょう。
そこで食事をごちそうしながら、楽しい時間を過ごすことができるので、更に仲良くなることができます。
お互いに家族がいたり、子供がいる場合は、両親なども誘い家族全員での食事会をすると喜んでもらえますよ。
・商品券
現金と同じように使える商品券はカタログギフト同様、無難で喜んでもらえるお返しになります。
相手が好きなものを購入することが出来るので、お返し選びに困ることもありません。引っ越しやお仕事で忙しい時には、商品券のお返しはすぐ購入することが出来るのでおすすめです
新築祝いのお返しがいらない場合は?
基本的には新築祝いのお返しすることはマナーになりますが、お返しがいらない場合もあるのでしょうか?
・お祝いをあげた時にお返しがなかった
兄弟に新築祝いをあげた時に、お返しがなかった場合は、こちら側もお返しはしなくてもいいでしょう。家庭によってはお互い様だからお返しはしないと決めている家庭も少なくありません。
・親が用意してくれている
親族からのお祝いは親がお返しを用意してくれることもあります。その場合は、こちら側は用意しなくてもいいですよね。
甘えてしまうことに気が引けるかもしれませんが、親も子供のためにやってあげたいという気持ちでしてくれています。引っ越ししたては出ていくお金も多いので、甘えちゃいましょう。
まとめ
兄弟はずっと付き合っていく家族になるので、トラブルになることなくお返しをしたいですよね。
特に10万という高額なお祝いをもらった際にはどうしたらいいのか分からなくなる気持ちも分かります。
ただ、それだけの金額をくれるというのはそれだけ兄弟仲がいいということにも繋がると感じます。それぞれ家族がいるなら尚更しっかりと関係を築いていく必要があるのです。
そのためには、お祝いをもらった時にきちんとお返しをしなければいけません。お祝い返しの品物は困るかもしれませんが、ここでご紹介したものは無難なものばかりなので、困ったら参考にしてみて下さいね。
お返しのマナーをきちんと理解して失礼なくお返ししましょう。