新築祝いというのは結婚式の次に大きなお祝いになるのではないでしょうか?
そのため新築祝いをどのようなものをあげたらいいのか迷う方も多いです。特に、親や祖父母はお祝いとして渡す金額が大きいためにいくら渡せばいいのか困りますよね。
親や祖父母も子供や孫のためにたくさんお祝いしてあげたいと思います。
しかし、何人も子供や孫がいると同じようにお祝いしてあげることを全体に考えるとあまり金額が高いと辛いですよね。そこで今回は新築祝いのマナーから相場までまとめてみました。
新築祝いの基本的なマナー/お札は新札?
新築祝いの基本的なマナーは分かりますか?
親や祖父母は現金であげる場合もあると思いますが、物をあげることもあるはずです。それぞれどのようなマナーがあるのかきちんと知っておきましょう。
お金は新札にしよう
お金で渡す場合は新札が基本となります。折り目がついていても問題がない時はお葬式などがあった場合のみです。こう考えると、お祝いとして渡すお金に折り目がついていたらとても質れないことだとわかるでしょう。
「孫や子供なら少しくらいいいかな?」と思いがちですが「親しい仲にも礼儀あり」という言葉あるように、最低限のマナーは守る必要があります。
ただ、お祝いをもらう側はそこまで新札へのこだわりがないのが現実です。使い古したようなボロボロのお札はダメですが、少しだけの折り目なら問題ないでしょう。
プレゼントをあげる場合
新築祝いをお金ではなく、物であげる場合は欲しいものを聞くようにしましょう。
新築となると電化製品や家具など新しく購入するものがとても多いです。これらの必要なものをプレゼントして購入する場合もとても多いでしょう。
ただ、注文住宅の場合は家具を買い足さなくてもいい様な作りにしていることもあります。実際に、収納などの家具を購入する方は少なくなっているのが現実です。
そして、家へのこだわりがあると家具もこだわりたいはずです。欲しいものを聞いて渡す側が選ぶのではなく、一緒に買いに行くなどして、相手の欲しいものをプレゼントするようにできるといいでしょう。
新築祝いを渡す時期
新築祝いを渡す時期は一般的に完成してから1カ月程だと言われていますが、親族の場合は完成する前の方がいいかもしれません。
というのも、完成した時にはある程度、家具や電化製品も購入していますし、新生活に向けて必要なものを買い足すことは少ないはずです。
そのため家を作っている間に渡すか、プレゼントなら一緒に購入しに行く日にちを早めに決めてあげましょう。
もらう側は「新築祝をくれるだろうな…」と思っていながらも催促することは出来ません。そう言う気持ちを考えて、渡すタイミングを考えましょう。
新築祝いの相場(親の場合)
新築祝いをプレゼントするにしても、現金を贈るにしても相場を知っておきたいですよね。
もちろん無理ない程度でいいのですが、子供のために役に立ちたいと思うのが親心。多い分には問題ないですが、少ないとガッカリされてしまうかもしれません。
そうなることのない様に、相場を知っておきましょう。
最低でも5万は贈ろう
兄弟などの新築祝いの相場が3万から5万となっていますので、親としては兄弟よりも高い金額を贈りましょう。
家庭環境によって違うとは思いますが、家を建て始めたと感じた時から最低でも5万を送ることを頭に入れておくといいですよ。家を建てるのに半年以上は掛かりますので、その間に少しでも貯められるようにしておきましょう。
10万以上
親が贈る新築祝いの金額として最も多いのが10万以上でした。
家具などをプレゼントする方は10万ほどを予算として贈っている様です。家具も家電も長く使うものになりますので、安すぎるものを購入するのはおすすめできません。
そのため、家具家電を贈る場合はある程度の金額を用意しておくようにしましょう。
100万以上
多い方は100万以上を贈る方もいます。
100万という大金を贈る場合は、何かを購入してあげるのではなく現金で贈っている様です。親としてローンの手伝いを出来たらと、家の頭金として出してあげていたりすることもあります。
家を建てるうえでお金を出してあげようと思えば、いろんなタイミングがありますので、いつ渡すのか考えておくといいですよ。
新築祝いの相場(祖父母の場合)
祖父母の場合の最低金額は3万円でした。
親同様に上限は決まっていないようなので、3万円以降は家庭の状況に寄るのでしょう。ただ、祖父母の場合、親と比べると金額で贈るよりも物で贈る方が多い様でした。
そこで、今回はどのような贈り物が多かったのか見ていきましょう。
観葉植物
新築祝いの定番として観葉植物が多いです。祖父母が贈る場合は一つだけではなく、いくつも送ったり、観葉植物を入れる鉢までこだわって贈るようでした。
観葉植物であればそこまで大きな違いはないので、祖父母の感覚で購入しても迷惑がられることはないようです。新築祝いを贈りたいけど、場所が遠くてなかなかいけない方は観葉植物をおくるのもおすすめになります。
お掃除ロボット
お掃除ロボットはインテリア関係なく喜んでもらえるプレゼントになりますので、贈りやすいプレゼントになります。
一緒に選びに行ける方なら家電や家具をプレゼントされると喜ばれますが、日にちが合わなかったり、一緒に行けない場合はお掃除ロボットがおすすめです。
まとめ
新築祝いは現金をあげようか、プレゼントをあげようか迷います。しかし、住んでいる距離感や親や祖父母の家庭状況によって大きく変わることがわかりましたね。
今はローンを組むときに家電や家具の金額もいれることができるので、親の助けを借りずに家を建てたいという方も増えています。そのため、なかなか現金でのプレゼントを受け取ってくれない方もいるでしょう。
そのような方の場合は、家具や家電をプレゼントしたり、商品券で贈る方もいる様です。また、家庭によってはお互いに新築祝いを贈らないというところもありました。地域性や家庭によっても大きく違うことがわかるのですが、お祝いは気持ちが大切になります。ただ、その気持ちを形にすることも、とても大切だと感じているはずです。
そして、何よりも家を建てている側から言えば少しでもお祝いを頂けたら嬉しいと思っているはずです。大切な子供や孫なのであれば無理しない程度にお祝いをしてあげるようにしましょう。