子育てには正解がなく、ずっと子供と二人きりでいると気が滅入ってしまいますよね。
また、思ったようにしつけが出来ず家の中は散らかし放題で買い物に行くといつの間にか姿が見えなくなっている目の離せない子供に手を焼いているものの、どこにも相談出来ずに一人で抱え込んでしまうという場合も…。
お母さんが不安とストレスで限界が来て精神を病んだり体調を崩したりしてしまっては大変です。
この記事では、一人で悩んでいるお母さんの心の負担が少しでも減ることを願って、転勤族の妻で知らない土地で一人ぼっちだった私が、子育ての協力を得られる程に地域とつながりを持つことが出来た体験談をまとめます。
子育ての悩み…「わがまま」な子の育て方と対処法!!その効果は!?
わがままな子供に育てないためのポイントは2つあります。
①欲しいものを何でも与えすぎないこと
②我慢をさせすぎないこと
一見対象的ですが、与えないものと我慢させないものにある程度統一性を持たせることでどの家庭でも実践しやすくなります。
・“欲しいものを何でも与えすぎない事”について
欲しいと言ったおもちゃやお菓子を与えすぎると、人から何かをもらうことが当たり前になり、感謝の気持ちを持たなくなります。この“感謝の気持ち”を持たないことがわがままの一番の原因です。
また、これはおもちゃやお菓子に限ったことではありません。
例えば、子供がピーマンを食べなかった場合「子供が嫌いだからもう出さないでおこう」と先回りして判断をしてしまうのはNGです。
わがままをいつでも聞いてしまうと、子供は「お母さんは何でも自分の言うことを聞く人だ」と見下されてしまいます。これは自己肯定感ではなくただのわがままなので、ダメなことは「ダメ」を一貫しましょう。
もう少し大きくなった子供だと、自分から始めたいと言った習い事でも“練習をサボりたい”という気持ちから色々な言い訳を付けて休もうとしたり辞めたいと言い出したりすることもあります。
そういった時に「辞めたいと言ったから辞めさせてあげよう」ではなく、本当に休む必要や辞める理由があるのか話を聞いて見極める必要があります。
中には本当にやりたいことが他に見つかったり、いじめが原因で辞めたい場合もあるので話し合いを通して親子のコミュニケーションが取れる環境にしておきましょう。自分でやりたいと言ったことに責任を持つというだけでワガママは大きく減るはずです。
・“我慢をさせすぎないこと”について
子供が何か頑張った時に褒めてあげていなかったり認めてあげていないと、消化されなかった自己顕示欲は強くなり家の外に向かいます。
また、子供にとっての楽しみであるお菓子を全くあげない、野菜ばかりで十分におなかが満たされていないという状況が続くと外で人の物を取ったり、分け合うことなく一人で独占しようとしたりしていることが多いです。
ネグレクトの子供は異常に大人に懐っこかったり勝手に冷蔵庫を開けたりするという特徴があると聞きますが、心が満たされていないとその軽いバージョンが見られる子供がちらほらいます。
一見教育熱心でネグレクトでなくとも、親がストイックな健康志向でオーガニック野菜中心にヘルシーな食事ばかりでお菓子を食べさせてもらえないという子供が外で他の子のお菓子を取ってまでがっついて食べているという話も聞きます。
親の希望だけを押し付けることも、子供がわがままになる要因になることがあります。どちらも、子供の話をよく聞いて、よく話合う時間を持つことでなるべく避けることができるのではないでしょうか。
子育て中の孤独感!?ママ友との付き合い方で悩みも解消できる!?
私が地域と繋がることができたきっかけは2つあります。
①支援センターに通ったこと
縁もゆかりもなかった転勤先で一人で子育てをするのはとても寂しいものです。インターネットで自治体の子育て支援について調べてみると利用できる施設がたくさん掲載されていたので、地域の子育て支援センターに行きました。
そこでできた友達は、今では一緒にランチや家を行き来したりするくらい仲良くなった人もいますよ!支援センターには、0~3歳くらいの色々な年齢の子供たちを連れた親子が遊びに来ています。
また、保育士さんが常駐しているので、子育てについての相談がしやすいです。
よく保育士さんに子供の夜泣きや食事について話していると、
「うちもそれある~!!しんどいよね!」と横から他のお母さんが話に入ってきて、いつの間にかそこにいるお母さんみんなで私の相談について考えてくれているということもよくあります。
また、他の子供がおもちゃを持ってきて遊んでいると、気付けば自分の子供は他のお母さんが遊んでくれていたりして、他のお母さんとおしゃべりするチャンスがたくさんあるのでお友達もできやすいですよ!
話す友達が多くなれば、「みんな同じことで悩んでいるんだ!」と心強さも生まれますし、その対策が見つかる場合もあります。
②子供を習い事に通わせたこと
上記で支援センターの紹介をしましたが、支援センターではいつも同じ人が来ているわけでは無いので最初の方は毎回はじめましての会話ばかりということもあります。
私は子供と一緒に英会話教室に通っているのですが、習い事なら毎回同じメンバーで集まるためさらに仲良くなりやすいです。習い事なら、お友達ができる他子供の教育も兼ねて出来ますので一石二鳥です!
ちなみに私が習い事に英会話を選んだ理由は、2つあります。
1つは、家ではなかなか教えられない英語に抵抗をなくすことです。
今では小学校から英語の授業があり、もちろん大学受験まで必要な科目の一つですが、日本に住んでいると英語を話さなくても十分に生きていける環境から、英語を聞くこと自体に抵抗がある人は少なくありません。
普段使わない言語をいきなり学校の授業で習っても身になることは少ないので、我が家では0歳から当たり前に英語でのコミュニケーションが取れるようにしています。
2つ目は、英会話を学ぶことでコミュニケーション能力を育てることが出来ることです。
英語とはいえ、学んでいるのは人との「会話」なので、お友達や家族とのコミュニケーションも自然と多くなります。お友達が問題なく作れたり、家族の会話が日常的に弾むようになると、お母さんの悩みも少なくなりますよ。
最後に
子育て中のお母さんの悩みのほとんどが「孤独感」から来るものだと思います。
・旦那さんが協力してくれない
・子供が言うことを聞かなくて困っている
・子供の成長に不安がある
こういった悩みは、みんなと同じなんだと思うだけで「子供はみんな思い通りにいっていないもの」と思えます。旦那さんのことも、友達と一緒に愚痴を言いあうだけでスッキリしますよね。
心の負担が限界になる前に、一人ぼっちでの子育てを抜け出せることを願っています。