共働きが当たり前なこの世の中で、普通に子供がお家で留守番させることにおいて、それは子供にとって良いことなのであろうかと考えたことはありませんか?
特に兄妹がいない場合の時でしたらいかがでしょう。親がいない間はとても寂しいはずです。
寂しい思いをさせ続けたら子供の性格は変わるのでしょうか。そこで鍵っ子だと子供の性格に影響与えるのか、また、寂しい思いをさせない為の方法を紹介します。
両親とも共働き/鍵っ子にとっては寂しい?
生活のために必死な親たちにとって子供を家に残すということはとても心が痛みますよね。しかし、子供のためにとしつけの目的で留守番させる家庭も多くなってきています。
その間に身の周りの家事や炊事を少し任せてみたりといろいろと工夫されてる家庭はおられるでしょう。私の場合は早いうちから母が入院し、父、姉一人と三人で生活をしておりました。
もちろん家事や炊事は姉と二人でこなしていましたが、姉がいたことで寂しさはあまり感じられませんでした。
しかし一人っ子の場合はどうでしょう?親が帰宅するまでの時間は当然一人ですよね。
親がいない間は一人っ子の場合、どのように過ごしているのでしょうか。
例えば…
・宿題をすませる
・本を読む
・ゲームをする
・友達と遊ぶ
・学童保育に通う
など。
これらがほとんどだと思われます。学校から帰宅後、親が帰宅するまでの留守の時間を約4〜5時間として見てみましょう。初めて留守番をする初日から数日は寂しい思いをするかもしれません。
ですが慣れてくれば寂しい思いはやがて薄れてくるのです。そして気持ちに余裕が出来始めたら子供の思考はこのように変化します。
・親が帰宅するまでに宿題を終わらせておくなどの自分のことを済ませておく
・お米を炊いておく
・食器を洗っておく
・洗濯機を回しておく
などなど。
留守番をさせるメリットとしては、小さいうちから炊事や家事が出来るようになるということ。
そして一番は、「一人でいる過ごし方」について学ぶことです。
留守番による寂しさを「慣れ」に変えてしまうことで寂しさから免れるのがほとんどだと思います。
親が留守でも平気!鍵っ子の性格に影響は?
子供にもいろいろな性格があります。この性格によって子供の将来が左右されてしまうのです。鍵っ子の場合は将来的にどうなるのかと心配になる親はたくさんいることでしょう。
そこで、鍵っ子の場合と兄妹がいる場合の性格の違いについて紹介します。
〈鍵っ子の場合の性格〉
・マイペース
・わがまま
・穏やか
・自分流を突き通す
・喧嘩が下手
〈兄妹のいる場合の性格〉
・思いやりがある
・協力的
・器が広い
・気遣いが出来る
・責任感がある
など。
違いについてお気づきになられましたでしょうか?
鍵っ子の方が性格的にやや不利に感じてしまうかもしれません。しかし、鍵っ子のように一人の場合は、兄や姉に教えてもらう環境がないため身に付く力が人一倍強いのです。
なぜなら自分一人でやらなければならないからです。鍵っ子は自己肯定感が高いことから社会においても最大限の能力を発揮させたりと、あらゆることに得しているんですよ。ですから鍵っ子だからといって性格に影響がいくとは限りません。
子供の性格に影響を与える一番は家庭内環境が全てだと私は思っています。
子供を前に夫婦喧嘩をしていませんか?
子供に暴言を吐いたり、暴力を振るったりしていませんか?
親によるこのような行動は、子供の性格を変えてしまいます。
近頃では虐待など、大きくニュースで取り上げられていますが子供の将来は親も絡むところです。
ですから親としてそこはしっかりと子供と向き合ってみてください。
鍵っ子に寂しい思いをさせない一番の対策法
子供と毎日必ずコミュニケーションをとることです。
子供とコミュニケーションを取れていないと性格的にネガティブになったり、悲観的になったりとマイナスな性格になってしまいます。
コミュニケーションは何でもいいのです。
「今日は学校どうだったの?楽しかったの?」
「〜くんと遊んだんだぁ!良かったね」
など。
子供は自分のことを聞いてもらいたいのです。
親に聞いてもらうことで安心や嬉しさに包まれます。
留守でいない時間を子供にしっかり費やしてあげましょう。
鍵っ子を一人で留守番/問題はない?
一人で留守番させる一番の問題としては犯罪によるものだと思います。近頃では子供を狙ったら悪質な犯罪者が増えてきているのはご存知でしょう。親のいない間に不審者が来たとしたらあなたはどう子供に対応させますか?
玄関をガチャッと開けたらおしまいなんですよ!?
まず留守中に誰か来たときの対応について今一度確認しておきましょう。
〈例〉
①ピンポーン!!
②どちら様ですか?
③〜です。お母さんはいますか?
④ただいま留守にしてます。
⑤そうですか。また改めてお伺いいたします。
大体はこの流れではないでしょうか。
ここでは私が行っていた対応の仕方を紹介します。
〈事例〉
①ピンポーン!!
②無言でインターホンや覗き穴から確認する。
③知らない人であれば喋らず居留守を使う。
④訪問者がいなくなるまでインターホンや覗き穴から確認する。
対応はこれだけです。
訪問に来た人物像だけをしっかり頭に記憶させる。ですからここでは子供の認識が必要となります。子供から見て知っている人ならまだ分かりますが、知らない人であれば要注意です。居留守は相手も諦めやすいのでぜひ試して見てはいかがでしょうか。
日頃から子供と掟をつくることをお勧めします。子供の命は私たち親がしっかりと守らなければなりません。それもまた親としての務めなんですよ!ですから大事に至る前にきちんと対策をとりましょう。
まとめ
いかがでしたか?
この世の中で鍵っ子は普通の時代になってきています。共働きも当たり前な時代なんです。スマホやゲームなどもとてつもなく進化し続けているので、親が留守で寂しくないのかといったらそれはもう古いのかもしれませんね。
特に子供でしたらゲームでしょう。機械化が進んでリアルタイムで友達と遊ぶ光景をよく目にします。逆に言えばゲームによって親子のコミュニケーション率が低くなりつつあるのは確かです。
誰が悪いとかではなく、しっかりと子供との時間をとることを重要視しければならない世の中になっているので注意しなければなりません。
親としての見直すべき点ともいえますね。