幼稚園の先生と合わないと感じることってありますよね。合う合わないは人間同士だからどうしても避けることが出来ないです。それと、同じように、幼稚園の先生によって保育の仕方や人柄が違うために不満や不信感が出てくることもあるでしょう。
しかし、その伝え方って難しいと思いませんか?上手に伝えなければモンスターペアレントだと幼稚園の先生に思われてしまうかもしれない…。
モンスターペアレントになりたいと思っている保護者は1人もいないはずなのです。でも、子供のことを思ったり、子供へ影響が大きいからこそ先生の言動が気になってしまうのが親心。本当なら先生と仲良くいたいですよね。
今回は先生といい関係を築くために、必要な伝え方や対処法をお伝えしていきます。
☆幼稚園の先生と合わない時
幼稚園の先生と合わないと子供のことでも話しづらくなったりするので、保護者にメリットはありません。子供の担任になったら最低でも1年は付き合うことになる。その1年をどのように過ごすのかが大切になってきます。幼稚園の先生とどのように接したらいいのでしょうか?
1.幼稚園の先生とどの部分が合わないのか明確にする
幼稚園の先生に対して具体的にどのようなことで合わないと感じたのか考えてみましょう。考えてみると、あまり大きな理由でないこともあります。人間同士なので何となく合わないと感じる方もいるでしょう。
しかし、その理由であれば先生を嫌いになる理由ではないですよね?合わないと感じているだけで先生のいいところが見えていないのであれば、損していると思います。合わないと距離を置くのではなく、冷静に先生の人柄などを見直してみましょう。
2.幼稚園関係の人に伝えてみる
先生と合わないと感じた原因がどうしても気になる場合。例えば言葉遣いがきつい、笑顔が少ないというものは先生自身が治す必要のあるものです。そこで、先生以外の幼稚園の関係者に伝えてみましょう。
伝える時に気を付けて欲しいのは「○○先生にこんなところが気になる」と優しい口調でいうことです。怒ったような口調で言ってしまうとモンスターペアレントと言われかねない…。そうならないために冷静に話すことが大切。他の幼稚園関係者に話をすることで、先生に伝わり、改善されていく可能性があります。
3.先生とちょっとだけ話してみる
個人的にはこの方法が1番おすすめ。先生ときちんと話をしてみると案外いい先生かもしれませんよ。毎日の挨拶に加えて、ちょっとした世間話をしてみて下さい。そこから先生の人柄がわかってくるはず。合わないからと距離を置くのではなく、少し近づいて先生のことを理解する努力をしてみましょう。
☆幼稚園の先生に不満や不信感を感じている時
大切な子供を預けているからこそ、先生のちょっとした言動が気になりますよね。また、子供同士のトラブルや幼稚園で遊んでいる時の怪我など、幼稚園で過ごしている時のトラブルはたくさん。そこで、先生がどんな対応をしているのか?
というところが保護者としては気になりますよね。不満や不信感を感じた時に気を付けて欲しい先生への伝え方とは?
・頻繁に伝えるのは辞めましょう
不満や不信感を感じたたびに、伝えているとモンスターペアレントのように要注意すべき保護者だと思われてしまう可能性があります。そのため、ちょっとした不満や不信感を感じたら、少し様子を見るようにしましょう。
様子を見るというのは「同じことが繰り返されていないか?」ということです。例えば同じお子さんとトラブルになっていたり、同じ遊具で怪我をしていた場合。何回も続くようであれば幼稚園側に伝えるべきです。しかし、繰り返されていなかったら、先生が同じトラブルが繰り返されないように注意して保育をしているということだと思います。
・先生とある程度、仲良くなる努力をする
先生とちょっとした世間話ができるくらいまで仲良くなりましょう。仲良くなっておくと、こちらが気になっていることを聞きやすくなりますし、不信感を抱いた時に「あの時って…」ともう一度話をしやすくなります。
1年過ごすうえで保護者と先生がどれだけ仲良くなれるかも大切なことなのですよ。
・納得いかない時は、時間を作ってもらう
どうしても納得いかない時ってありますよね。特に、子供が大きな怪我をした時などは、細かく把握しておきたいと思うもの。そんな時は、事前に話したい事を伝えて、時間を作ってもらいましょう。このように段階を踏むことで先生・保護者お互いの印象が悪くなることを避けることができます。
☆子供から先生の話を聞いてみよう
先生への不信感や合わないと感じている時、なかなか先生のいいところを見つけることができません。そこで、少し考え方を変えてみましょう。子供はその先生のことをどう思っているのか聞いてみるのです。先生の本来の仕事である子供とどのように接しているのか?
子供が先生に対してどのような気持ちを持っているのか?聞いてみましょう。保護者が見えていない先生のいいところが見えるかもしれません。保護者と先生が合わなかったとしても、子供が先生のことを慕って楽しく通うことが出来ていれば一番。
それに加えて、先生と保護者が仲良くなれたらより楽しい幼稚園生活になると思いませんか?子供が先生にどんな感情を抱いているのか?保育中の先生はどんな様子なのかを聞き、先生のいいところを探してみましょう。
☆まとめ
一度合わないと感じたり、不信感を感じた相手を好きになることは難しいです。でも、相手のいいところを見つけることは出来るはず。嫌なところばかりを見るのではなく、いいところを見るように心がけてみましょう。
そうすると新たな先生の姿を発見することが出来るかもしれませんよ。まずは、いつもの挨拶以外に一言話すようにしてみてください。そこから会話が増えて先生といい関係を築いていける可能性が高いですよ。まずは、自分から変わってみようとしてみることが大切。
その行動一つで先生があなたに抱いている印象も変えることができるはず。先生といい関係で居られると、先生も話しかけやすいので子供の普段の様子を聞くことができたりと、子供の様子も今よりもしることが出来るかもしれません。
子供の担任をしていただく1年間を嫌な気持ちで過ごすのではなく、気持ちよく楽しく幼稚園の送り迎えができるようにしたいものですよね。