唇の色が悪くなってきたと感じている方はいませんか?実は、それは日々のケアを怠ったことによる色素沈着の可能性が高いです。女性の方は特に、メイクをすると口紅を塗ったりするので、色素沈着をしていることに気づきにくいと言われています。
しかし、今までと同じ口紅を使っているのに、発色が悪くなったと感じたり、唇の淵と真ん中の色が違って見える場合は、色素沈着しているのでしょう。でも、色素沈着してしまったとしても、正しいケアをすることで、今よりも綺麗な唇を手に入れられる可能性があります。
今からでも遅くありません。きちんとケアをして今よりも綺麗な唇を、今よりも色素沈着をしないように気を付けましょう。
口紅と色素沈着の関係
口紅は色を付けるための、いろんな成分が入っていたり、口紅を塗るという行為が色素沈着に大きく関係しています。メイクをする方であれば、ほとんど毎日、口紅を塗っているでしょう。
毎日行っているからこそ、間違った方法で口紅を使用していたり、クレンジングをしていると、段々と色素沈着していってしまうのです。少しずつ少しずつ色素沈着してしまうからこそ、色素沈着していることに気づきにくいとも言われています。
そこで、口紅を使用する以上、口紅と色素沈着はどのように関係があるのか覚えておきましょう。
・口紅を塗る時の摩擦で色素沈着する
口紅を塗る時に力を入れて塗っていませんか?力を入れているつもりがなかったとしても、今、濃い目の口紅が流行しているからこそ、何回も重ね付けをしていることもあるはず。その塗り方が摩擦となり唇に刺激を与えてしまうのです。
口紅を塗る時は筆で塗ったり、指の腹で塗ったりして、唇に刺激が行かないように優しく塗るようにしましょう。
・リップ用のクレンジングで落とそう
リップ用のクレンジングを使用することで、簡単に力を入れずに口紅を落とすことができます。リップ用以外のクレンジングだと、落とすのに力を入れないといけなかったり、口紅が残っていたりします。
こすったり、口紅が残っているのも色素沈着を促す原因の一つです。顔のクレンジングをそのままリップにも使用しているのであれば、リップ用のクレンジングを購入するようにして下さい。
・UVカット入りの口紅やリップクリームを使おう
紫外線対策を唇にもすることが大切です。口紅もUVカット入りのものを使用することで、リップメイクを楽しみながら、色素沈着対策や日焼け対策をすることができます。
また、UVカットが入っていない口紅を使いたいときは、UVカット入りのリップクリームを下地として使うといいですよ。
色素沈着しないためのリップメイク法
色素沈着と口紅の関係性が分かったところで、気になるのは普段のリップメイクで気を付けることですよね。色素沈着をしてしまうと、口紅の発色も悪くなりますし、唇自体の色も悪くなります。
しかし、リップメイクはメイクをするうえで必要なので「リップメイクをしない」という選択肢はないはず。色素沈着をしないように、綺麗なリップメイクをするにはどうしたらいいのでしょうか?
・口紅の成分を見て決めよう
タール色素は紫外線との相性が悪いために、夏などの紫外線が多い時期には向きません。このような口紅を使用している場合は、紫外線を浴びた時に、色素沈着を促してしまう可能性があるからです。
春夏などの、紫外線の強い季節は特に、タール色素の含まれている口紅よりも、天然の色素の含んでいる口紅を使用するようにしましょう。
・リップグロスはやめておこう
リップグロスは紫外線を吸収しやすい効果あると言われています。そのためリップグロスを塗っているだけで、紫外線に反応しやすい状態にしてしまうということです。
紫外線に反応してしまうと、色素沈着をしてしまう可能性が高くなります。そのため、リップグロスは避けるようにしましょう。
・口紅を塗る前にベースを使用しよう
よくある失敗例の中に、顔用の日焼け止めを唇に塗っていることがあります。しかし、唇は顔の皮膚よりも薄く、繊細なので、日焼け止めで荒れてしまう可能性が高いです。
そのため、唇用のUVカットできるリップクリームやベースを塗るようにしましょう。その後に、口紅を塗るのであれば日焼けしずらくなり、色素沈着を防ぐことができます。
・口紅を落としたら保湿ケアをする
顔にスキンケアをするように、唇にも保湿ケアをしてあげましょう。保湿ケアをしてあげることで、健康的な唇を手に入れることができます。
今は、唇用のパックも売っていますし、ハチミツなどを唇に塗ってパックするのもおすすめ。手軽に唇のケアをすることが出来るので、試しに唇のケアをしてみてください。唇の潤いの違いに驚くはずですよ。
唇のターンオーバーはどう違う?
唇のターンオーバーは1週間程度、肌のターンオーバーと比べるととても早いです。だからこそ、ちょっとしたダメージを受けやすく、他の部分の肌に比べると、とても繊細な部分になります。
だからこそ、毎日のケアをする際には、唇に優しく触れるようにする必要があるのです。ただ、ターンオーバーが早いからこそ。
荒れた時の治りも早いと言われています。唇があれたと感じたり、色素沈着をしているかもと感じた場合は、早い対応をすることがもっとも大切ですよ。
まとめ
唇の色素沈着と口紅は大きく関係があることがわかりましたね。顔のスキンケアをきちんと行っている方は多いですが、唇のケアをしている方ってとても少ないです。
顔と同じように紫外線対策が必要だったり、クレンジングが必要だったりするのに…。ここでお話したことが難しく感じるかもしれませんが、基本的にはスキンケアと共通することです。
肌のスキンケアもこすったり、メイク汚れを残していたらシミやしわになったり、乾燥してしまったりと肌トラブルを起こしてしまいますよね。だからこそ、スキンケアもクレンジングもなでるように優しく行う必要があるのです。
肌と唇は気を付けることが一緒だと考えたら、そんなに難しく感じないはず。慣れるまでは、面倒に感じてしまうかもしれませんが、きちんとケアをすることによって、綺麗な唇を手に入れることができます。
続けることが大切ですので、すぐに効果を感じなかったとしても半年ほどは頑張ってみましょう。