新婚生活を夢見ている方や、現在結婚を考えている方など様々な状況がある中で、結婚生活=忍耐なんて言葉聞いたことありませんか?
結婚とは忍耐なのか?幸せなものではないのか?今の結婚生活を送っている方々からの情報を元に現在の実情と幸せな結婚生活を送る為への予防方法をまとめてみました。今後の生活の為の1つの参考までに考えてもらえればと思います。
☆日本の結婚事情とは?
まず冒頭からですが、『離婚』というキーワードを調査してみたいと思います。そもそも離婚を考えて結婚する事ではないのですが、現状での離婚状況を簡単にまとめてみたいと思います。
日本の離婚率とは
テレビや雑誌などで、もはや定期的にと言っても過言ではないと思われる内容が『離婚』『不倫』関係のニュース報道です。
著名な有名人も多く取り上げられていますが、離婚とはどのくらいの件数があるものなのか?有名人にしか関係ないのではないか?など、より私たちのような一般人も含めた実際の状況を調べてみました。
厚生労働省が発表した平成27年の婚姻件数のデータによると、婚姻している件数が約63万組に対して、離婚を申し出た件数は約22万組にものぼります。あくまでも相対的な比較はできませんが、およそ婚姻数に対しての3割の方(3組に1組のペース)が離婚している事になります。
離婚をしやすい時期とは
熟年離婚などのキーワードを聞いたことがありますが、果たして年齢だけが問題なのか?
良く聞かれるのは子供が接着剤として夫婦関係を補っている場合。子供がいるから離婚が出来ない。別れたとしても収入の問題で生活が心配。子供が成人もしくは手がかからずに自立した場合に離婚をするケースなどが考えられます。
離婚を一番しやすい傾向がある年代は30代が多い世代のようです。結婚する時期が晩婚化している事を考えると、結婚時期が20代の後半に多くなってきている状況では、約10年以内に結婚生活を終わりにする方が多いようです。
いいかえれば、10年という結婚生活中のトラブルや性格・生活基準の不一致が明らかになる時期ではないでしょうか?ここの乗り越え方や気持ちの持ち方を整理していきたいと思います。
☆結婚生活での気持ちの変化
新婚生活=幸せなイメージですが、いったいどこまでが新婚ムードでいられるのか?新婚生活が始まったばかりの夫婦ではすべてが新鮮で毎日が楽しい事の連続です。
しかし、それが数十年続く家庭もあることは否定しませんが、恋人から夫婦に変わった2人はのちに家族となります。皆さんは今のご自身の家族(親や兄弟など)に対して生まれてから常に楽しい事の連続でしたか?
自分とは違う何かに惹かれる事ありますが、それが日常に加わる事で楽しい事ではなく『日常』に変化します。
結婚=辛い物とは解釈していませんが、前提として挙げられるのは、別々の環境で育った2人が同じ屋根の下で生活をすることは非常に難しい事だと私は考えています。なぜか?それぞれが違う家庭で生活してきた2人は考え方や行動は違うものになります。
例として『目玉焼きにかけるのは醤油かソースか?』などの問いに対してもどちらも正解でもなければ不正解でもない事。このような問いは日常生活には数えきれないほどあり、人により重要度は様々です。
そんなの相手がしたいようにすればいいだけですよ!という返答もありますが、自分の常識は他人の常識になるとは限りません。常に自分の常識は他人の非常識であるという考え方を持っておくことが大切です。
☆具体的な結婚生活での重要な行動3選!!
前述において気持ちの持ちようとしては自分の常識は全員に共通しているものではないと述べましたが、気持ちの持ち方だけではうまくはいきません。具体的にどんな行動を心掛ける事が大切なのか、まとめていきます。
①家庭内ルールを決める
2人での新婚生活が始まった段階で2人だけのルールを決めておくことをお勧めします。ここでは、2人がそれぞれ歩んできた人生の中で学んできた常識を一度崩してみる事で夫婦同士の家庭にあったルールを決める事が今後の生活を過ごすうえでは重要です。
嫌な事を我慢している事を続けているといつかは爆発してしまうかもしれません。それがよく言われる『忍耐』につながっている事もあるので、2人でじっくり言いたいことを言い合う機会をもってみてはいかがでしょうか?
②コミュニケーションをしっかりと取る事を決める
今までは、デートなどの時間を作って会っていた関係から日常にシフトしてくる上で、業務的な会話だけで終わってしまう事が多くなってしまいがちです。
お互いの仕事や家事に使う時間におわれてしまい、自由な時間を取れなくなってしまう事がありますが、前もって最低1ヶ月に一度は2人だけの時間を持つように計画を立てるようにしましょう。お互いの言いたいことやしたい事などリフレッシュする機会が必要です。
③感謝を伝える事を忘れない
結婚生活を送っていると前述の通りに恋人から家族へ変化していく中で感謝の気持ちが伝わりにくくなります。
『言わなくてもわかっているだろう』『当たり前の事だから』と思ってしまうのは失敗の始まりです。言葉は伝えなければ伝わらないので、細かい事でもいいので日常生活の中で相手に対して『ありがとう!』と声に出して伝えてみてください。
最初に決めたルールもあると思いますが、ルール内でも実行してくれたことに対して『ありがとう』と伝えてみると感謝は伝わります。1日最低3回は『ありがとう』と言える・言われる環境をつくる事が大切です。
☆まとめ
夫婦生活についてまとめさせていただきましたが、改めて、夫婦といっても生活環境が違った2人が縁に恵まれて出会い夫婦となっています。
付き合っているときは相手の良いところに目が行きがちで悪いところには目が向けられないorそむけている状態が出てきていしまいますが、夫婦生活になればお互いの良いところだけではなく、悪いところも見ていかなくてはなりません。
それを正すという事は難しいことなので、1人の個性として認めてあげる事が必要です。この記事で僅かでもより良い夫婦生活や2人で新しい家庭を築きあげていく為に必要な手助けになれればと思います。