彼女と結婚したいけど、今までの貯金を全部渡すのは嫌だな…。と結婚への第一歩を踏み出せない方は多いです。夫婦によりますが、家計を預かるのは女性が多いため、今の貯金まで彼女に渡さないといけないと考えているからです。
ただ、独身時代に貯めた貯金は基本的にはあなたのものになります。そのため、全部を渡す必要はないのです。しかし、金銭面は彼女と話さないと結果は見えません。
そこで、他のみなさんは貯金をどうしていたのか気になるでしょう。内緒で貯金を持っている方もいますし、結婚前に購入したいものを買っている方もいました。また、結婚に必要な出費で貯金がなくなる方も多いのです。
結婚したとしてもある程度自分が自由に使えるお金が欲しいと感じている方は、必要な結婚費用を考えた上で貯金をしておくことが重要になります。
結婚前の貯金はどうしてる?結婚前の貯金は自分のもの?
実際に結婚した方はどうしているのか調べてみました。ちなみに、私は女性ですが、結婚する際に主人から全額の貯金を渡されました。ただ、必要な結婚費用を支払っていくとお互いにそこまで自由になるような貯金はしていなかったのが現実です。
・結婚に向けての資金に使った
私のように結婚資金で貯金がなくなってしまう方は多い様です。年齢を重ねていればある程度の貯金があるのかもしれませんが、20代30代前半での結婚の場合はそこまで大きな金額を貯めるのは難しいと考えます。
20代は仕事をしてお給料をもらえることの喜びや、それを使うことの喜びを感じている時なので貯金をしている方は少ないのです。そのため、結婚するにあたって必要な出費を考えると手元に残るお金がほとんどなかったのでしょう。
・内緒の貯金を持っている
家計を彼女が補っていきたいのであれば必要な結婚費用を彼女に渡しておきましょう。そして、手元に少しだけ自由になる貯金を秘密で持っておくのも1つの方法です。私たち夫婦の場合はお互いに自由になる口座を持っていますが、いくら入っているかは知りません。
このように秘密にしていない夫婦もいますし、あまりにも金銭的にきちんとしたくてすべて把握したいようなタイプの彼女であれば、あなたが自由にできるお金を持っていることにも何か言ってくる可能性があるので、秘密にしておくことをおすすめします。
また、結婚前に話し合っておくのもいいかもしれません。あなたが思っているように、彼女も結婚前の貯金はどうしたらいいのか考えているかもしれないですよ。
・結婚前に好きなものを購入した
結婚すると女性側が金銭のやりくりをする方が多いです。そのため、貯金を全部彼女に渡す前に好きなものを購入している方もいました。
結婚してしまうと男性はお小遣い制になるる方がほとんどなので、趣味でお金が掛かる方は独身時代に購入して貯金として残しておかない方がいいかもしれません。というのも、女性はとても敏感なので男性が購入したものがあまりにも高かったり怪しいと感じたら、内緒で貯金があるのでは?と考えるはずです。
そのように疑われるような環境は夫婦にとって良くないですし、あなたも自分のお金なのにそのような言われ方はされたくありませんよね。なので、自分のお金を自由に使える時に好きなものを購入しておくのも1つの方法になります。
彼女と結婚したいと思ったら貯金はいくら必要?
あなた自身の貯金も大切ですが、結婚するにあたって必要なお金があります。また、結婚となると自然とお子さんのことも考えることでしょう。
そこで、結婚するために必要な貯金を知っておく必要があります。結婚したら貯金が全くなくなって、何もしたい事に使えない…。というような事にならないように、結婚に必要な現実的な金額を知っておくようにしましょう。
・目安は200万円~300万円
結婚するとなると、婚約指輪や結婚指輪が必要だったり新居や結婚式をするため最低でも200万円は二人で用意できるようにしておきましょう。そのためそれぞれの貯金金額は100万ということになります。
ただ、結婚式や新婚旅行に今すぐいかなかったり、とりあえず新居を探すのではなくどちらかの一人暮らしの家で住むというような場合は、200万という金額からだいぶ下がることになるのです。
また、結婚式や新婚旅行もすぐに行きたくてお子さんもすぐに授かりたいと思っている場合は300万ほど用意しておくことが大切です。
初めてのお子さんはほとんどのベビー用品をそろえることになりますし、彼女が妊娠した際になにかトラブルで入院することになるかもしれません。そうなると共働きは難しくなります。
そのため、お子さんをすぐにと考えている場合は二人で300万ほど必要になるので二人で貯金がどれほど溜まっているのか把握しておくといいですよ。
・100万程度でも結婚は出来る
結婚するだけであれば100万ほどあれば結婚することができます。それぞれ夫婦の形があり、今はいろんな方たちがいるのですぐに結婚式をしなくてもいいですし、家族婚のように簡単に終わらせている方もいます。
そのようにいろんな選択肢を選択していくことによって100万程度でも結婚することは可能になるのです。ただ、結婚への考え方は男女で大きく違うことがあるので、あなただけの考えで進めてはいけません。
あなたは結婚式したくなくても、彼女は結婚式したいかもしれないです。そうなると必要となる貯金額が大きく変わります。あなたと彼女の間に「結婚」というゴールが見えて来たら、お互いが描いている結婚像をしっかりと話しておくといいですよ。
・400万あると安心して暮らせる
100万のあとの400万は驚愕する方もいることでしょう。しかし、今の時代は本当にたくさんの選択肢がありますし、お金はいくらあっても問題ないです。
貯金にあたって考えておいてほしいのが結婚してから二人で貯金をしていくというのは難しいことがあります。そのため、結婚した際にある程度の自由になる貯金を蓄えておく必要があるのです。
となると、400万ほどあるとしばらくの間はお金の心配をしないで暮らしていくことができます。今は二人とも収入があるためあまりお金に関しての危機感はないかもしれませんが、彼女が妊娠して育児をするとなると、子供がいるため今以上に出費が増えるにも関わらず、彼女の収入はなくなるのです。
あなただけの収入で十分生活で切るのであればいいかもしれませんが、若くてまだ収入が少ないのであれば、400万近い貯金を二人で持っておいたほうが安心してお子さんを育てていけますよ。
まとめ
結婚するということは、お互いの貯金額を知ったり今まではしてこなかったシビアなお金の話をしないといけなくなります。
そのため、少し気まずく感じることもあるでしょう。しかし、結婚するにはとても必要なことです。彼女がどのようなタイプなのかを分析しながら結婚に必要なお金以外の貯金をどうするのか決めましょう。