顔合わせでトラブルが起きてしまった結果、結婚が破談となってしまった…。
テレビのような話ですが、実際にある話なのです。長くお付き合いをしていて、お互いに両親と顔を合わせる機会がおおければ、スムーズに顔合わせが行われるでしょう。
しかし、両親と離れて暮らしていたり、お付き合いの時間が短いとお互いの両親との面識が少ないです。そのような関係性だと両家の顔合わせの際に話しが盛り上がらずに気まずくなってしまうことも…。
結婚に向けての第一歩の顔合わせが気持ちよく過ごせるように、気を付けることを覚えておきましょう。
また、トラブルが実際に起きてしまった方はまず落ち着いてください。きちんと対応すればまだまだ、関係性を修復できる可能性は高いですよ。
トラブルが起こる理由
顔合わせの際に、トラブルが起きる原因を知っておきましょう。
そうすることで、顔合わせの際に気を付けることを理解できるので、トラブルになりにくくなります。基本的に顔合わせの計画をしている中で不安なことがあったり、心配なことがあったらそのままにしないでください。
顔合わせ当日にはきちんと解決しておくことが大切ですよ。
では、トラブルになる理由を見ていきましょう。
事前の打ち合わせが曖昧な部分が多かった
両家の顔合わせで気になるのが
「お土産を持っていくか?」
「場所・服装はどうしたらいいの?」
などです。特にお土産に関しては、どちらの親だけが持っていくことになると、トラブルになってしまう可能性があります。
顔合わせについては、細かいところまできちんと決めておく必要があるのです。そして、決めた後は両親にも伝えて決めたこと以外はしないようにしてもらいましょう。
「そこまでするの?」と思ってしまうかもしれませんが、そのくらい細かいところまで決めておくこおで、トラブルになることを防ぐことが出来るのです。
ちょっとでもトラブルになりそうなきっかけがある場合は、事前に無くしておくようにしてください。
お酒を飲みすぎてしまう
お酒が好きな方にありがちな失敗談ですよね。
しかし、結婚の顔合わせの時に飲みすぎてしまうことは避けて下さい。嫌なことを言ってしまったり、泥酔なんてしまったら相手の両親は良い気持ちはしません。
むしろきちんとしないといけない場なのに、お酒のセーブができないことに不信感を感じてしまう可能性もあります。
特に、相手側がお酒を飲まない家庭の場合は「飲みすぎることもあるよね」などという理解もしてもらえないでしょう。お酒での失敗は大きなトラブルになってしまうこともあるので気を付けて下さい。
気を付けるポイントとして
「飲み放題にしない」
「お酒を飲まないように約束をする」
「途中でお酒をとめる」
この3つを忘れないようにしましょう。
飲んだら満足するまでやめられない様な方は事前にその日だけはお酒を飲まないように約束しておいてもらって下さい。
デリケートな部分を聞かれた
どの家庭にも聞かれたくないことってありますよね。
その部分に触れてしまったり、深く話を掘り下げられてしまうと、怒ったり悲しくなってしまうのです。そのため、顔合わせの前には、お互いに触れられたくない部分はどのようなことなのか?聞いておきましょう。
また、お互いの両親が立ち入ったことを聞こうとしている様子が見えたら、すぐに止めるようにして下さい。
話が盛り上がらない
お互いの両家が無口なタイプだったり、お互いのことを知らなさすぎたりすると、顔合わせの場がなかなか盛り上がりません。
たくさん盛り上げる必要はないですが、ある程度の会話は必要です。会話の中から相手側の人柄を感じ取ったり、親子関係を見たりします。
そのため、ずっと無言の状況が続いてしまうのはよくありません。
両親の趣味や、結婚についてどうおもっているか?など話のタネになるようなものを考えておきましょう。そうしておくことで、話もつきませんし、話のタネから段々と盛り上がってくれるかもしれませんよ。
トラブルが起きてしまった時の方法
トラブルが起きてしまった時…。どうしたらいいのか分からなくなってしまいますよね。結婚は二人だけでするものではありません。
お互いの家族も関わってくる大きな問題になるのです。そのため、両家の両親のトラブルが結婚へ影響を与えてしまうことにもなります。
最悪の場合は結婚破棄…。そんなこと考えるのは嫌ですよね。今からきちんと対応することで二人の気持ちが両親に伝わるはずです。トラブルが起きても諦めずに行動に移すことが大切になります。
婚約者同士で話しをする
トラブルが起きた際に、まず行うことは二人で話し合うことです。
お互いの両親はどう思っているのか?今どのような状況なのか話して理解することを大切にしましょう。現状を理解することで、どのように対処していったらいいのかわかってきます。
感謝の気持ちを伝える
お互いの両親が嫌な気持ちのまま、顔合わせが終わってしまったとしても、時間を作ってくれたことに感謝をしましょう。
そして、結婚したい事をきちんと伝えてください。
親は子どもが幸せになってくれることが何よりも大事なはずです。結婚への気持ちを伝えるいい機会だと思って伝えてみましょう。
再度、ご飯会を開く
両家の両親が気まずいままでは、その後の結婚生活もうまくいきません。というのも、結婚した後も両家が揃うことってたくさんあります。
結婚式もそうですが、子供が生まれたら子供の行事のたびに顔をあわせる機会があるのです。そのたびに、気を使うのは嫌ですよね。
そのため、少し時間を置いてからお互いに謝れるように、再度食事会を開きましょう。そうすることで、前回よりもお互いが気を使い穏やかに過ごせるはずです。
穏やかに過ごせたら、その後の話を進めてみましょう。二人の結婚の話をすることは何よりも楽しい話題です。
まとめ
顔合わせが上手くいかなかったとしても、その後の行動によって両親は変わってくれます。人間なので合う合わないがあるとは思いますが、それでも、両親は子供のことを1番に思っているのです。
子供のためを思って、どうにか穏やかにスムーズに過ごしていけることを願っています。
トラブルになってしまった時、少しだけ時間はかかってしまうかもしれませんが、諦めずに話し合いを続けてみましょう。
二人にとって、ご両家にとって幸せな結婚ができますように…。