子育てをしていく中で出てくる「反抗期」。
子供の反抗期が続き困り果てている親御さんも多いようです。今回の記事では子供の反抗期について、特に中学生の娘さんを持つ親御さんを対象に内容をまとめて見ました。
反抗期はいつまで続く?
皆さんは、反抗期っていつまで続くと思いますか?
反抗期は個人差があるんですよ。高校2年か3年ぐらいから大学に入るぐらいまでの間に反抗期を迎える人が多いと言われています。
17~20歳前後が多い時期になりますが、ただ反抗期にも個人差はあるので、目安として考えておく必要があります。大人になっても反抗期が続く人もいます。大人の反抗期になると厄介になるので、この場合は「反抗期」とは言いがたいかもしれないです。
反抗期の原因は、幼少期に子供のすることを認めないというところに原因があり、過保護のように育てるとなる場合があります。
全て親の言うとおりにして、子供の意見を取り入れようとしない場合には、ある一定の年齢期間だけの反抗期ではなく、生涯親に反抗し続けてしまうことがあります。
反抗期に疲れないための対策は?
子供の反抗期は疲れます。精神的にも疲れることが多いです。子供の反抗期に疲れないためには、自分でも休息する日を決めることです。反抗期にはどうしようもない場合だってありますが、そんなときには休日を設けることです。
子育ての手抜きの日を作ることで、親は適度にストレス発散ができたりしますし、イメージとして、例えば週に1回は出前で済ますなど、ルーズなルールを作ると気分的にも変わってきます。手抜きに抵抗のある方は、週1回だけお手伝いさんを頼んでみるのも1つの手段です。
今は、安くてしっかりと家事をこなしてくれる「家政婦協会」や「シルバー人材センター」など、「何でも屋」をビジネス展開しているところもあります。こういうところを上手に利用することで、気持ちが楽になることもたくさんあります。
反抗期は自分を責めることは止め、開き直ることも大切です。1番多いのが、反抗期に悩むお母さんが「私の育て方が悪かったのかな」と悩む人が多いということです。しかし、それは違うんです。育て方ではなく、子供の気持ちに寄り添ってないのが原因です。
子供のために何かをしてあげたいと考えている人は大丈夫ですが、反抗期は大人への階段を自分の力で解決しようとしているだけなんです。
これから社会に出て頑張っていけるかどうかを自分で見極めようとしているだけなので、自分を責める必要はなく、子供の成長を見守っていくという考え方が大切なんです。親が悩みすぎて「鬱」などになることが、子供が危険な状態になる可能性があります。
自分を責めて精神的に追い込まれるまでにならないように気持ちを楽にする方向に持っていく必要があります。
反抗期がないってことはあるの?
反抗期がないと感じるというのには理由があります。これは捉え方にもよると思いますが、親と価値観が同じであったり、子供が自己主張できない場合に「反抗期がない」と感じてしまうんです。反抗期は価値観の違いが生ずることで「反抗期」になるんです。
子供が自己主張をすることで「反抗的な態度」をとるようになるんです。ただ、大人になるには誰もが通る道なのです。
自己主張ができない場合には、どこかで爆発する可能性があります。自己主張ができないと社会に出ても意思表示ができないままになります。いわゆるコミュニケーション能力が低いと見なされてしまうんです。
親と同じ価値観の場合は、親子関係もしっかりしているので問題はないんですよ。子育ても間違ってはいないので、今のままで何の問題もないのですが、「自己主張ができない」という場合が問題となるんです。
社会に出ると仕事上で必ずコミュニケーションというのが必要となります。しかし、この「コミュニケーション」が取れてないと「報告・連絡・相談(ほうれんそう)」ができないので、「要注意人物」のレッテルが張られてしまう可能性もあります。
自分の意思を主張することは大切なことです。幼少期からこの大切な行為を認めてあげれるようにしなければなりません。まずは親の押し付けをやめてることが最優先となります。
例えば、多いのが「宿題したら?」「勉強したら?」ということがあります。これは、誰もが経験あると思いますが、それでは自分の意見を言えないと思いませんか?まずは子供の意見や考えを聞く姿勢が大切なんです。
この時期になると入試などの季節になりますが、これも同じことで「どの学校に行きたいのか」というのをしっかり耳を傾けてあげることが大切です。親の考えを押し付けるのではなく、子供の意見も取り入れるように改善をする必要があります。
これらの改善が子供の反抗期を和らいでくれるポイントになるんです。最初は、「○○した?」「あれは?」なんて言いそうになることもあると思いますが、慣れてくることで親子関係にも変化が訪れると思います。子供が意見を言いやすいように協力するのも親の大切な努めだと思います。
自分の意見が言えないとこんなことが起こるかも?
自己主張ができないと将来にも不安が残ってしまうんです。上記でも書いたように、社会に出たときに人間関係がうまくいかなかったり、仕事がうまくいかなかったり辛いことが多い人生となる可能性があります。
子供の意見を奪うことで、子供にとって辛い人生を送らせることになってしまうかもしれません。今の子育てを振り返ってみて、子供の意見を聞いてあげれてないと思ったときには、早めに切り替えるようにすることが大切です。
接し方を変えるだけで子供も変わってきます。親の1つの子育て方法が、子供の明るい未来の扉を開くきっかけになるんです!その中で母親の役割はとても重要になることがあります。子供の反抗期は母親にだけでなく、父親に対しても反抗的な態度をとる場合があります。
こんな時には、「怒鳴る」「殴る」などは絶対にしてはいけません!母親が中間役となり、お互いに思ってることや感じてることを「伝えてあげる」ということをしてあげることが大切です。裏返しの言葉が返ってきても本音ではないということを気づいてあげる必要があります。
照れていてそういう言葉になることがあります。母親はお互いの気持ちを理解してあげる必要があります。
まとめ
反抗期について、まとめてみましたが参考になりましたでしょうか。誰もが経験されることだと思います。ただ、そういう状況に遭遇した場合に「どうしたらいいのか」と思うこともあると思うんです。
反抗期が来ても自分を責めることだけはしないようにする必要があります。お互いに気持ちを汲み取る事が大切なんです。上手に気分転換や息抜きをすることで、「反抗期」も何もなかったように切り抜けることができます。
気持ちに余裕を持てるように考え方を工夫していくことも大切なんです。全ての人に当てはまる訳ではありませんが、「これってそうかな」と感じたら、実践してもらえると嬉しいです。