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母乳を欲しがるだけあげると太る?飲ませすぎを判断するポイント

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母乳育児の難点といえば、飲んでいる量を見た目で判断できないということではないでしょうか。

欲しがる様子を見ると実は全然出てないんじゃないかと思ったり、我が子の体格がよその子と比べて大きめだと母乳の飲ませすぎかなと思ったり、心配になることも多いですよね。判断するポイントはあるのでしょうか。

☆母乳を欲しがるのは足りないサイン?

授乳したばかりでおむつもきれいなのに赤ちゃんが泣き止まないと、母乳が足りていないのではと考えるママは多いですよね。その他にも、一度くわえると長時間離そうとしなかったり、胸の張りを感じないなど、様々な理由で母乳不足感を感じる事があると思います。

赤ちゃんが泣くのは必ずしも母乳不足のサインではありません。

たとえばおむつが濡れていなかったとしても、服に髪の毛が入っていたり、別の理由で不快感を感じている可能性もあります。泣いたからといってすぐに母乳を飲ませるのではなく、他の理由を探すというワンクッションをはさんで様子をみてあげてください。

また、長時間飲み続ける赤ちゃんも、実際には授乳の途中から飲んでおらず、ただ安心感をもとめてくわえているだけという場合が多いです。赤ちゃんの性格は様々で、短時間で一気に飲む子もいれば、休み休みゆっくり飲むという性格の子もいます。

☆母乳を欲しがるだけあげるのは良くない?

ミルクとの混合の場合にはあげすぎに注意が必要ですが、母乳のみの場合は「あげすぎ」という考え方はありません。よく聞く3時間おきの授乳というのは、ミルクは消化に3時間程っかってしまうためそのくらいの間隔をあける必要があるという意味です。

一方、母乳は消化がよく消化には1時間程しかかかりませんので、欲しがるだけ飲ませても大丈夫です。ただしこれは、赤ちゃんが本当に母乳を欲しがっている場合です。

月齢の低い赤ちゃんはまだお腹がいっぱいという感覚がわかりません。また、赤ちゃんには「吸てつ反射」という本能があるため、母乳をあげるとたとえお腹がすいていなくても反射的に吸い続けてしまいます。違う理由で泣いていたのに母乳を与えられ、今度は母乳の飲みすぎで泣いているという場合もあるのです。

☆母乳不足か飲ませすぎかを見極めるポイント

・ポイント1 授乳後に吐く

授乳の後はミルクの吐き戻し防止のためにげっぷをさせてあげますよね。授乳後にしっかりげっぷをさせているのにいつも母乳を吐いてしまうという場合には母乳を飲みすぎているという可能性が考えられます。

・ポイント2 お腹がパンパンに張っている

ほとんどの赤ちゃんは母乳を飲み終わると機嫌が良くなったり、そのまま眠ってしまうかのどちらかです。母乳を飲んだのにずっと機嫌が悪いままだったり、お腹がパンパンに張っている場合は母乳の飲ませすぎの可能性があります。

・ポイント3 こぼす、むせる

母乳を飲みながらむせたり、口の端からこぼれてくるようであれば飲ませすぎている可能性があります。母乳の出るスピードに赤ちゃんがついていけずに溢れてしまったり、どんどん口に入ってくる母乳を上手にのめなくてむせてしまいます。

・ポイント4 おしっこの量が増える

母乳を飲みすぎている赤ちゃんは、おしっこの量が増えることがあります。また、母乳に含まれる乳糖という成分をうまく消化できずに、便秘や下痢になったりもします。おしっこばかり出ていて便秘がちという場合は、母乳を飲ませすぎている可能性があります。

☆母乳で太る理由

母乳には赤ちゃんが飲み始めてからミルクが作られる「差し乳タイプ」と授乳と授乳の間の時間にミルクが徐々にたまっていく「たまり乳タイプ」があります。

分泌され始めてすぐの母乳には脂肪分があまり含まれていないのに対し、後半に分泌される母乳は脂肪分を含んだまったりとした母乳です。差し乳タイプの母乳とたまり乳タイプの母乳を比べると、たまり乳タイプのミルクの方が脂肪分を多く含むため、赤ちゃんにも脂肪がつきやすい傾向があります。

母乳の分泌量は一定ではない

そもそも、母乳の分泌量は1日中同じではありません。平均的に、朝の授乳の時が一番出がよく、夕方になると分泌量が減ってきます。1回の授乳でも永遠に出続けるわけではなく、長時間の授乳となった場合、もう母乳は出ていないけれどくわえているだけという赤ちゃんもいます。

また、ママの食べたものや摂取した水分の量によって毎日の母乳の出方も違っていますので、母乳だけを飲んでいる赤ちゃんはミルクのように一定間隔で一定の量を飲んでいるわけではありません。

つまり、母乳の場合は欲しがるだけ飲ませたからといって、ずっと母乳を飲み続けているということは少ないということです。飲ませた量がわかるミルクの場合はミルク不足の心配はありませんので泣いているからといって飲ませすぎるのは良くないですが、授乳量が目に見えない母乳は母乳不足を防ぐためにもどんどん飲ませてあげるべきと言えます。

母乳こまめに与える事が大事

基本的に母乳のみで育てている赤ちゃんが太っていることに関しては、あまり心配をしなくても大丈夫です。赤ちゃんの頃に太っていても、歩くようになって運動量が増えたりすることで細身になる子も多いです。 

たまり乳タイプで赤ちゃんの肥満がどうしても心配というママは、今の授乳間隔よりももっとこまめに授乳することをおすすめします。ミルクが溜まっている時間を短くすることで母乳に含まれる脂肪分を調整できます。

くれぐれも、たまり乳タイプで赤ちゃんが太るのが気になるからといって、授乳間隔を空けたり、時間を短くしたりしないで下さい。母乳は赤ちゃんが吸うことで作られるものなので、授乳回数が減ってしまうと母乳の作られる量が減り、そのまま出なくなってしまう可能性もあります。

☆母乳の飲ませすぎが原因で太るのは心配無用!

差し乳とたまり乳のタイプの違いや、ママの食事によって母乳の成分は様々です。母乳に含まれる脂肪分が多ければ、それだけ赤ちゃんの体につく脂肪も多くなり、他の子よりぽっちゃりします。

ですが成長するうちに運動量が増えて痩せる子もいれば、母乳の時は痩せていたのに離乳食が始まったとたんむちむちに太るという子もいますので、気にしすぎなくて大丈夫です。

肥満に気を付けるのは卒乳後の方が重要なので、母乳のうちは欲しがるだけ飲ませてあげて下さい。授乳中は赤ちゃんの様子をじっくり観察する事ができる絶好のチャンスです。母乳不足や飲みすぎのサインを見逃さないよう注意しながら、赤ちゃんとの絆を深めていってください。

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