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ワンオペ育児が辛い!夫婦喧嘩も多発!離婚の危機どう乗り越える!?

ワンオペ育児という言葉をご存知でしょうか?育児の何もかもを1人で全部こなしている状態のことをワン・オペレーション育児と言います。元は、某牛丼チェーン店などの夜中の営業の過酷な重労働が問題視されて以来、ワンオペという言葉が広く知られるようになりました。

作業のすべてを1人でこなす状態を子育て中の母親にも当てはまるということで、ワンオペ育児という言葉がついたそうです。そんな、ブラック企業なみに過酷な重労働をこなす母親の現状、その結果離婚の危機をむかえる夫婦の乗り越え方をご紹介します。

☆ワンオペ育児の原因は!?

ママは出産直後から休む暇なく子育てに追われ、一日のほとんどが、子どもが中心に回っています。育児だけでなく、掃除や洗濯、食事の支度の家事も1人で全て負担しなければならないママにとって、休む暇が本当にありません。さらに仕事をしているママはもう毎日がフラフラです。

そんな状況で、旦那さんは仕事で平日は帰りが遅かったり、単身赴任をしていたり、頼れる実家も遠くて頼れないなど、事情はさまざまですが、ママ1人だけに全てがのしかかり、精神的にも肉体的にも疲労が蓄積し、爆発してしまいます。

育児は夫婦が協力して行うものです。しかし、その考えを持っていない旦那さんがまだ多く存在するのも事実です。「専業主婦なんだから」「これはお前の仕事だろ」「俺は外で稼いでるんだ」とこんなことを言われてしまったら、もうたまったもんじゃありません。

☆ワンオペ育児にもう限界!旦那と離婚したい原因!

朝の支度から、夜の寝かしつけまで子どものお世話は、分刻みで行われています。しかし、そのほとんどを仕事に行って、みていない旦那さんは、ママの何が大変なのかが全く理解できません。こんな時に旦那さんの協力があったら・・と何度も思うのです。

しかし、その思いは届きません。やっと寝かしつけが終わって、ほっと一息ついているところに残業が終わって疲れた旦那さんが帰ってきたら、旦那さんからすれば、「ゆっくりテレビ見れていいな」「子どもと1日遊べていいな」などしか思われないのです。そんな言葉をかけられたら、怒りの感情が芽生えてしまいますよね(笑)

そんなイライラする発言ですが、ママがワンオペ育児をしている家庭の旦那さんは、実際こう思ってる人が多いように思われます。残業がない日は飲みにでかけたり、休日はゴルフや自分の好きなことを自由にできる旦那さんをうらやましくも思います。私には休む暇がない。

そして、たまに早く帰宅したり、休日に家族で過ごす時間が増えると、「先これしたらいいんじゃない?」「早く着替えさせてあげたら?」などと、育児に対して口出しし、行動するのは全てを私に丸投げするのです。

ご飯を食べるときも、わちゃわちゃと子どもたちにご飯をあげているママを目の前にしていても自分はテレビをみながら黙々と食べている。

料理をしていて子どもが泣いていても、私がなんとかすると思い、泣いている子どもを放置し、自分はスマホでゲームをしている。そんな姿にどんどん、どんどん、不満が募っていくのです。

そんな時に、頭によぎるのが「離婚」の2文字です。こんな理解のない旦那さんとはこの先やっていけない。2人の子どもなのに、なんで私ばっかりこんな思いをしなければいけないの?と悲しくなってきます。そして、旦那さんに対しての愛情も消えていくのです。

しかし、「離婚」をしてしまうのは簡単ですが、その後の生活を想像したことはありますか?ワンオペ育児が大変だと思って離婚を考えるのであれば、そこは一度踏みとどまっていただきたいのです。

なぜなら、シングルマザーになった方が、もっともっと精神的にも肉体的にも辛いことがたくさん増えてくるからです。自分をさらに追い込むことになりかねません。では、これ以上自分を追い込まないためにも、どうすればいいのでしょうか?

どうしたらこの気持ちを理解してもらえるのでしょうか?

離婚危機を乗り越えるためには夫婦の協力と寄り添いが大切です。方法をご紹介します。

☆旦那との離婚危機を回避!

旦那さんに理解を求めるのであれば、まずは夫婦で話し合う機会を設けることが大切です。ママの全てを理解することは、ほぼ不可能に近いと思います。しかし、辛い気持ちを伝えることでも、旦那さんが少しでも理解を示してくれるかもしれません。

2人の子どもです。夫婦が協力し合って育児をすることは当たり前なのです。そして、旦那さんが休みの日に子どもを預けて1人になれる時間を確保しましょう。普段、1人でこれだけのことをこなしているんだということが、旦那さんも身にしみてわかるはずです。

ママ自身も子どもから少し離れるだけで、日頃のストレスから解放され、気分転換ができたり、冷静な自分を取り戻すことができます。

今までママの大変さばかりを書いてきましたが、もちろんパパにだってパパのいい分がありますし、毎日朝早くから家族の為に、一生懸命働き稼ぐことは並大抵のことではないです。ストレス社会に揉まれてパパだってヘトヘトなんです。

そこを夫婦でお互いをののしり合うのではなく、労い、思いやりの気持ちをもつことも、離婚危機を回避できる一つのポイントだと思います。憎み合いながら、生活するなんて,楽しくないですよね。いつかは終わりのくる育児です。

今は、子どもにかかりきりで大変な時期ですが、夫婦で何度も話し合い、思いやり、助け合いながら、乗り越えましょう!

☆まとめ

ワンオペ育児で辛いママたちの現状をお伝えしました。まだまだ、孤独な状態で悲鳴をあげているママたちはたくさんいます。実際私自身もワンオペ育児の1人です。本当に辛いですし、なんども助けてほしいと思い、子どもの前で涙したことも何度もあります。

この記事を読んで、ワンオペ育児の現状を少しでも多くの人に理解をしてもらい、少しでも多くのママたちの気持ちに寄り添って手を差し伸べれる大人が増えていければいいなと思います。1人で辛いときには、頼れる人を見つけて頼ってくださいね。

そして、この記事をみた旦那さんは奥さんの心の悲鳴を読み取ってあげてください。必ず夫婦で乗り越えられる日がきます。お互いが寄り添うことから決して逃げないで、子どものために幸せな家庭を築いてくださいね。

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