今話題のオキシクリーン、これを使えばキッチンシンクも換気扇もお風呂もピカピカに!なんてよく耳にしますね。
でもどうやって掃除するの?
「オキシ漬け」ってよく聞くけどどれくらい漬けておくの?などの疑問を解決します。
また、オキシクリーンで失敗しないように失敗談もお話しますので、これで日々汚れるキッチンシンク・換気扇・お風呂の掃除が楽しくなりますよ。
オキシクリーン活用キッチン編!もう失敗しない
知らないと後悔するかも!オキシクリーンでキッチン掃除するときの失敗談と失敗しない掃除法を3つ紹介します。この記事を読めばもう失敗することはなくなりますよ。
①シンクのコーティングがはがれる
すべてのシンクがダメなわけではありませんが、コーティングがはがれることがあります。
原因としては、「オキシ漬け」(オキシクリーンと40~60℃のお湯を混ぜてつくった液のこと)のつけ置き時間が長すぎたり、液の濃度が濃すぎたりすることだそうです。
コーティングがはがれやすいシンクの特徴は、フッ素コーティングが施されているかどうかです。フッ素コーティングがされているステンレスのシンクだとまだらに変色して見た目が残念なことになってしまいます。
→フッ素コーティングが施されているシンクをオキシクリーンで綺麗にする方法
まずシンクを軽く洗います。次にシンクの排水口にふたをします。ふたがなければ溝にビニール袋をかぶせてしっかり結めば大丈夫です。
ふたをしたシンクにお湯(40~60℃)をためます。その次に、オキシクリーンを完全に溶かします。お湯20リットルに対してオキシクリーン1杯(アメリカ製)日本製のオキシクリーンだと4杯。
ゴム手袋や割りばしなどを使って泡がモコモコになるまでかき混ぜます。シャワーで勢いよくお湯を注いでも泡立ちます。泡立ったら、1時間~6時間つけ置きます。これ以上つけ置くとコーティングがはがれてしまうので注意しましょう。
また、頻繁にオキシクリーンで掃除している場合は短い時間でやめておきましょう。最後に、シンク全体を水で洗い流してキッチンペーパーなどで水気をとれば掃除完了です。
②シンクのステンレスがさびる
ステンレスのシンクを掃除するときに便利なオキシクリーン。でもまれにステンレスがさびて残念なことになってしまうんです。
その原因は、長時間「オキシ漬け」をすることにより酸化して金属がさびてしまうことや何度もくり返しオキシクリーンで掃除することだそうです。長い間「オキシ漬け」すればするほど汚れが落ちそうな気はしますが、何事もやりすぎはダメです。
→シンクがさびるのを防ぐ掃除の方法
食器を洗った後に毎回、台所用洗剤でシンクも一緒に掃除をしましょう。そうすることで、簡単にシンクの汚れを落とすことができオキシクリーンの活用頻度が減ります。
オキシクリーンでがっつり綺麗にしたい気持ちはわかりますが、使い過ぎはステンレスをそれだけ傷つけていることになります。
また、「オキシ漬け」する時間は30分以上から効果があると言われているので1時間くらいでやめておきましょう。これでピカピカが長持ちするシンクになると思いますよ。
➂換気扇のコーティングがはがれたり変色したりする
換気扇がアルミ製の素材だった場合、「オキシ漬け」をするとコーティングがはがれたり変色したりするそうです。なので、アルミ製の換気扇にはオキシクリーンは使わないでください。
→換気扇の掃除方法
まず、換気扇を取り外します。次に換気扇が入るようなバケツや桶を用意し、その中に45℃前後のお湯とオキシクリーンを混ぜます。
ゴム手袋や割りばしなどでモコモコと泡立つまでかき混ぜてください。そこに換気扇を入れるだけです。1時間ほど放置したあと換気扇を取り出してぞうきんやキッチンペーパーなどでふき取りましょう。
そのあと、水でぬらした別のぞうきんやペーパーできれいに換気扇をふいてください。これで掃除完了です。
以上、オキシクリーンで掃除するときの失敗例と失敗しない掃除法でした。
オキシクリーンで失敗しない方法!?お風呂をピカピカに
お風呂の浴槽にいろんなものをホイホイ入れて「オキシ漬け」すると掃除が超らくになりますよね。だけど!そこに大きな落とし穴が。
つけてはいけないものやお風呂の床がピカピカになる掃除方法を失敗例交えて紹介します。
①浴槽にいろんなものを入れて「オキシ漬け」
浴槽に風呂場の桶や、イス、風呂のふたやシャワーなど風呂場にあるものをとにかく浴槽にほりこんで「オキシ漬け」すると、残念な結果になるものがあります。
それは、アルミ製のもの。オキシクリーンとアルミ製の素材を使ったものは相性が悪いです。ですから、ホイホイほりこんだものの中にアルミ製のものが入っていると酸化してまだらに変色してしまうので注意しましょう。
→浴槽に入れるまえにアルミ製のものがないかチェックしよう。
これでもう失敗せずにピカピカにできますよ。
②お風呂の床のカビもオキシクリーンで退治
お風呂の床ってちょっと掃除をさぼるだけでカビだらけになって困りませんか?そんなときに手っ取り早く掃除できるのがオキシクリーンです。
しかし、床の「オキシ漬け」ってできるの?できるんです。ただ、長時間の「オキシ漬け」は厳しいです。
よくある失敗例、床の排水口をふさぐためにビニール袋をしばってふさぐと思うんですが、どんなにきつくしばってもどこからか水が漏れて、つけておいたお湯が流れてしまい気づいたころには床がカピカピにってことがあります。
そうならないための掃除方法とは?
→風呂場の床は長時間「オキシ漬け」しない。10分ぐらいで効果あり!
掃除の仕方は全く同じです。排水溝をふさいで、床を「オキシ漬け」するだけ。ただ、時間を短くするだけです。
長くても30分くらいで綺麗になります。余裕があれば「オキシ漬け」している最中にブラシで軽くこすってやるだけですぐにピカピカになるのでぜひやってみてください。
まとめ
さまざまな失敗例をもとに正しい掃除方法を紹介しましたが、いかがでしたか?
これから年末にむけて大掃除することも増えるでしょうから、失敗例を読んで悲しむ人が少なくなることを願っています。
オキシクリーンは上手に使えば放置するだけで綺麗に掃除してくれる魔法の粉です。少しでも掃除の手助けになってくれればと思います。