結婚によって新しい家族になる義理の両親。世間では義理の両親との関係で悩む声が多く聞かれますが、義理の両親・母に感謝をしているという人も大勢いることでしょう。
義理の両親にお世話になった、贈り物をいただいた、いつも支えてもらっているお礼がしたい…など人によって理由はさまざまですが、面と向かってお礼をするのが恥ずかしいときは電話やメールがおすすめです。
しかし電話やメールで義理の両親や母にお礼をするときは、多少のマナーに注意しなければなりません。せっかく気持ちを伝える良い機会ですから、お互いに幸せな気分になれるよう言葉遣いや文面に配慮しましょう。
今回は義理の両親・母にお礼をする方法をひとつずつ紹介していきますので、自分に合ったお礼の方法を見つけてみてください。
また手軽なメールを利用してお礼をするケースについても解説します。
義理の両親・母にお礼をする方法とは?様々なお礼の仕方!
何かと気に掛けてくれる義理の両親・母は、これからもお世話になる存在。プレゼントをいただいたときや子育てのサポートをしてもらったときには、しっかりお礼をしておきましょう。
・義理の両親・母にお礼をする方法
①面と向かって伝える
一番あなたの気持ちがダイレクトに伝わるのが、面と向かってお礼を言う方法です。気恥ずかしさや緊張などあれこれ考えてしまうかもしれませんが、一番手軽な手段でもあります。
お礼のためだけに時間や場所を確保する必要はありませんので、顔を合わせたときに相手の目を見てお礼の気持ちを伝えましょう。
②手紙を書く
頻繁に義理の両親・母と顔を合わせる機会があり、フラットにしゃべることができる関係性の場合、口頭でお礼を伝えると軽く受け取られてしまうことも…そんなときは手紙で日頃の感謝を伝える方法がおすすめです。
あらたまって手紙を渡すのが恥ずかしいのであれば、帰り際に手渡しするか置き手紙にしましょう。子供に手渡ししてもらうのも良いですね。
③電話で伝える
面と向かってお礼をするのが恥ずかしいときは、電話で感謝を伝えましょう。忙しく義理の両親・母と会う時間が取れないときにも最適です。
電話でお礼をすると場合は、義理の両親・母の都合の良い時間を見計らってください。夜間は在宅率が高く電話に出てもらえる確率が高くなりますが、人によっては夕飯の片付けや入浴などで慌ただしい時間帯です。
まずは一言、「今お時間よろしいですか?」と配慮してから、お礼を伝えるようにして下さい。もし相手が忙しいようであれば、折り返してもらえるようにするとスムーズに連絡が取れます。
④メールを送る
義理の両親・母が電話だとなかなか連絡がつかないときは、メールでお礼を伝えましょう。相手の都合を伺う必要がないので、思い立ったときにお礼をすることができます。
義理の母にメールでお礼をするのは失礼?
手軽で便利なメールですが、お礼をするためのツールとしてふさわしいものなのでしょうか。基本的にメールでお礼を伝えることはマナー違反ではありません。ただし義理の母が年齢を重ねている場合、相手によっては印象が悪くなるケースもあります。
いつも義理の母とメールでやり取りをしているのであればメールでのお礼はアリ、義理の母があまりメールを利用しないのであればメールでのお礼はナシと判断しましょう。
・義理の母が喜ぶお礼メールとは?
メールは手紙同様、相手に送る前にじっくり言葉選びできるところが便利ですね。義理の母に送るお礼メールも内容によって、喜んでもらえるかどうかが決まります。
まずお礼メールの最初には、義理の母の健康を気遣う一言を入れましょう。「気温が高い日・寒い日が続いていますが、体調を崩していませんか?」、「夫や子供たちは毎日元気に過ごしていますが、お母さんはいかがですか?」などがおすすめです。
次にお礼の言葉を入れます。「先日は自分・子供・家族にプレゼントをいただき、ありがとうございました。」、「○○のときは、自分・子供・家族がお世話になりました。」など簡潔に書きましょう。
また義理の母にしてもらったことによって、どういったメリットがあったのかも伝えてください。「家族でおいしくいただきました。」、「家族で使わせていただきました。」、「子育て・家事で役に立ちました。」など具体的な内容が効果的です。
そしてどれだけ感謝をしているか伝えるために、これまでのお礼を伝えていきます。「いつも私たち家族のために、ありがとうございます。」、「お母さんのサポートにはいつも助けられています。」など一言で構いません。
最後に、これからについて一言添えます。「今度直接お礼をしに伺います。」、「今度みんなで食事に行きましょう。」、「お母さんの好きなものを今度教えてくださいね。」など未来が楽しみになる一言を入れてください。
・義理の母に送るお礼メールで注意することは?
義理の母にお礼メールを送るときは、内容はもちろんのこと読みやすさも重視しましょう。まず長文でダラダラとお礼の言葉を伝えるのは避けてください。一通のメールの中に「ありがとう」は一回もしくは二回程度に抑えましょう。
また句読点や改行を使い、スムーズに読み進められるメールを意識してください。一番伝えたい文の前後は空白にしておくと、協調することができます。
メールの題名も空白にするのではなく、「ありがとうございます!」や「お元気ですか?」など一言添えると良いでしょう。以前もらったメールの返信を活用し、題名に「Re」が入らないよう注意してくださいね。
まとめ
ちょっとしたことでも義理の両親・母にお礼をしておくと、その後の関係が良好になります。後回しにしてしまうと感謝の気持ちが伝わりにくくなるので、思い立ったときにお礼をするようにしましょう。
またメールでお礼をするか悩んでいるときは、メールだけでなくその他の方法と組み合わせてお礼をする方法もおすすめです。さまざまなお礼の方法があるので、義理の両親・母の性格や生活スタイルに合わせてふさわしいものを選んでくださいね。