絵が下手な人ってどう練習したらいいのか?どうやって描いたらいいのか分かりませんよね。絵が上手なのは、元々の才能もあるとは思いますが、そんなことに負けたくない!と考えている方も多いはず。
そもそも絵が下手な人と上手い人はなにが違うのでしょうか?性格?脳?いろんなことが理由としてあるようです。これらの理由を知ることによって少しでも絵が上手になれたら嬉しく感じます。
脳や性格はどうも変えることが出来ないと思っているかもしれませんが、今からでも遅くありません。理由がわかれば改善することだって可能なはずです。少し時間が掛かるかもしれませんが、絵がうまくなるヒントが必ず隠れています。
あなたが絵が下手な原因はどんなものがあるのでしょうか?当てはまるものを見つけてみて下さい。
絵が下手なのは性格が違う?
絵が下手なタイプの方は性格が関わっているのか?と気になるところです。絵が上手になりたいと思っていても、今まで生きてきてなぜ絵が下手になったのか?原因が思い当たる方もいないと思います。
しかし、実は今までの生活の中で絵を描くことに関わる時間が、絵が上手な人に比べて全く違うといわれるようになってきました。実際に当てはまるものがあるのではないでしょうか?
・活発なタイプだった
活発な子供時代を過ごしていた場合、絵を描く機会が少なかったはずです。絵が上手な方はそれだけ絵を描く経験を積んできたということになります。そのため、性格が活発な子供よりも絵本を読んだりと大人しい子供のほうが、絵を描く機会が自然と増えているはず。
絵が上手なのは産まれ持った才能もあるかもしれませんが、それ以上に経験が大切なことがわかりますね。
・苦手意識が強い
絵が下手な方は描くことも、絵を見てもらうことにも抵抗があります。その気持ちから絵を描くことに関して苦手意識が強くなり、絵を描く機会をどんどん無くしてしまうのです。絵は描けば描くだけ上手になることができます。
苦手意識をなくし、絵を描こうと考えるだけで変わってくるはずです。
・興味がない
絵を描くこと自体に興味がなかったのではないですか?絵を描くことが好きな方は、絵を描くことでストレスを発散できたり、楽しいというプラスの気持ちになるため、絵を描く機会が自然と多くなります。
ただ、絵を描くことに興味がないと絵を描く機会も少なくなりますよね。絵を描くだけではなく、見たりして絵に興味を持てるといいですね。
絵が下手なのは脳が違う?
性格でどう違のかわかってきましたね。今までの生活の仕方でいろんなことが変わってきますが、それ以前に脳との関係はどうなっているのでしょう?
何をするにも脳を使います。絵を描く時には、脳はどのような動きをしているのか?絵が下手な方はどう違うのか?考えてみて下さい。
・記憶の仕方が違う
絵が上手な方はいろんな見たものを写真のように脳に記憶している様です。それに比べて絵が下手な人はあまりしっかり見ていなかったり、部分的な記憶しかないことが多いと言われています。
例えば、ウサギを見た時に全体的なウサギを写真のように記憶すると、写真をそのまま絵に描くようなイメージなので上手に描くことができます。
しかし、絵が下手な人は「耳が長い」「飛ぶ時に足が長くなる」といった文字で説明できるような記憶の仕方になるのです。
このように部分的にしか覚えていないと絵を描く時に他の部分が曖昧になり、出来上がりのバランスが悪かったり、全くウサギに見えなかったりしてしまいます。このような脳への記憶の仕方が絵が下手な人と上手な人は違う様です。
・見る方向が一緒
絵が下手な人が人間の絵を描こうとすると、大体の方は正面から見た状態を書きます。しかし、絵が上手な方は正面から描くことはほとんどありません。これは、記憶力だけではなく、バランス感覚を持っていたり、紙に対しての構図を自然と脳の中で作っているのです。
実際に、漫画家さんが正面から描いている絵はなかなか見つけることができないはず。日々、正面からだけではなく「角度を変えたらどう見えるのか?」ということに意識すると変わってきますよ。
・想像力の問題
想像力があったとしても、その想像しているものを細かいところまで想像することができない方が多いです。細かいところまで想像できないと、やはり形にすることも難しくなります。想像してそれを形にしようと練習してみると、だんだんコツを掴んでくるはずですよ。
絵が上手になる方法
絵が下手な人の理由は分かったところで、絵が上手になる方法も知りたいですよね。絵が上手になるためには、そんなに難しいことはありません。毎日5分10分でもいいので続けることが大切ですよ。
・綺麗な丸を描く
絵が下手な人のほとんどは綺麗な丸を描くことができません。実際に私も上手に丸を描くことが出来ないです。丸を描いてみると、必ず左右非対称になり、コンパスで描いたような綺麗な丸にはなりません。
しかし、絵が上手な人は綺麗な丸をスムーズに迷いなく描くことができます。一見、丸を描くことは絵に関係ない様に感じますが、丸を綺麗に描くことが出来れば、自然と絵が上手になっていく様です。
・写し絵をする
絵を上手に描くには経験が必要です。しかし、初めはどんな絵を描いたらいいのかわかりませんよね。そんな時は、イラストや写真でも大丈夫なので、写し絵をするようにしましょう。
写し絵をすることで、段々と絵を描く時のバランスが分かってきたり、コツを掴めるようになってきますよ。
・手を描く
丸を綺麗に描けて、写し絵も上手にできたら、今度は手を描いてみましょう。手は自分でいろんな動きを付けることができますし、角度を変えることができます。手といってもいろんな形・描き方があるのです。
立体的なものを描くことで、奥行きの付け方もわかり上手になっていきますよ。
まとめ
絵が下手な原因をいくつか見ていて、当てはまるものはありましたか?私も絵が下手なのですが、ほとんどのものに当てはまりました。それと同時に、絵を上手になる方法も予想外です。もっと大変な練習が必要だと思っていたから…。
でも、どれもすぐにできそうな方法ばかりですよね。時間がなかったり、忙しかったりしてなかなか毎日続けることができない方もいるかもしれません。しかし、地道に続けていくことが大切です。
思い出した時にでも〇を描いてみたり、手でいろんな形を作り、角度を変えることで見え方がどう変わるのか考えてみたりしてみて下さい。
ちょっとした日々の努力で、絵が上手になれるといいですね。