皆さんは、部屋に置いてあるぬいぐるみのお手入れって普段どうしていますか?子供の頃からずっと持っているぬいぐるみとか、いつも枕元に置いてあるぬいぐるみとかいろいろありますよね。今お子さんがいる家庭には、たくさんのぬいぐるみがあるのではないでしょうか?
実はぬいぐるみって、ものすごい数のダニが生息しているんです!大人も子供もダニはアレルギーの原因になる厄介な奴です。子供の遊んでいるぬいぐるみがダニだらけだったらと考えると度ににでは、ダニを減らすにはどうしたらいいのでしょうか?これから皆さんにお教えします!。
まず天日干ししよう!目安時間は?
まずぬいぐるみに潜んでいるダニを減らすところから始めましょう。減らしても減らしても、梅雨や湿気の多い時期になると行動が活性化してどんどん増えていくダニ。そんなダニを増やさないためにこまめなお手入れが大切になってきます。
そのために、まずもともと潜んでいるダニやダニの死骸、フンを減らすところから始めます。実はぬいぐるみを先に洗濯してしまうとダニがもっと奥深くに入り込んでしまうんです。綿の内部に潜んでいるダニなんて怖いですよね。
だから先に天日干しをして熱を加えて、ダニをできる限り減らします。ダニが減るのに一番いいのは50度の熱に30分間当て続けること。ダニは熱にとっても弱いんです!例えば布団乾燥機も、とっても暖かくなるおかげで、ダニを減らす効果があるんですよ。
ではどうやって50度の熱に当てるのでしょうか?乾燥機という手もありますね。しかしぬいぐるみによっては乾燥機の熱にやられて傷んでしまうものもあります。温度調節ができるのなら活用してもいいですね。
スチームアイロンの蒸気を当てるという方法もあります。結構暑いですもんね。火傷に気をつけて下さい!どんなぬいぐるみでもとにかく手軽にできるのは天日干しです!ベランダに、風に飛ばされないようにしっかり固定して干してあげて、直射日光にしっかり当てます。
黒い袋をかぶせてあげると、内部が温室状態になるのでさらに効果があります。直射日光だけで50度まで温度を上げるのはなかなか難しいです。もし小さいぬいぐるみがたくさんある場合なんかは、黒い袋にまとめて入れてしまえばいいですよね。
ダニが死滅するのは30分ほどかかるので、昼間の日光の強い時間帯に一時間も出しておけば十分効果があります。ただ、袋をかけていないぬいぐるみはカラスに襲われることもあるので気をつけてくださいね。
私は先日ベランダで干していたぬいぐるみをカラスにつつかれてしまいました。危うく持って行かれるところだったので気をつけてくださいね!熱でダニを減らしたら、次はいよいよ洗濯をします。
ぬいぐるみの洗濯方法
ぬいぐるみによっては洗濯ができないものもあるので、洗濯表示をきちんと確認してくださいね、水洗い不可のものは洗濯できません。革製品もできません。
出来ないものだったらクリーニング店に持って行きましょう。クリーニング店でも、ぬいぐるみのお手入れをしてくれます。また色の濃いものだと色落ちもするので、単体で洗うようにしましょうね。
それでは洗濯の仕方を説明します!
1.まずぬいぐるみを洗う前に、ブラッシングで埃や絡まりを取り除いておきます。毛足の長い人形だと、きちんとブラッシングしておかないとさらに埃が絡んでしまい、洗濯してもぺったんこになってしまいます。
ブラッシングにオススメなのが100均に売っているペット用のブラシです!私は今まで、毛の方い歯ブラシでブラッシングしていたのですが、ペット用ブラシを使って毛の絡まりがスルスル取れることにとっても感動しました!
もちろんしっかり絡まった毛を取るのはたへんですが、毛足の長いぬいぐるみをお持ちの方は買っておくと便利です、ちなみに毛足の長い絨毯の絡まりを取るのにも使えるので大変重宝します!
洗濯機でも手洗いでも洗えますが、小物などの付属品は外しておきましょう。洗濯機に入れる際は、ネットに入れてください。ドライコースか手洗いコースで回します。手洗いでも洗濯機でも、洗剤はおしゃれ着洗いのものを使用します。
おしゃれ着洗いの洗剤は、衣服はもちろんお人形などの生地にも使えるように優しく作られているんですよ。
2.手洗いの場合は、ぬるま湯を桶に張って洗剤を少しかけて人形を優しくもみ洗いしていきます。お人形の毛並みをほぐしてあげるイメージです。お風呂で洗ってあげている感覚ですね。
ゴシゴシしすぎると毛の絡まる原因になったり、ぬいぐるみの生地が傷つくので優しく丁寧に洗いましょうね。手洗いのいいところは、汚れているところを自分の手で念入りに洗えるところ。そして、ぬいぐるみの中の綿がずれないように気をつけることができるところです。
3.もみ洗いしたぬいぐるみはタオルで挟んで水気をぎゅっと吸い取り、1分から3分ほど洗濯機で脱水します。本当に短時間です!洗濯バサミなどで挟んで干してしっかり乾かします。綿が落ちるのが気になる方は平干しでも大丈夫です。
とにかく中までしっかり乾かさないとカビの原因になります!綿の入ってるぬいぐるみは、ずれていないか確認しましょうね。
4.乾いたらまたブラッシングしてあげましょう。ちなみにドライヤーを当てると繊維が壊れてくっついてしまうので避けたほうがいいです。私は一度思い切りドライヤーで乾かした人形がゴワゴワになってしまった経験があります。ぬいぐるみは熱に弱いものが多いです。
結構簡単に洗濯できることがわかりました!ここでしっかり乾かせたら、ぬいぐるみの掃除完了です!
ぬいぐるみを洗う頻度はどれくらい?
正しいダニの減らし方がわかりましたが、果たしてどれくらいの頻度でぬいぐるみを洗えばいいのでしょうか?ダニの動きが活発化して繁殖のしやすい湿度の多い時期だと、できれば毎週天日干しはしてあげたほうがいいです。
一週間であっという間にダニは増えるので、こまめな天日干しがダニを減らしてくれます。洗濯も合わせて行うようにしましょう。夏だとすぐ乾くので洗濯しやすいですよ!
ダニを除去して安心した生活を送ろう!
ダニはアレルギーの原因のひとつ。子供はもちろん大人も、ダニによってアレルギー性気管支炎やアトピー性皮膚炎、気管支喘息などが引き起こされます。お気に入りのぬいぐるみが自分の健康に悪影響を与えているとわかったら悲しいですよね。
ぬいぐるみはこまめにお手入れしてあげて、清潔に保つようにしましょうね!