小学生、中学生のお子さんをおもちの親御さんが一番頭を悩ませる事項というのはなんといってもPTA役員の選出ですよね。
私の子供が通う小学校では、PTA役員は子供が小さいうちにやっておいたほうが責任が重くなくてすむので得だと早くから立候補する人もいます。
残業が多い仕事をしている親御さんなど日中にPTA役員の活動をするのが難しい方などはできればPTA役員に選出されるのを回避したいと思っていたりしないでしょうか。
でも、回避したいと言ってPTA役員に立候補しないでいても、なんとたくさんの人から推薦され、先生にも説得されPTA役員に選ばれる場合があるのです。
自分の意志がどうあるかにかかわらずたくさんの人に推薦されるという事態、これは果たしていじめと言えるのでしょうか?
「もしかしてPTA役員への推薦はいじめなのでは?」と心配に思った方のために、ここではPTA役員への推薦はいじめか否か、また、PTA役員の選出トラブルを回避し逃げ切るにはどんな方法があるのかについて詳しくご紹介させて頂きたいと思います。
PTA役員選出トラブルを回避する方法について詳しくお知りになりたい方は、要チェックです!
☆そもそもPTA役員への推薦はいじめなのか
では、ほかの保護者の方からたくさん推薦されてPTA役員として選出されるという状況はいじめと言えるのでしょうか。
私の子供が通う小学校では、子供が低学年のうちに早めにPTA役員を済ませておきたいと、自分から立候補される方が多いので、クラスからどんどん役員が選出されていきます。
同じ学年で一度役員に選出された方は自分で立候補されない限り2度選出されることはまずないので、一度PTA役員に選出されたら、その後の学年の時には選考から除外されますので、やっていない人が必然的に多くの方に推薦される形をとってPTA役員に選出されることになります。
ところが、ほかの地域の小学校では、意地悪グループの代表ママなどがほかの意地悪ママと謀略をはかって知っている人と連絡を取り合って気に入らない人をターゲットにしてその人がどんなに働いていて忙しくPTA役員などするのが困難な場合であっても示し合わせてクラスの3分の2以上の票を入れて無理やりPTA役員として選出される場合があるようなのです。
これは、かなり怖いですよね!
しかも、選出された後「サブの役員を付けてあげるけれど、どなたがよろしいかしら?」とたずねられ、「どなたでも大丈夫です」と返答すると、「まあ!クラスの3分の2も推薦人が集まる方ってさすがですわ。人格者でいらっしゃいますわね」と自分たちでいじめのような選出をしておきながら嫌味を言うという悪辣ぶりをふりまく場合もあるのですから、気を付けなくてはいけません。
もう、選出されてしまったのであれば、ほかのPTAの方がぐうの音も出ないくらい立派に役員としてのつとめを果たすぐらいの勢いでPTA役員の活動に取り組む勢いが必要になってくるのです。
☆PTA役員の選出トラブルを回避し逃げ切る方法
まず、PTA役員への推薦による選出トラブルを避けるためには、お子さんのクラス内のボス的ママに疎まれるような行為をすることを避ける必要があります。
「自分は別に何も悪いことをしていないから」というスタンスに立ってボス的ママを立てない行動をとっていたら、よほど力の強い派閥に入っていない限りは確実に目を付けられてPTA役員選出の時にいじめ的な推薦をうけ、クラスのPTA役員として選出されるおそれがあります。
あなたがクラスのボス的ママであれば特に問題はないのですが、弱い派閥に属している方や、特に派閥に属していない方は多勢に無勢でいじめ的なPTA役員への推薦の標的になる場合がありますので注意が必要です。
では、どうすればPTA役員への選出トラブルを回避して、役員選出から逃げ切れるのかについて詳しくご紹介していきますね。
実は、PTAの役員というのは、学年の人数が多くない限り必ず小学校6年間、中学校3年間に1回はやらなければならない制度となっている学校が多いので、ほとんどの親御さんが小学校6年間のうちに1回、中学校3年間のうちに1回はPTA役員をしなければいけないことになっています。
ただし、役員に選出されても会合に顔を全く出さず、行事当日だけひょっこりと顔を出してさもPTA役員の役目を果たしました!というような顔をする強者もいらっしゃるようです。
しかし、ほかのPTA役員の方から「あの人はいる意味がないから選出しない方がよかった!」と名指しで批判されることになり、トラブルの元となりますので、PTA役員に選ばれたからには、指示された使命はきちんとはたさなくてはいけません。
ただし、クラスの人数が多い場合は、6年間に1度もPTA役員に選出されなくてもすむ場合があります。
そんな時に、ボスママに目を付けられていたら、いじめ推薦される可能性が大きくなりますので、そんな事態を避けるためには、ただひたすら自分を空気のように目立たない存在にしてトラブルを回避する必要があります。
ただし、推薦制度ではなく、くじびきでPTA役員を選出する場合には、かなりの強運の持ち主であれば小学校6年間、中学校3年間に1度もPTA役員に選出されないというラッキーな出来事に遭遇するかもしれません。
くじ引きで選出される場合は、いくら希望を出していても選ばれず、逆に2回以上役員をやるかたも出てくるということもあり得るそうです。
☆まとめ
PTA役員にいじめ的に推薦されるのを回避するには、ボスママに目を付けられないようにする必要があります。ただし、PTA役員を歴任することにはマイナス面だけではなくプラスの面もまた存在します。
それは、お受験の時の選考のアピールポイントになりうることです。
ですから、「PTA役員になるのは嫌!」とか「無理やり役員に選出されたけれどどうしよう・・・」とかマイナス思考で考えたりせず、もし、PTA役員に選ばれたら「お受験にプラスになりうるのだから頑張ろう!」とプラス思考でPTA役員に選ばれたことをとらえて、積極的にPTA役員の活動に取り組んでいきましょう。