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読解力低下の問題が深刻に?大人になっても読解力が低い人の特徴5選

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経済協力開発機構(OECD)が行った国際学力調査の結果(2017)によれば、15歳の読解力は前回の4位から8位へと大きく後退しました。しっかりと問題を読み取る力がないと複雑なタスクをこなしていくことは困難になってしまいます。

この世代の子どもたちが、このまま大人になったとして、急激に読解力がアップするとは考えられません。もしも大人になった時に読解力が低ければ、どんな特徴があるのかをまとめました。

身近な人を思い浮かべながら、自身を振り返りながら読み進めてみてください。

語彙力が低い

学生時代は、「きもっ」、「ヤバい」などの若者言葉で通じる場合が多く、コミュケーションにおいてそれほど苦労することはなかったかもしれません。しかしながら、社会に出ればしっかりとその状況に相応しい言葉遣いが求められる場面が出てきます。

文書を作成する際に、いつも同じ言い回しばかり使っていては、受け取る相手に対して失礼と印象を抱かれてしまうかもしれません。また、日本語には同音異義語が多数存在しており、意味の違いを踏まえた上でしっかりと使うことが大切です。

「アゲル」であれば、「油で揚げる」、「具体例を挙げる」、「消費税を上げる」などの使い分けが見られます。他にも、「庭に植えたトマトが生長する」と「仔猫が大きく成長する」といったような、語彙の使い分けが存在しているのです。

面倒臭がらずに、こういった細かい違いまでしっかりと理解しておくことが必要です。

辞書を引いた経験が少ない

辞書を引くと、その用例が載せてあるため文脈と一緒にその言葉のイメージを捉えやすくなります。これは語彙力とも少し関係しますが、他人から教わるよりも自分で調べた方が記憶としてより深く定着します。私たちは自分にとって必要のない情報は頭の中からデリートするようになっています。

記憶として強く残るのは、強い印象を伴った出来事や繰り返し覚えたものの2つです。そのため小学生の頃に繰り返し覚えさせられた九九は、記憶としてしっかり定着することが多いのでしょう。卑近な例で申し訳ないのですが、私は幼い頃から分からない言葉があれば辞書を引くように言われて育ってきました。

国語の成績が抜群に良かったとは言えませんが、語彙力を培っていくにはとても役立ちました。実は、この方法は伯父の受け売りで、叔父は数十年前に自宅浪人をして難関の私大に受かった経験があります。

行間を読むことが苦手

「家の外で遊びなさい。」とおばあちゃんに言われ、玄関のすぐ前で遊んでいた知り合いの小学生がいます。

これは、おばあちゃんの示す「家の外」と、小学生が捉えた「家の外」に違いが見られたために起こった出来事です。おばあちゃんが言わんとしていたのは、「家の中ではなく、元気に公園などに行って遊びなさい。」という意味です。

しかし、小学生は額面通りに捉えてしまい、物理的な家の外で遊び始めてしまったのです。

これは笑い話ではなく、大人の世界であっても起こり得ることです。例えば、「何をしているの?」は文脈によって意図している内容がまったく異なります。久しぶりに学生時代の友人に再会して発した場合であれば、どんな職業に就いているのかという意味です。

テスト前なのに机に向かわない子どもに向かって母親が言ったのであれば、早く勉強を始めなさいという意味になります。指示語の意味している内容が分からない

日本語の文章には必ずと言っていいほど、指示語が登場します。同じ内容を繰り返して書くと、読み手にとってはくどくなりますし、文章が重たくなってしまいます。そこで指示語を使うことによって、スッキリと文章を読みやすくする効果が期待できます。

また、次に挙げた文のように指示語を使って読者の注意を引くと言った効果も見られます。「あの日を決して忘れない。」という書き出しで始まっていれば、どんな特別な日だったんだろうと読者は想像力を掻き立てられるわけです。

指示語の表している内容は、特別な場合を除いて、それよりも前の部分に書かれていることが多いです。読解力が乏しいと、何を指し示しているのかが分からず意味がとれなくなってしまいます。

文の流れがつかめずに、結果として文章全体の意味を捉えることが難しくなります。

秩序だった文章を書くことが苦手

読解力が乏しい人は、作文を書くことがあまり得意ではありません。なぜなら作文は、自分の主張を明確にして、それを論理立てて述べるといった作業が必要だからです。自分自身の考えを客観的に見つめて、まとめる能力がないと作文を書くことはできません。

作文が苦手な人によく見られますが、接続詞の使い方が分かっていない人が多く見られます。適切な接続詞を使えないということは、大きなまとまりである文章を作成することは非常に厳しいと言えます。いまやSNSブームによって誰でも手軽に自分の思いを自己発信できる時代となりました。

しかし、それは長文を書くことに対する抵抗感を植え付けることになってしまっています。同時に、SNSの文体は緩く、作文で求められるようなスタイルとはかけ離れたものです。

まとめ

何をするにしてもしっかりと相手の意見を読み取る力というのは、とても大切なことです。

では、いったい読解力の乏しい人にはどんな特徴が見られるのでしょうか!?

よく見られる5つの特徴を次にまとめてみました。

1つ目は、語彙力が乏しいことです。

2つ目は、辞書を使って調べた経験がほとんどありません。

3つ目は、文脈の裏に隠された書き手の意図をくみ取ることができません。

4つ目は、指示語の内容を理解できないまま読み進めている場合が多いところです。

5つ目は、論理的な文章を作成することが難しいところです。

もしもどれか1つでも当てはまるようなことがあれば、しっかりと注意してくださいね。ちなみに、OECDが行った別の調査では、30代くらいをピークに成人の読解力は低下することが分かっています。

これは日本だけではなく、世界各国に共通して言えることだということです。

そのため働きながらも自己研鑽を怠ることなく、邁進していくようにしましょう。

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