結婚をきっかけに仕事を辞めて、専業主婦をしている方はとても多いです。また、同時に専業主婦になったことで社会復帰することを怖いと感じている方もいます。
どんなことでもそうですが、一度辞めたことを復帰するには少し抵抗はあるはずです。自分が働いていた頃と環境も変わっているだろうし、年下の方よりも立場が下で働くことになる…。
キャリアウーマンのようにバリバリと働いていた方にとっては仕事をするうえでのプライドもあったために、年下の方よりも立場が下のことを受け入れることができないかもしません。
このように、一度仕事を離れて専業主婦をしている方は、している方にしか分からない抵抗感があります。この怖いと感じるにはどうしたらいいのでしょうか?社会復帰するために気持ちをポジティブにするにはどうしたらいいのか?などの疑問を解決していきましょう。
社会復帰できない主婦/専業主婦で仕事が怖いと感じる?
誰でもそうですが、環境が変わることに不安を感じない人はいません。専業主婦が社会復帰するのもそうです。今までは自宅にいて家族の世話やフォローをしていたのに、そこに仕事が入るとなると生活も変わりますし、頭がいっぱいいっぱいになります。
そのようなことを考えると怖いと感じるのは当たり前のことです。では、社会復帰が怖いと思う気持ちをなくすにはどうしたらいいのか?一緒に考えましょう。
・目標がない
本当に仕事がしたいと思っていますか?仕事をして家族旅行をしたい、子供の将来のために貯金がしたいなどの目標がないとなかなか社会復帰への一歩を踏み出すことができません。このような方はご主人やお子さんから社会復帰を進められた方が多いです。
もし、本当に仕事をしたいと思っていないのであれば、もう少し専業主婦の生活を楽しんでもいいのかもしれません。専業主婦をしていても仕事が頭から離れないのであれば、ゆっくりでいいので求人情報を見てみたり、ネットで兼業主婦について調べてみて下さい。
そうすることで、興味のある仕事を見つけることができたり、兼業主婦に魅力を感じる部分が出てくるかもしれません。焦らずに少しずつ社会復帰に進んでみてはどうでしょうか?
・「もしも」のことを考えすぎてしまう
家庭があると、家庭のことを一番に考える生活をしています。そのため、もしも子供が熱を出したら…、もしも両親の介護が出たら…と「もしも」のことを考えすぎてしまうのです。もちろんこの考え方は悪いことではありせん。
とてもまじめな方だからこそ考えてしまう不安要素です。しかし、もしもを考えればいろんなことが出てきますし、実際に働いている方にもあなたが考える「もしも」の状況になるかもしれません。
それでも職場ではみなさんが助け合って働いています。お子さんが小さくて体調を崩した時にお迎えが必要な場合には、その旨を面接の際に伝えておくことが大切です。また、求人情報で働いている年齢層を見てみましょう。
あなたと同じ年代の方が多いのであれば、あなたと環境が似ている方も多いはずです。環境が似ていたらお互いに助け合いながら働くことができます。不安なことがある方は求人情報をしっかり見ること、面接で不安なことをしっかり伝えることが大切です。
・専業主婦の期間が長すぎた
40代・50代の方は子供が一人立ちをして、社会復帰を考える方が多いです。ただ、この年代になると20年30年と専業主婦をしていることになります。
それだけの長い期間を専業主婦として過ごしてきたとなると、社会復帰に抵抗があるのは当たり前のことです。何十年と専業主婦をしている間に、働く人も環境も大きく変わっています。社会復帰するということはその大きく変わった環境に慣れなければいけません。
そう考えるとこのまま専業主婦でもいいかな?と考えてしまいますよね。もちろんそのまま専業主婦でもいいと思いますし、1つの選択肢でしょう。ただ、それでも働きたいと思うなら考えるよりも行動に移してみて下さい。
考えていても不安に感じていることの答えは出ません。一つ一つ行動してみて、そこで出てきた問題点をご主人やお子さんに相談しながら少しずつ環境に慣れていければ十分ですよ。焦らず行動することが大切なポイントになります。
専業主婦の仕事復帰の目安はいつ?
専業主婦をしていると仕事復帰の時期が大切になります。仕事復帰した専業主婦の方は一体、何をきっかけに働こうと思ったのでしょうか?あなたの環境に当てはまるのか?いろいろな方の経験を聞いてあなたはどう思うのか?考えながら見ていってください。
・「働きたい」と思った時
仕事復帰をするのは気持ちがとても大切になります。働きたいと感じた時が一番働く良い時期です。働きたいと思ったのには理由があるでしょうし、それなりの考えもまとまっている時になります。
働きたいと思ったのが一時の感情でないのであれば、なるべく早めに行動するといいでしょう。
・幼稚園/保育園/小学校へ入った時
子供が幼稚園や小学校へ行き始めると、少し時間ができます。そのため、入園・入学をきっかけに働く方は多いです。ただ、子供が小さいうちは風邪などで体調を崩しやすいので、融通のきく職場を選んでいる方が多くいます。
特に、両親を頼ることのできない方は、子供が体調を崩した時でもすぐ休めるような職場を選ぶことが大切です。面接時などでその旨を伝えた上で雇ってくれるところを見つけましょう。
・中学生や高校生になった時
中学生や高校生になるとある程度、自分のことは自分でできますし、お留守番をすることも可能です。そのため、子供がこの年代まで大きくなることで仕事復帰される方もいます。
また、中学生や高校生の場合は幼稚園時代に比べて働ける時間も長いため、職場を選べる幅も広がるのが仕事復帰のきっかけとなるのでしょう。
・社会復帰に向けて勉強をした時
仕事復帰に向けて新しく、資格をとったりいろいろな人の体験談を見て勉強できた時がいい時期かもしれません。まだ何も行動をとっていない人は、仕事復帰に向けて難しいことや、職場を選ぶために必要な条件などもまとめられていないことでしょう。
子供がいて仕事復帰をするのであれば、いろんな条件が出てくるはずです。その条件をまとめて、仕事復帰への準備ができた時が仕事復帰するベストな時期になります。
まとめ
一度、仕事を辞めて専業主婦になったことで、働いている時も視野や世界が狭くなっています。そのため、社会復帰することへの抵抗があるのは仕方ないです。誰でも感じる気持ちになります。
しかし、考えて不安になったり、怖く感じているよりも、実際行動をしてみると案外スムーズに仕事が決まったり、良い職場に出会えるかもしれません。働きたいという気持ちがあるのであれば、まずは行動してみましょう。