雑記

麗にみる韓流ドラマの感想!続編への期待と吹き替え声優の貢献度

韓流ドラマというと「冬のソナタ」に始まる四季シリーズから「チャングムの誓い」で火が付いた歴史シリーズ。大体この2本の大きなジャンルに分かれてたまにどちらも俳優さんがキャスティングされたりもしますが現代ドラマ担当だったり歴史担当だったりで別れてキャスティングされます。

内容的にはカンフー映画にありがちな怨恨、復讐が誤解によってこじれてイジメあり、偶然の重なりが半端ない事故からの記憶喪失から実は身内、異母兄弟だった!かなり無理がある男性陣の中に男性のふりをした女性紛れ込む逆ハーレムなどもう非常に盛り沢山なエピソード群の嵐で最終話まで持っていきます。

食傷気味なところに久しぶりに齧ったドラマにはまって最後まで一気に魅せられた「麗」の感想を踏まえて最近の韓流ドラマの傾向、続編への期待等書いていきます。

麗について

麗は主人公女子が現代で死にそうになった途端過去にタイムスリップし8人の皇子との恋愛ありの逆ハーレム状態から1人の後に王様になる皇子との悲恋ものでありながら、ほんとに途中までラブコメディでいきなり真っ暗な展開になり浮上することがないという感情が追い付かないつくりになっています。

原作は中国のお話で現代版の続編も中国で製作、放映されました。韓国版でのリメイクになりますね。何が注目されたかというと豪華なキャストです。

カリスマ俳優と言われるワン・ソ役(後に王位継承する皇子)のイ・ジュンギ

人気歌手で全てに恵まれた女優ヘ・ス役の(タイムスリップする女性)IU

ファン急増の隠れた主役ワン・ウク役(最初に恋に落ちる皇子)のカン・ハヌル

私一押しワン・ウク(ペガ)皇子役(アート系というか恋多き皇子)のナム・ジュヒョク

人気アイドルグループEXOの1人ワン・ウン役のペクヒョン

脇を固める俳優陣もみんなどこかでみたことがあるがっつりな顔ぶれです。

麗の感想

これだけの要素でまさに鳴り物入りで始まったドラマ「麗」ですが感想はというと、

≪プラス≫

・キャストがやばすぎる(目移りするくらい?)

・歴史が身近で割とすんなり入り込める。

・普通に恋愛もので切なくてよい。キラキラしている。

・色々な愛の形に考えさせられる。

≪マイナス≫

・いきなり暗い。

・ほとんど死ぬ。

・ハーレム感がありきたり。

・悲しすぎる。

大きく見るとプラスな感想が多いです。

今までの韓流ドラマと備わっている要素がそこまで差別化をはかれているかというとそれは否で、何か新しいものがあるかというとそれも特にはありません。普通に可愛らしくてかっこよくておもしろおかしくでも時に切なくてありがちなものがバランスよくちりばめられているドラマです。

では何に魅かれるのかというと単純に役柄なのか顔が好みなのか先ほど私が一押ししたナム・ジュヒョクが単にかっこいいというだけでなく(笑)

主役のイ・ジュンギが親からも疎まれ孤独ですさんだ人生からヘスとの出会いによって心の温もりや人を大切に思う気持ちに目覚め人間らしく角が取れていく様が圧巻の演技力で描ききっていることから、後にヘスとは別れるのですが(時を超えて現代に戻るので)

最終話で皇帝となり周りに誰もいなくなったソ皇子(イ・ジュンギ)がたたずむ絵に現代で記憶をなくしたヘスが見入り全てを思い出し、そばにいると誓ったのに一人にしてしまったことを詫びるのですがソ皇子の孤独が3Dの様に生きて浮かび上がるのです。

最後の時に傍にいることができない、あれだけ孤独に身も心もさらし続けて無垢に温もりを喜んで、喜びを知ってしまっているのにまた闇に突き落とす様な惨いことをしてしまった罪悪感。自分も焦がれていたがゆえにこの悲しみは深すぎました。

理解しやすい感情なのですんなり入っていけますし、私は悲しいけれど最終話が一番好きです。

麗続編への期待

楽しみにしていたドラマなので続編に普通に期待はありましたが、実際はその可能性はなさそうです。

というのも現代版で中国では続編があったのとやはり麗の最終和話で、ヘスが現代に戻り全てを思い出しますが、過去に生きるソ皇子がヘスがいなくなってからやはり異世界からきたのではないかと疑うくらい予言が当たる(当たり前ですが)チェ・ジモン(一応星を読む天文学者となってます)から「ヘスお嬢様はどこか違う世界からいらしてたのです」的な事を告げ、その気になったソ皇子が「ならば今度は私がその世界へ行こう!」というセリフがあるので続編あるの?と期待してしまったわけですが、、。

個人的にもあってほしいと思いますが今となってはこれはこれでもよいと思います。

すごく楽しみましたし好きですが視聴率もあまりよくなかったようです(苦笑)

担当声優

もう一つ特にDVD等で「麗」を楽しんだ人には吹き替え声優の影響が多大にあったかと思います。洋画などではメジャーな俳優さんの日本語吹き替えはほぼ毎回決まっていますよね。

映画館で映画を見るときは字幕でしか楽しめませんが逆にDVDで好きな声優さんの活躍を楽しむ人も今ではたくさんいます。もちろん大御所的な声優さんもいらっしゃいますが、今では声優さんも舞台、ドラマ、映画に出演したり、歌ってCDを出す声優さんライブまでこなしますよね。

声優さんは姿を見せず画像に自分を乗せて声で演技をしなければならないプロの職人と思っていました、演技力はもちろんあるので舞台、ドラマ、映画は当然かと思いますが歌の世界までの進出は正直驚愕です。

麗で主役イ・ジュンギの吹き替えを担当したのは石田彰さんです。中性的な声質や今まで演じてきたキャラの人気もありドラマを楽しみに見ていた方も多いと思います。石田さんが吹き替えやるならという理由で見る人もいます。

良いのか悪いのか判断しかねますが、この俳優さんの時はこの声優さんがという割り振りは麗の場合は当たりだったと思います。他のドラマ映画でもそうですが、リアルタイムでなく楽しむ人向けにはかなりの影響力といえるでしょう。

まとめ

決して出演者の人気だけではありません。内容も素晴らしいですしギリギリまでコミカルに頑張ったと思います。突然暗くなりますが(曲調まで変わります)あの頃はみんなが仲良くなんの含みもなくただ楽しかったのにね、的な画像表現も素晴らしいです。

時々見せる表情だけの感情表現だけでも身につまされるものがあります、まだ未体験の方には是非一度!とお勧めします。

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