仲がいいからこそ、友人でルームシェアをする話が出てきたはず。しかし、ルームシェアをしてみたら、思っていた生活との違いに驚いてしまうことも多いです。
というのも、友人としての関係と、ルームシェアをして一緒に生活をする関係に変わることで、お互いの関係性が変わってきてしまうからです。ルームシェアをするうえで仲がいいことはとても重要で、大切なことなのです。
しかし、ルームシェアをしてトラブルになる時には、その仲の良さがネックになることもあると感じます。
なぜ友人同士でルームシェアをするとトラブルになってしまうのでしょうか?また、仲良く過ごすためにルームシェアとの注意点はどんなポイントがあるのか一緒に確認してください。
友人とルームシェアをするデメリット
友人とのルームシェアをしようと思ったのは「楽しく暮らせる」と思ったからでしょう。ただ、生活するとなると、少し違った友人の姿が見えてきてしまいます。その新しい一面が見えたことによって、どう接するのかが大切です。
友人とルームシェアをするとどんなデメリットがあるのか知っておき、デメリットを知ったうえで、ルームシェアをするかどうか考えてみて下さいね。デメリットは具体的にどのようなものがあるのでしょうか?
甘えが出る
友人とルームシェアをするとなると、ある程度、仲が良く親友のような存在の方が多いです。そこで、仲がいいからこそ甘えが出てしまい、ルールを決めていてもしっかりと守らなかったり、生活のだらしない部分をそのままさらけ出してしまうのです。
このような甘えは相手に不快感を与えてしまいますし、トラブルの元となります。友人だからと言って甘えたり、だらしなくならないようにお互いに気を付けなければいけません。
ルームシェアをする前に、相手も自分もルームシェアに向いている同士なのかきちんと判断することが大切ですよ。
仲が悪くなる
一緒に暮らすことによって、今まで見えなかった、嫌な部分が見えてきてしまいます。友人同士のルームシェアではよくあることです。「こんな一面があったんだ…」と感じてしまうことも多いでしょう。
嫌な一面というのは誰にでもあるものですが、友人同士だと始めはいいところばかりを見ています。ただ、一緒に暮らしているうちに、少し嫌な一面が見えてしまい、思っていたルームシェアと違うと感じていまうのです。その結果、大きなトラブルに発展してしまうのです。
この二つのことが大きなデメリットとなります。数としては2つだけですが、この2つがとても需要なポイントです。一緒にルームシェアをしている友人と暮らしてみる想像をしっかりとしてから、話を進めるようにしましょう。
友人とルームシェアをする時の注意点
デメリットだけを見てしまうと、ルームシェアは友人としない方がいいのかと感じてしまいます。しかし、そうではありません。もちろん相性というものがあり、ルームシェアに向いている友人同士もいるのです。
ただ、どれだけ仲が良くても、ルームシェアに向いている友人同士だったとしても、注意しなければいけないことがあります。友人だからこそ、出てきてしまう甘えが出てこないように考えなければいけません。
お互いがけじめをつけて、気を付けることで楽しくルームシェアをできるはずです。友人同士で気を付けなければいけないポイントはどんなことがあるのでしょうか?
分担を決めておく
家事や掃除だけではなく、普段使用している、生活用品の買い出しなど、一緒に生活をしていると分担するものはたくさんあります。細かく分担するのはとても気力がいることですし、少しくらい分担のないものがあってもいい様に思ってしまうはず…。
しかし、分担が しっかりとできていないと、一緒に暮らしているうちにどちらかに負担が掛かってしまいストレスが溜まってまうのです。
初めから決めることばかりで、嫌になってしまうかもしれませんが、きちんと決めておくことで、その後のトラブルを起こりにくくすることができます。初めが肝心なので面倒に感じずに、しっかりと話し合いをしましょう。
気になった時に伝えるようにする
友人だからこそ、ちょっと気になったことも気を使って言えないことが出てきます。友人というのは今までの関係があるため、仲が悪くなることを考えて、治してほしことがあったとしても伝えにくいです。
ただ、そのまま我慢してしまうとだんだん我慢ができなくなってきてしまいます。その結果、全然関係ない友人の仕草や行動でさえもイライラしてしまい、喧嘩などのトラブルとなってしまうのです。
そうなってしまっては、遅いので気になることが出たらすぐに伝えるようにしましょう。伝え方さえ気を付ければ、友人関係が悪くなることはありません。冷静に相手がどう思うのかを考えながら伝えるようにしましょう。
書類はきちんとお互い責任のある形にしておく
一緒に住むということは、家の契約など重要書類を記入することが多くなります。そこで、どちらかの名前にするのではなく、ルームシェアをする友人誰もが同じだけの責任が生じるような契約にしておきましょう。
例えば、家の契約にしても個人名義にするのではなく、全員の共同名義にしておく必要があります。友人だからこそ、このような金銭面の部分をはっきりしておかなければ、のちにトラブルになった際、友人ではなくなってしまいます。
誰か1人の責任が大きくなってしまうことのない様にしてくださいね。
友人と起こり得るトラブルとは?
友人とは仲がいいからこそ、一緒に暮らしている時の距離感が上手に作れません。ルームシェアをする前は毎日のように一緒にいた友人だったとしても、一緒に暮らしてみると、少し窮屈に感じてしまうことがあります。
そんな距離感からトラブルになることが多いです。友人ではなく、全く知らない方とルームシェアをする場合の方がいい距離感を作りやすいと言われています。というのも、いくら仲が良かったとしても「一緒にいたくて居る」と「家に帰ったらいる」という状態では感じ方が違ってくるからです。
友人同士では、この適度な距離感がつかめずにトラブルになり、友人ではなくなってしまうこともあるようです。友人とルームシェアをする場合は、距離感がしっかりと感じ取れるような方や、気まずいこともしっかりと話し合えるような友人とするようにしましょう。
そうでない友人の場合は、ルームシェアに向いていません。いくら仲が良かったとしても、ルームシェアに向いている友人、向いていない友人の判断を間違えないようにしてくださいね。
まとめ
ルームシェアを友人同士ですることのデメリットがはっきりと分かりましたね。でも、デメリットも確かに多いですが、それ以上に楽しいこともあるはずです。ルームシェアをする友人は選ぶ必要がありそうですが、その部分さえ問題がなければ、楽しく暮らすことができますよ。
ルームシェアの話が友人同士で出た場合は、お互いの相性などをしっかりと判断して、楽しいルームシェアになるといいですね。