結婚して家庭を持つとお金のことなども夫婦で相談して決めるようになります。夫婦でお金を貯めるにはどうやってためていくといいのでしょうか。
夫婦で楽しく節約してお金を貯めていく方法をご紹介していきます。
☆貯金の具体的方法
先取り貯蓄で残った分で生活する
貯蓄の基本は先取り貯蓄です。夫婦共働きなどだと家計が別に場合もあるかと思いますが、基本的には家計は一本化しておくと状況が把握しやすいのでお金が貯まりやすいです。夫婦共通の口座というのを作ってみましょう。
大体、月の生活費を17万円と決めてしまったら、残りはその貯蓄口座にお金を先に移動させてしまいます。うちの場合は、夫のボーナスと私のアルバイト代は夫婦共同の口座に入金することになっており、年に1~2回程度は確認して今後の方針を話し合っています。
とにかくボーナスには手を付けないという方法で家計を設計しています。お金の話は定期的に夫婦で話し合うようにするといいでしょう。二人共同で貯蓄しているという意識を持つことも必要になります。お金は貯まってくると使いたくなくなるものです。
どちらかが使ってしまっていると不満も溜まりやすくなります。また、夫婦の財布が別だと、どちらかが貯めているだろうという考えで結局二人とも使ってしまっていたということにもなりますので注意が必要です。
外食を減らして節約
毎日家事などをしていると外にご飯を食べに行きたくなることもあると思うのですが、外でご飯を食べるということは回数が増えてくるとかなりのコストになります。
最近はスーパーなどにも様々なお惣菜が並んでいますので、少し楽をしたいときにはスーパーのお惣菜を使って夕食を作ることもあります。毎日家事をしているのですから気分転換も必要です。外食を旅行の時などにすることで、普段は家で食べるようにすると外食費の節約になります。
外食をしないことで月2万円は節約になっているでしょう。全く外食しないのもストレスになりますので、三か月に1回くらいはいいかもしれません。子供が小さいうちは外に食べに出かけても走り回ったりストレスになることも多いですので、頻繁に外食するのはしなくてもいいかもしれません。
お金を貯めたら使う目的も持つ
ただやみくもにお金を貯めることはつらいと思いますので、お金を貯めたらこんなことをしたいという夫婦の目標を作るといいでしょう。車を買うでもいいですし、家族旅行に出かけるというのもいいでしょう。
お金を貯める癖をつけることで、次にお金を貯めたいと思う場合にも貯める能力が身についていますので、ぜひ一度、100万円なら100万円を貯めてみるといいでしょう。貯金の目安はお給料の2割と言われています。
できるのであれば、3割貯めるのもいいでしょう。お金を貯めたら使う目的などを夫婦で話し合うのも楽しいかと思います。次はここに旅行に行きたいね。とかあんな車が欲しいなということを話し合うのも楽しいのではないでしょうか。
☆お金を貯めることで信頼関係も生まれる
お金をしっかり貯めている相手を見るとこの人は金銭感覚がしっかりしている。と伴侶から信頼されることにもつながります。相手が使ってしまうタイプであれば、自分がしっかりやりくりするのもいいでしょう。
夫と妻どちらが管理してもいいのですが、お金を貯めるのが得意な方が貯めるといいでしょう。ただこの場合も、どちらかに不満が残らないようにすることが必要になります。
あまりきちきちに切り詰めると殺伐としてきますので、お互いの趣味のものには口を出さないとか、旦那さんにすべてを出してもらうのではなく自分も働いて、自分のお小遣いは自分で稼ぐなどの対応をしていくことも必要でしょう。
日々の生活の最低限度のことは生活費で回しつつ、お小遣いの範囲のことは自分でなんとかするということを心がけると、貯蓄をしながら、日々の生活を充実させることも可能になります。自分も働くという場合にはぜひ、旦那さんにも家事をやってもらいましょう。
女性が家事をするという固定観念がある旦那さんもいますが、その価値観を変えることは可能です。家事をやってもらうときには旦那さんのやり方には極力口を挟まない方がうまくいくことが多いです。何かを頼むときにもお願いがあるのだけど・・・。とへりくだる方が賢いでしょう。
パパってすごいね!と褒めることでもしぶしぶながらもやってくれることもあります。そのうち、自分の仕事のようにやってくれるようなることもあります。最初は私が家事の割合が多い時もありましたが、夫のやり方に文句を言わずに、本人に任せるようにすることで、だんだんと家事をやってくれるようになりました。
私も時間が出来るので、子供の相手をしたりできます。夫婦で協力するということもお金を貯めていく上では大切なことになってきます。
食費はあまり節約しない
生活費を切り詰めるというと変動費である食費を切り詰めることを考える場合もあります。しかしこれはあまりお勧めできません。おいしいものを食べるということは心が満たされる行為になりますので、この部分を削減すると日々の生活に不満などを感じやすくなる場合もあります。
特に健康を害するほど食事を削るというのはやめましょう。健康バランスを考えた食生活をしつつ、お酒やお菓子なども楽しむ程度にしましょう。ダイエットをするのもいいでしょう。体を動かすことはストレス解消にもなりますので、散歩に出かけるのもいいでしょう。
☆まとめ
夫婦で行う節約方法についてご紹介していきました。まずは家計を見直すのがいいでしょう。夫婦でよく話合いをしてお互いが納得するのが大切になります。何かを購入するときには、夫や妻に報告するのもいいでしょう。
黙って高いものを購入するのは喧嘩の元になりますので、よく話し合って、貯蓄額を決めて二人で取り組んでいくといいでしょう。働いている旦那さんを日々ねぎらうことも忘れないようにしましょう。
自分が働くということも一つの方法です。頼みごとをするときには、お願いがあるのだけど・・・。と遜って頼むようにしましょう。