寒い冬の時期に雪が常に降っている環境だと、赤ちゃんとの外出はどうしているのでしょうか?これから出産を控えている方は不安になりますよね。
ただ、ベビーグッズの中でも雪道に対応しているベビーカーがあったり、抱っこ紐につける防寒アイテムがあったりと便利グッズはたくさんあります。ただ、実際に育児をしている方が活用しているグッズはどのようなものなのか気になることでしょう。
今回は、雪が良く降る地域に住んでいる方たちが活用しているベビーグッズをご紹介します。これからベビーグッズをそろえる方はどのようなものを選べばいいのか?と考えながら見ていってください。
雪道対応のベビーカーとは?
子供がいるとベビーカーは必須のアイテムです。しかし、通常のベビーカーは雪が積もっている時に使うと、車輪がはまってしまったりして、なかなかうまく使いこなすことができません。
そのため、雪が頻繁に降る地域ではベビーカーよりもソリの方が使われていると言われています。しかし、子供が小さいとソリに乗せることへの不安を感じるでしょう。というのも、安定感を比べるとベビーカーの方が圧倒的に上だからです。
そこで、今回は雪道におすすめのベビーカーや雪道に対応しているベビーカーのポイントをお伝えします。選ぶ時の参考にしてみて下さい。
・タイヤが雪道用になっている
雪道でも対応できるようなベビーカーは、凍っている道でも通ることができるようになっています。雪が解ける際の環境で凍ってしまうことは十分にありえるのです。
そんな時の危険性を考えられた作りになっているのでしょう。雪道用であれば滑りにくく工夫されているはずですので、購入する際にはタイヤにも注目するようにしてください。
・手元にブレーキがついている
通常のベビーカーはブレーキがついていません。しかし、雪道で使用するのであれば坂道などの時にブレーキをかけながら歩くことで、安全にベビーカーを押すことができます。
また、自動のブレーキがついているものもあり、手元からベビーカーが離れたら止まるようになっているのです。赤ちゃんを守るためにブレーキ付きのものにするようにしましょう。
・ソリ型ベビーカー
ロシアで流行っているベビーカーがソリ型のベビーカーです。日本ではまだまだ見る機会は少ないですが、価格も低く購入しやすい設定になっています。車輪の部分がソリの形をしているため、車輪が雪にはまる心配もなくなるのです。
ソリ型だと夏などの時期には使用できないように感じますが、通常のベビーカーのように使うことも可能になります。そのため、東北の雪が多い地域にはもってこいのベビーカーです。
雪道では抱っこ紐用のアウターは必要?
ちょっとしたお出かけの時にはベビーカーを使うよりも、抱っこ紐の方が手軽で便利な時もあります。しかし、雪道はとても寒いので、子供のアウターに悩む…。雪がある時は大人でも我慢できない程の寒さになります。
子供は自分で体温調節がうまくできない時期もあるので、親がしっかりと管理してあげることが大切です。抱っこ紐を使用する際に、子供にどのような防寒をしてあげたらいいのでしょうか?暖かい状態を保ってあげられるように工夫をしてください。
・お腹が出ないアウターが必要
上下別のアウターにしてしまうと、抱っこ紐に入れる際や抱きあげる際におなかが出てしまう可能性があります。お腹が出てしまうと寒さを感じるだけではなく、風邪などの病気になってしまう可能性も高くなるのす。
そのため、ジャンプスーツのようなものはお腹が出ないで、全身を包み込んでくれるのでおすすめのアウターになります。
ただ、抱っこ紐のサイズを考えないと、アウターを着て抱っこした際にとてもきつく感じてしまうので、アウターを購入する際には子供の試着も大切ですが、抱っこ紐で抱いた感じはどのようになるのか?も確認するようにしましょう。
・ママもワンサイズ上のコートを着る
抱っこ紐をする際に、ママのコートも重要なポイントになります。抱っこ紐をする際、通常のサイズのコートを着ていると前を留めることができません。前を留められないとママも寒いですが、子供も寒さを感じることになります。
抱っこ紐をする時期は、抱っこ紐をしていたとしても前が閉まるくらいの大きさのコートを着るようにしましょう。ただ単にサイズを大きくしてもいいですし、マタニティー用のコートを着るのも1つの方法です。
抱っこ紐をした状態で、コートを締められると子供は更に暖かく、心地いい状態で抱っこされていることになるので、抱っこ紐の移動が楽になりますよ。寒かったり居心地が悪いと子供の機嫌が悪くなるはず…。
そうなることのない様に、子供が心地いいと感じる環境にするにはどうしたらいいのか?と考えながらコートを選びましょう。
・発熱系のインナーを着る
抱っこ紐で出かける際には、アウターは必須です。しかし、アウターと同様にインナーも大切になります。発熱系のインナーを着るだけでとても暖かくなるのです。
裏起毛になっているものでもいいですが、アウターだけではなくインナーにまで気を使うようにしてください。雪道はとにかく寒いので、着ているものでどのくらいの防寒ができるのか?ということが大切になりますよ。
・抱っこ紐につけるケープは必須
抱っこ紐につけるケープを持っている方は多いですが、毛布のものではなく、スキーウェアのような素材のものを選ぶようにしましょう。
スキーウェアのようなものは温かく、風を通すことが最低限になります。そのため保温性が高くなるのです。ケープを購入する際には素材に注目してください。
まとめ
雪道を歩く時は、滑る危険性や寒さを感じる子どもの苦痛をわかってあげる必要があります。子供は自分で体温調節をすることは難しいですし、ベビーカーなども凍っていたら危険性が0%になることはありません。
しかし、どのようなアイテムを選ぶか?によって危険性や子供が苦痛に感じることを最小限にしてあげることができます。親としてどのように工夫をしてあげたらいいのか?きちんと考えてあげましょう。
また、経験者のママたちに聞くことも大切です。経験を聞くことで本音の意見を知ることができますよ。雪道は大変ですが、冬ならではの楽しい時間を共有できる時もあることを忘れないでください。
安全に暖かく過ごしながら楽しい育児ができるようにしましょう。