単身赴任と子供の関係はどの様な事が起きたり問題があるのか、子育てをする親としては気になってしまうものです。
しかしながら子育てはとても難しくどんなやり方がベストなのかわからないですよね。
そんな単身赴任などの影響で起こる事またはどうすればよいか、ご参考に出来るエピソードをお伝えして参ります。
単身赴任/小学生中学生で子供が小さい時の問題とは?
お子さんが小学生・中学生で単身赴任だとざっくりしていて中々わかりづらいと思いますからそれぞれ考えられる家庭環境を想定しながら調べてみました。
まず単身赴任の場合ですが3パターンほど考えられます。
1 . 父が単身赴任
父が単身赴任で母が子育てをしている場合です。よく言われるのは子供は小さい幼少期などが影響を受けやすくそれが大人になってからの性格や考え方を形成されると言われています。
このケースだと単身赴任が多い家庭とそうでない家庭に分類されますが、基本的には父や母の背中を子供はしっかりとどちらにせよ見ています。
それが特に影響すると考えられて来ます。
・ピックアップポイント1
もちろん父親が大好きな子供にとっては寂しい思いをすることは間違いないです。ここで重要になるのが、父や母がどれだけ子供に対して愛情を注いで来たかにあります。
・ピックアップポイント2
理不尽に必要以上の厳しさもいけない甘やかし過ぎるのもよくなくバランスがとても難しいですが、父親が見れない時間と愛情が不足している分余計に考えて接さないと子供が社会人になる時に、精神面の弱さやなかなか社会に適応出来ない最悪犯罪に手を染めてしまう原因となったりします。
決して脅す訳ではないですが、非行や犯罪になる青少年は子供の時の生活環境や親の育て方そして生い立ちなどが深く関係している可能性が高いと精神医学や警察庁のデータで指摘をされています。
これを考えるといかに親の育て方が大事になるかお分かりになられたと思いますが、1つのケース例で行くと、父親が暴力的でガサツな性格で子育てに手を入れると子供は非行に走るといった事例があります。
幼いころに与えられた暴力は憎しみに変わりやり場のない怒りはやがて子供の周りで発散しようとし、やがてそれは本人すら気づかない悲しみへと変わり悪い人格形成を作ってしまいます。
これはあくまで1例ではありますが、良いことも悪いことも子供は吸収しています。
悪い話しばかりしていると動揺してしまうかも知れませんから今度は良い例で話して行きますね。
父親は単身赴任が多い世界を飛び回るパイロットだったとします。ここで離れ離れだとしてもしっかりと育てられて入れば、子供は父親が好きだったのがやがて父親の職業のパイロットへ尊敬や憧れを持ち子供自身も親の背中を追いかけると言ったこともあります。
もし消防士なら人を守り抜く情熱に影響されるでしょうし、夢の職業でなくても、本当に小さな町工場で生活に苦しみながらもその仕事の一生懸命やっている姿を見れば物作りは凄いと思う可能性もあります。
このことから子育てに父親がしっかりしているかしてないかに全てが関係することは確かです。
また中には親の仕事が嫌いだと言う子供もいるかも知れませんが、それにもまたよくも悪くも子供なりの理由が存在します。
子育てがどんな事がベストなのかそれは親自身が悩みながら苦しみながら考えて答えを見つけるしかないです。
ここまでは父親の役割や影響について話していましたが、母親もまた重要な存在です。父親が不在の分、母親がその分をフォローします。
子供が小学生ならまだ考えやすいですが、中学生になると思い通りには行かなくなって来ます。
大半の子は反抗期に差し掛かりますから、ご苦労も絶えないかと思いますが、ここもまた忍耐と愛情を持って育てるの繰り返しです。
2 . 母が単身赴任
この場合ですが、わかりやすく説明をする為、ピックアップポイント1・2で挙げた話しは母が単身赴任でも与える影響は基本的に同じになると考えて頂いて大丈夫です。
ただこのケースだと父親がメインで子育てを担う事になります。近年は共働きや父親が主婦になることは珍しくないことですから題材としてお話しさせて頂きました。
実は母親よりも父親がガッツリ子育てすることはなかなか向いていないという面があります。
母親は母性本能が備わっているのでもともと子育てには特化している傾向性にあるのですが、父親にはそういう本能が備わっていないので、苦労してしまうという点はあります。
慣れるしかないというのが実情ですが、やることはパターン1でご紹介したやり方になります。
母親が単身赴任の分、父親にしか出来ないことをやってあげるこれが子供に影響を与えない為にもっとも必要なことです。
3 . 片親で実家で育てている
この場合ですと父親か母親が実家に住みつつ叔父や祖母に協力してもらいながら育てていると思います。
こちらはピックアップポイント1・2の影響も当然ありますが、プラスα増えています。
それは片親でさらに単身赴任で、ほとんど家族としてのコミュニケーションが取れないという大きな問題があります。
片親しかいないぶん悪い影響も尚更上がり他の生活環境の方よりさらに努力が必要となります。
休みの時や家に帰れる時は出来るだけそうして、問題点なども把握に努めながら今ある状況で最大限の子供に出来ることをしつ挙げましょう。
中学生ならば高校進学を考え受験もありシビアな時期です。1番居てあげなければならない時に居ないのは子供が口に出さなくとも辛い時期かもしれません。
ある程度は大人に近づいていますが、子供の変化に気付くのはなかなか難しいです。このことを考えると祖母や祖父に近況報告などを聞くなどしてなるべく変化を把握して、より考えてあげると影響も少なく済みます。
まとめ
いかがでしたか?きっと思い当たる節がいくつかあったかと思います。中々これが正解で間違いです!とお伝え出来ないのは家庭で様々なことがある為臨機応変にして頂かないといけない点があるためですが、小学生や中学生の時期も全力で親として取り組んでいくそれが唯一確かなことです。
今回の記事を通してこの知識を応用し良い子育てにして貰えばとても嬉しいです。
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