ながーい吊り橋に、エメラルドグリーンの水。
「すごい!ここどこ!?」と、その美しさにびっくりされる方も多いかと思います。
そんな寸又峡「夢の吊り橋」ですが、まだ行ったことがない、今度行きたいという方のために、寸又峡「夢の吊り橋」について、実際に行ってみた感想を踏まえて詳しくご紹介します。
寸又峡の夢の吊り橋とは
寸又峡の夢の吊り橋とは、南アルプスのふもとにある大間ダムにせき止められた人口の湖の上を渡る長さ90メートル、高さ8メートルの吊り橋のことを言います。
大間川と寸又川の合流点にあり、毎日色が変化するダム湖や寸又渓谷を見ることができます。
この吊り橋の景色は本当に圧巻の景色です。
行く前にネットなどで夢の吊り橋の写真を見たりすると思うのですが、雨が降らない限り、写真そのままの美しい景色が拝めます。
実はこの夢の吊り橋、一度に10人しか渡れないというルールがあります。
おそらく10人以上渡っても大丈夫なんでしょうけど、安全面を考えての10人、という事なのでしょうか。
若干ひやりとしますが・・・。(笑)
実際私も渡り切ることができたので大丈夫ですよ。
また、夢の吊り橋の由来は、吊り橋の真ん中で若い女性が河野お祈りをすると夢が叶うとされていることからきているそうです。
景色もきれいで、とてもロマンチックな吊り橋でもあるんですね。
寸又峡へ行く道は狭い!?
寸又峡へのアクセスは、車、鉄道・バス、観光バスを使う方法があります。
車で行く場合には、カーナビを使っていくことをオススメします。
カーナビには「寸又峡温泉」と入力しましょう。
最終的には、車もバスも同じ道を進むことになるのですが、この道がすごい・・・!
県道77号線をどんどん進んでいくのですが、この県道77号線、寸又峡まで険しい山道の一本道です。
しかも狭い。噂通り、本当に狭いんです。
しかもこのせまーい一本道が、なんと30キロ近く続きます。恐ろしい・・・。
緩やかなカーブ、急カーブ、ヘアピンカーブ、あらゆるカーブがお出迎えしてきます。
しかし、ところどころにセーフティーガードという警備員さんが立ってくれていて、本当にすれ違いができないところはしっかり交通整備をしてくれています。
これは安心ですね。
ひたすらこの狭い道を進んでいくと、やっとこさの思いで寸又峡温泉へ着くわけです。
運転に自信がないという方は、車でのアクセスはあまりおすすめしません。
あと、でかい車に乗っている方も。(私の車がエスクワィアなので、ミニバンサイズであれば全然通れます。)
そういった方は、鉄道とバスを使って行ってみてください。
夢の吊り橋は子供と一緒でも大丈夫?
やっと着いた寸又峡。
ここから夢の吊り橋へ行くのですが、これまた駐車場から夢の吊り橋までが遠くて大変。
駐車場から夢の吊り橋まで歩いて40分、帰りが50分、計90分の道のりを歩かなければなりません。
ちょっとした山登り気分です。
しかし、道のりはほどんど平たんか緩やかな坂道なので、子供と一緒でも全然大丈夫です。
むしろ子供の方が元気に進んでいきそうです。実際、小さい子供さんを連れた家族もたくさん来ていました。(抱っこ紐つけて歩くパパママもいて、すごいなあと思いました。)
ただし、ところどころに急な階段があるので、そこだけは注意してくださいね。
あとは、子供と一緒に行く中で一番の難関は、まさに夢の吊り橋を渡るときだと思います。
とっても美しい夢の吊り橋ですが、最初でも書いたように、高さ8メートルあります。
4階建てのビルに相当するくらいの高さなので、正直怖いです。(笑)
さらに、渡る板の幅が30センチくらいしかありません。そしてかなり揺れます。
このトリプルパンチに泣き出してしまう子供もいたので、そのときは
「大丈夫だよ~ママ一緒についてるから怖くないよ~」と励ましてあげてください。
怖いもの知らずのわんぱく坊やだったら速攻で渡り切れると思います!
トータルで見ると、子供も一緒に楽しめると思います。
るんるん楽しいハイキング気分で家族で挑戦してみるといいと思います。
夢の吊り橋の混雑状況は?
夢の吊り橋は、ベストシーズンが秋!紅葉の時期なんですね。
なので、紅葉の時期に行くと、先ほどお伝えした山道が片側通行の規制がされてすごい渋滞になります。
もちろんこの時期は、夢の吊り橋を渡るにも一苦労。
一度に10人しか渡れないので、待ちの時間が長いです。
遊園地の人気アトラクションの待ち時間みたいですね。
でも、紅葉の時期を避けて行くと、比較的スムーズに進むことができます。
渋滞で全然進まない!夢の吊り橋にたどり着かない!なんてことはほぼないでしょう。
私が行ったのは7月の土日だったのですが、混むこともなくスイスイ進むことができました。
人は、空いてもいなく混んでもなく、といったところでしょうか。
ちょうどいい混み具合で楽しむことができました。
天気も良すぎるくらいに良くて暑かったのですが、日陰は涼しくマイナスイオンを感じることができとても気持ちよかったです。
また、夢の吊り橋は暗くなると渡ることができません!
もちろん理由は危ないからです。
周りはほとんど手つかずの山です。街灯などがほとんどなく、夜は真っ暗です。
夕方までがタイムリミットなのですが、この時間間際になってくると、駆け込みで人がたくさんやってきます。
なので、行くなら11時~14時の間に行くと比較的空いていますし、日没の時間を気にしないで楽しむことができますよ。
寸又峡でおすすめのお店はここ!
寸又峡に行くと、お土産屋さんや料理屋さん、カフェなどいろいろありますが、その中でもおススメのお店をご紹介します。
晴耕雨読ヴィレッジ
夢の吊り橋に行く道にあるお店の最終地点にお店を構えています。
源泉掛け流しの足湯カフェや貸切風呂、宿泊もできる山の中のゲストハウスです。
歩き疲れた体を癒すのにピッタリですよ。
軽食もそろえていますが、この中でも「オリジナルジンジャエール…450円(税込)」が絶品!ピリッとショウガが効いていておススメです。
紅竹食堂
昔ながらの食堂です。
自家製麺のそばとうどんが自慢で、つるつるコシがあってとってもおいしいです。
山の食材を使った定食もオススメです。
お昼ご飯にぜひ立ち寄ってみてください。
まとめ
いかがでしたか?
夢の吊り橋の美しい景色だけでなく、それまでの大変な道のりや、おすすめのお店までご紹介しました。
ぜひ一度、家族で訪れてみてください♪