2歳ころから始めるトイレトレーニング。思い描いていたように進まずにイライラしていませんか?その気持ちはほとんどのママが感じてきた気持ちです。
子供も人間なのでトイトレに興味があるのか?やる気があるのか?今日は気分が違う…。など親が工夫をしてもどうにもならないことがあります。また、2歳となると「イヤイヤ期」とも重なっています。
イヤイヤ期にトイトレと二つともしっかりしようとするとママにストレスが溜まってしまいます。2歳児のトイトレのポイントをしっかりと知り、試してみて下さい。またイライラした時の対処法もいくつかご紹介します。
トイトレが進まない!全然できない2歳のトイトレのポイント
子供はトイトレができたかと思えば、出来なくなったりと1度できたからと言ってその後、ずっとできるわけではありません。その1回が積み重なることで、段々と子供も排泄の感覚が分かり、トイレでできる喜びを感じるのです。
ただ、おむつが完全にとれるまでには、とても長い道のりになります。一気にオムツをとろうと思うのではなく、一歩一歩確実に成長できるようにステップを踏んであげましょう。
・トイレに興味を持たせる
トイトレをするためには、まずトイレに興味を持ってもらう事が大切です。普段の生活をする中でトイレに興味を持つことは少ないため、トイレに興味をどうしたら持ってもらう事ができるのかをまず考えましょう。
平均的に兄弟がいる2歳児はトイレに興味を持つことが早いです。これは兄弟がトイレへ行っている姿を見るからでしょう。ただ、一人っ子の場合は、このように身近にトイレを感じることがありません。
まずは絵本を見せてみたり、先におまるを購入してトイレへ行くことを楽しみにできるようにしてあげましょう。中には、おまるをまたいで座ることに抵抗がある子供もいます。初めは、車のような感覚でおもちゃとしておまるを出してあげましょう。
そうすることで、子供もスムーズにおまるを受け入れてくれます。
・生活の中で少しずつトイレの時間を作る
トイレに興味を持つようになってきたら、1日1回でいいのでトイレへ行く時間を作りましょう。おすすめなのはお風呂に入る前です。服を全部脱ぐと自然と排泄をしたくなる子供が多いと言われています。
また、お風呂に入る時は服を脱ぐことに抵抗がないので、自然とおまるに座ってくるれる可能性が高いです。1日1回のペースに慣れて来たら生活リズムに合わせて少しずつトイレへ行く回数を増やしてください。
起床時や食事の前など決めておくことで、子供もスムーズにトイレへ行くようになりますし、親が忘れていても子供からトイレへ行くようになる可能性もあります。段々増やしていき、おむつ替えのたびにおまるに座れるようになるといいですね。
・おむつを変える時に出たことを自覚できるような言葉掛けをする
オムツをかえる際にどんな言葉掛けをしていますか?「オムツをかえるよ」と言っていませんか?これでは、子供は排泄をした喜びを感じることはありません。オムツを変える時には「たくさん出たね」「スッキリしたね」など排泄に関する言葉掛けをしてください。
そうすることで、段々と排泄の感覚を掴めてきます。排泄の感覚が分かると子供から排泄したことを伝えてくれたり、濡れたオムツが気持ち悪いと感じてくれるようになるのです。排泄をしたことがわかるようになると、トイトレがだいぶ進むようになります。
・トレーニングパンツを履いてみる
なかなかトイトレが進まない場合は、一度トレーニングパンツを履いてみると、排泄をした時の気持ち悪さを感じます。その感覚が掴むことが出来ると、子供のほうから「出たよ」と教えてくれるようになるのです。
初めは、洗濯物が増えると思うので、暖かい時期にすることをおすすめします。トイトレが初めてな方だと、排泄ができるようになってから、トレーニングパンツだと思っている方が多いですが、子供が排泄をしたことによる、心地悪さを感じることが大切なのです。
また、子供が好きなキャラクターのトレーニングパンツにしてあげることで、子供もパンツを履く喜びを感じて、パンツを汚さないように今以上にトイトレに積極的になってくれるかもしれません。
トイトレが進まない!イライラした時の対処法
トイトレは思うように進まない時期が出てきます。また、できてくると少しおもらししただけでイライラしてしまったり…。洗濯物が増えたり、トイレへ連れていく回数が増えたりして親も余裕がなくなってくるのです。
トイトレは子供が主で行うものなので、子供のタイミングが大切だとは分かっています。それでも、思うようにいかないトイトレに疲れてしまう時期がやってくるのです。イライラしてしょうがない時はどうしたらいいのでしょうか?
・トイトレを休憩してみる
何をしてもトイトレが進まないのであれば、一度辞めちゃいましょう。もしかしたら、今は子供がトイトレをする時期じゃないのかもしれません。それぞれの子供によってトイトレの時期があります。
そのため、2歳前にオムツがとれる子供もいれば、4歳になってもオムツをしている子もいるのです。親の働きかけも大切ではありますが、イライラしてしまうのであれば少し休憩してみて下さい。
・「いつかはパンツになる」と考え方を変えてみる
今は子供だけを見ているので「なんで進まないんだろう」「他の子は取れてるのに…」と思うことが多いかもしれません。しかし、小学生になってもオムツをしている子どもはいますか?いないですよね。
今はママが頑張りすぎていて、そのイライラが子供に伝わっている可能性があります。少し肩の力を抜いて「いつかはパンツになれる」という気持ちで接してみましょう。考え方を変えてみると、少し気持ちに余裕ができてきますよ。
・トイトレの進み具合を見直してみる
排泄をしたことを教えてはくれるけど、してから教えてくれるからなかなかトイレで成功しない…。なんて悩みを抱えている方は多いです。大人からしたら、簡単なことなのですが、子供からしたら排泄する前の間隔を知ることは難しいことになります。
「またオムツでしてる…」とイライラしてしまったら、今まで出来るようになったことを考えましょう。排泄したことを言えるようになった、おまるを嫌がらずに座るようになったなどです。
またトイトレ以外にも卒乳をしたり、子供が成長する中で卒業してきたことがあります。子供のペースできちんとオムツも卒業していってくれるはずです。子供の成長を改めて考えると、子供が頑張っていることに気づきまた新たな気持ちでトイトレに励めるかもしれません。
まとめ
トイトレは子供が主で行うものになります。同世代の子供がいると、どうしても比べてしまいがちですが、比べる必要はありません。
目の前にいる子供がトイレに度のように興味を持っているのか?排泄をしたことに気持ち悪さを感じているのか?などしっかりと見てあげましょう。子供にとって、今はどのようにトイトレを進めてあげるのがいいのか親子で考えてゆっくり進んでいけるといいですね。