トイトレは子どものタイミングで行うことが基本になります。しかし、同世代の子がトイトレはをしていると「家の子も?」と不安になることでしょう。そんな方に、今回はトイトレはについてお伝えしていきます。
特に、1人目のお子さんの場合はトイトレの進め方がわからないで、困ってしまいますよね。そんなことにならないように、細かく説明していくのでしっかりと、覚えておきましょう。子どもと楽しくトイトレができるといいですね。
トイトレの進め方
トイトレの進め方で大切なのは「子どもの気持ち」と「親の余裕」になります。トイトレに限らず子どもはスムーズに成長するばかりではありません。特に、2歳くらいになるとイヤイヤ期も重なって親がストレスを感じたり、育てにくさを感じることが多い時期です。
だからこそ、トイトレがスムーズに進まないことに対しても、イライラしてしまいがち…。そうなることのない様に、子どもの気持ちを優先しながら、親もゆったりとした気持ちで過ごすようにしましょう。ゆっくりとトイトレを行うためには、どのように進めたらいいのでしょうか?
トイレやおまるに座ることに慣れる
トイトレの初めにまずはトイレやおまるに慣れることが大切になります。トイレに座ることがすんなりとできる子どももいますが、足を開いて座ることに抵抗がある子どもも多いです。というのも、普段の生活で脚を開いて座ることってなかなかありません。
そのため、トイレという認識ではなく、おもちゃの1つだという認識で遊びから始めていけるといいですね。おもちゃだと思っていると、子どもも車に跨ぐような感覚でおまるに親しみを持つことができます。
トイトレにはおまるを使用しない方は、親や兄弟がトイレへ行く時に一緒に連れていきましょう。連れていくうちにトイレに興味を示します。そのタイミングで座らしてあげましょう。子どもも親や兄弟の真似っこができてうれしい気持ちになるでしょう。
初めは衣服を着た状態で大丈夫なので、トイレに慣れることを優先してください。
おむつを替えるタイミングでトイレに座る
トイレやおまるに慣れたら、排泄する場所だということを教えてあげましょう。そのためには、おむつを替えるタイミングで座るように促してください。初めは、スムーズに吸われないかもしれないので、無理に行わなくて大丈夫です。
トイトレは続けることが大切なので、子どもがトイレやおまるに座ることができなくても、声を掛け続けることが大切です。オムツを換えるタイミングで必ず「トイレに座ろうね」と声をかけましょう。
排泄時間を決めてトイレに座る
排泄時間をきちんと決めてあげることで、子どもも排泄のリズムがつきやすくなります。初めのうちは回数は少なくて大丈夫なので、慣れてきたと感じたら、回数を増やしていきましょう。おすすめなのは子ども自身がトイレに行くタイミングと分かる時にすることです。
例えば、置きてすぐや食事の前後などになります。習慣づいてくると子どもの方からトイレへ行く様な行動をするようになるはずです。そのような子どもの様子が見られたら、段々と回数を増やしてください。
排泄が成功したらたくさん褒める
トイレでの排泄が成功したら精一杯褒めてあげましょう。褒めてあげることで子どもは嬉しい気持ちになるだけではなく、達成感を感じることができます。達成感を感じることで、子どもは成長していくのです。
褒めることで大切なのは「たくさんの人に褒めてもらう」ということ。たくさんの人に褒めてもらえることで、褒められるんことの喜びを感じて、トイトレに積極的になってくれます。子どもが楽しくトイトレを行うためにも褒めることは重要です。
トイトレのシールとは?
トイトレと調べていると「シール」というキーワードがよくでてきます。このシールの意味は子どもが排泄ができたご褒美としてシールを貼るということです。
子どもにとってシールを貼れるというのはとても嬉しく、特別なことになります。そのためシールをトイトレに使用する人が多いのです。では、シールを具体的にどのように活用しているのでしょうか?
トイレへ行けたことのご褒美
トイトレを始めた頃は、しばらくトイレで排泄をすることは難しいです。そのため、おまるや便座に座れたご褒美としてシールを使用してみましょう。
排泄が出来たご褒美
排泄が出来たらたくさん褒めてあげましょう。そしてシールを貼らせてあげてください。ここでのポイントはシールを貼った後に日にちを書くことです。日にちを書いておくことで、子どもがどのくらいの頻度で排泄が成功しているのか把握しやすくなりますよ。
シールの台紙も大切
トイトレ中にシールを貼る行為に飽きてしまう子どももいます。そんな時はシールの台紙を工夫してあげましょう。子どもが好きなキャラクターやイラストを台紙に描いてあげることで、子どもは新しい気持ちでシール貼りをしてくれます。
また、キャラクターが口を開けている絵を描き、食べ物のシールを貼るというやり方は、子どもは「ご飯をあげるー」などといって楽しくシールを貼ることができ、トイトレにも積極的に取り組んでくれるのでおすすめです。
トイトレに必要な踏み台
トイトレに踏み台は必要です。
トイトレ中はおまるでしていたとしても、最終的にはトイレの便座で排泄を行うように促します。親としても、子供一人で排泄ができるようになってほしいですよね。ただ、2歳の子どもにとってトイレの便座は高さがあり、子ども一人で座ることは難しく感じます。
その時に、踏み台があると踏み台に上って便座に座ることが出来るので、早く一人で排泄が行えるようになります。一人で排泄が行えるようになることは、親が楽になるだけではなく、子どもも達成感を感じることができ、自信に繋がるのです。
今は、おまるがのちに踏み台の役割をしてくるものや、踏み台だけでも売っています。いろんな形の踏み台があるので、生活に合わせたものを購入しましょう。
まとめ
トイトレは子どもが主体となって進めていくものです。出産してから断乳をしたり、いろいろな悩み事や大変なことがありましたよね。でも、どれも親子で乗り越えられたはずです。トイトレもその1つ。子どもと一緒に頑張れば絶対に乗り越えられるものになります。
ただ、トイトレは子どものタイミングがとっても大切です。無理して行うとトイトレが嫌でどうもならなくなってしまうこともあります。そんな時は、トイトレを休憩して辞めてみましょう。時間をおいたら気持ちもリセットされてスムーズに行えるかもしれません。
トイトレにはシールを使用したり、子どもが楽しんで行えるような工夫をすることも大切ですよ。