新しい年度のスタートと同時に訪れる4月からの新しい生活や新しい人との出会い。ゆったりのんびり過ごしたお正月から早くて4月になろうとしています。長い休みからの新しい生活を迎える人もいれば、もうすでに新しい生活へ向けて動き出している人もいるでしょう。
そんな中で、新しい生活を迎える上での悩みや問題点を今のうちからおさらいしてみてはいかがでしょうか?今から準備をすることも出来れば、今まさに悩み最中の方も必見な対策を個人的な経験談も踏まえながら考えてみました。
☆そもそも大学って今までと何が違うの?
小学校から中学校までが義務教育ですが、今や高校と大学には当たり前のようにいく時代になってきたと感じています。小さいころから受験を繰り返し受けている方々を除くのならば、高校に入学する段階で『受験』というものを経験して進学しますが、大学も同じです。
大きな違いとして挙げられるのは、授業を受ける体制が違う事です。皆さんも記憶にあると思いますが、学校で見ていた『時間割表』曜日ごとや日付によって今日なんの勉強をするか一目でわかるものです。
自分で勉強したくなくてもやってくる苦手科目もあれば、早くその日にならないか、ワクワクしながら待っていた得意科目もあると思います。大学にはこの『時間割表』というものは存在していますが、自分で考えて勉強する項目を『選択』しなければなりません。
かといっても自分の好きな科目だけではいけません。大学では自動で進級できるのではなく、1年間で一定の必修科目の獲得が必要になります。または、分かりやすく言えば『ノルマ』が存在するのです。
ノルマをこなせるように考えながら、自分で予定を調整してノルマをクリアする為にスケジュール管理する事が必要になります。
☆現役大学生の悩みピックアップ&対策案
大学の違いが大まかな理解できたところで、実際の大学生活を送る上で困っている事や悩んでいる事を調査してみました。これからの大学生活が不安な方には今後の参考になれば幸いです。※最後に対策も載せてあるので、あまり落ち込まないように注意です笑
既に大学生活を送っている方にも共感できる部分などもあると思いますので、他の学生はこんなことに困っているという事を知っておくことも必要だと思いますので是非確認してみてください。私自身の体験談も踏まえて解説していきます。
具体的な悩みの種類とは?
・生活費や進学時のお金の問題
・授業やレポート作成の課題に対する問題
・就職などの卒業後の進路についての問題
大きく分けると以上の3件が多く取り上げられている事が多いですね。
細かく見ていきましょう!!
・生活費や進学時のお金の問題
皆さんは生活する上でいくらお金がかかっているか把握しているでしょうか?新しい生活をスタートさせる人には、親元を離れて一人暮らしをする人も多いでしょう。普段生活しているとわからない細かいお金の話を少しだけ解説させて頂きます。
※ここでは仕送りの有無や学費支払いなどは別途で『生活』を送る上での金額です。
平均的な学生一人暮らしの場合の平均支出としては下記になります。
食費 24,500円
住居費 52,600円
交通費 3,400円
娯楽費 8,600円
書籍費 2,000円
勉学費 1,500円
日常費 5,600円
電話代 4,000円
その他 2,400円
合計 104,600円
※第51回学生生活実態調査の報告概要平成26年版(全国大学生活協同組合連合会)より引用
合計の金額をみてもおよそ10万円の費用が必要になる計算ですね。
ここから仕送りを貰う場合や学生の寮に入るなど抑えられるところは抑えて、学業に影響がないような生活を送りたいですね。私自身は大学生活においては奨学金を借りながら通っていたので、生活費やお金の問題に関しては多く悩んだ経験があります。
奨学金と言っても『借金』と同じように返済していくものですから、当時の私からすれば学生の身でありながら、既に多額の借金を抱えていると思うと不安で仕方ありませんでした。
しかし、学生生活でのアルバイトは社会に出た時に大きな武器にもなりますし、社会に出る前のいい経験になった事は今でもやっていてよかった事だとも言えます。
・授業やレポート作成の課題に対する問題
授業についていけるだろうか?レポート提出って難しいの?などの悩みが多く取り上げられています。実際に授業に関しては『大学』というからと言ってすべてが高度な授業という事ではありません。
私自身で感じた事ですが、あくまでも『知識』として把握しておくことも必要ですが、大学とは自分自身で考え行動する事を養う場所だと考えています。勉強ってなんでしなければいけないのか?なんて質問をした経験ありませんか?
私ならばこう答えるでしょう。『過去の考え方を学んだうえで、これからの自分の生活を送る上で必要な考える力を育てる為に勉強する』全てを暗記する必要もないですし、それが社会に出て必要なスキルといえば必要でない物も多くあります。
自分自身で考えて行動する。自分の考えをまとめることの方が最も重要な事だと私は考えます。
・就職などの卒業後の進路についての問題
就職氷河期や働き手不足などその時期によって就職状況は大きく異なります。今から就職に対して備える事は出来るのか?という問いがあるのであれば、あります。自分自身ではどんなに頑張っても世界経済を変える事は出来ません。変えられない物に対しての努力や考える時間は無駄です。
例 天気を変えられますか?→答えはNOです。
就職状況に囚われるのではなく、自分自身が社会に出る上での武器(スキル)を身に着ける事に全力を注ぎましょう。スキル=資格という事ではありません。先程も述べたように、自分自身で考える力を養う場所が大学だと私は思います。
考えをまとめる事や相手に伝える事もスキルだと私は考えます。実際のビジネスシーンでは暗記した文言は役に立ちませんし、要領よく仕事をこなし、自分の意見をはっきりと述べ、効率的な動きをする人材が求められます。大学での人とのコミュニケーションも立派なスキルでしょう。
☆まとめ
いかがでしたでしょうか?大学生活における悩みや不安な点。実体験を交えて解説させて頂きましたが、人それぞれなのですべてが正しいとは言えないでしょう。
しかし、大学生活を辛いものではなく有意義な時間にするのもあなた自身です。今の現状を一生に一回しかない状態であると考えて、楽しむことも辛く苦しい状態から抜け出せるきっかけになると私は考えます。
ピンチはチャンスです。今後の大学生活の参考や自分を見つめ直すきっかけになれれば幸いです。