夫婦関係

未婚シングルマザーの不安/父親不在で子供を育てる為にすべきことは?

今回は未婚シングルマザーについてピックアップしていきます。この中でお話ししていく内容は未婚シングルマザー・子育ての大変さ・子育てをする為にどうしたらよいかなどです。

母ひとりで子育てをしていくのには家庭の事情やこれから先のことがとても不安を抱いてる方もきっと多くいらっしゃると思いますが、ここではその不安を少しでも取り除いて前向きに頑張れるような情報をお届けしていきます。

☆未婚シングルマザーとは!?

未婚シングルマザーと聞くとシングルマザーとどう違うのか疑問になると思いますので、その違いを説明します。未婚シングルマザーとよく聞くシングルマザーとの違いは、文字通り未婚でお子様が生まれたのかと結婚してから生まれたかの違いになります。

また未婚シングルマザーと結婚後のシングルマザーには今の制度の仕組みでは格差が大きいのも問題で、それは税制上にあります。

シングルマザーで子育てにあたる多くの方は母子家庭となり、母子家庭制度を利用されることは大半で、一定の金額を支給されますが、寡婦排除という税制があり未婚シングルマザーではこれを受けられなくなってしまいます。

寡婦排除とは母子家庭で引かれる税金の排除のことで、つまり母子家庭ですから決められた金額は納めなくて良いですよという意味になります。寡婦排除には国で定められた規定があり以下のように決めらています。

1.夫と死別し、若しくは離婚した後婚姻をしていない人、又は夫の生死が明らかでない一定の人で、扶養親族がいる人又は生計を一にする子がいる人です。この場合の子は、総所得金額等が38万円以下で、他の人の控除対象配偶者や扶養親族となっていない人に限られる。

2.夫と死別した後婚姻をしていない人又は夫の生死が明らかでない一定の人で、合計所得金額が500万円以下の人です。この場合は、扶養親族などの要件はありません。

このように行政や所得にもよりますが最大で年間の排除額は27万円程です。

27万円というとシングルマザーにとってこの金額はとても大きな負担で、27万円ぐらいならと軽く見る場合もあるかもしれませんが、この27万円で年間の保育料をまかなえたり、オムツやミルク、衣服、食費、おもちゃ、雑貨など幅広い物にそのお金を充てることが出来ます。

結婚前・後に子供を授かったかどうかでさらに同じ母子家庭であるにも関わらず、待遇に差がありテレビやニュースであまり大きく取り上げられる事は少ないですが問題は深刻と言えます。

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☆気になる母子家庭制度とは!?

続いては、気になる母子家庭制度についてです。特に若いママさんなどは、これから先の生活が不安で中々制度に詳しい方は少ないと思います。基本的には年収300万以上以下でも父子家庭・母子家庭の20歳以下の子供を持つ世帯で受給が可能です。

もちろん年収が増えれば貰える額は減りますが、養育にはお金は欠かせないのでもよりの役所で相談し申請することをオススメします。

母子家庭では以下のように支給されます。

・児童手当

子供の養育を目的とし子供1人りで最高4万円、順次増えるたびに6000円、3人目からは3000円プラスされていきます。

月々ではなく年に3回から4回ほどに分けて支給が行われます。

・特別児童手当

これは身体や精神に障害がある場合に支給され主に症状の重さを表す等級により決まります。

1級が5万円、2級が3万3千円程度支給されます。

・住宅手当

これは月に1万円以上家賃を収める家庭に支給されますが、自治体により金額が異なるので市役所に聞けば詳細がわかります。

このように少し複雑ですが、様々な給付方法があり給付に関することはあまり告知される事はは少なく人から聞いたりこのような記事で制度の存在を知る方も居るので、これをきっかけにどのような形で給付されるのかご自身でさらに調べる必要があります。

他にも自治体によってやり方や給付方法や仕組みが違っていることもあり知らなければ損することがたくさんあります。

これをきっかけに1番良い給付の仕方をどんどん自治体の市役所に聞いてみて下さいきっと役に立つことを知ることが出来ます。

☆父親不在で子育てをする為には?

シングルマザーで子育てをしていくには、この記事では書ききれない程の辛さがありその悩みや苦労も様々です。1番苦しいのは貧困シングルマザーで低所得で限られたお金しかなく、その少ない中で日々のやりくりを行わなくてはなりません。

また1人で育てなければならない為、仮に収入など余裕がある家庭でも仕事をしなければならない為、時間との戦いでもあり非常に厳しい現実である事は確かです。ほんの穏やかかな生活にしていく為には、父子・母子家庭が受けれる恩恵は利用出来るだけ利用していくことです。

世帯収入が少なければ100円の節約がとても大きい節約につながります。実は貰える手当以外にも受けれる制度は以外にもたくさんあります。

その制度をご紹介していきますね。

下水道料金免税制度

各自治体ごとで行われる制度で水道料金の減額または全額免税などの自治体も中にはあります。

日々の生活では絶対に必要な水道ですから、申請を出来るなら必ず行いましょう。

詳しくはもよりの役所に問い合わせをしましょう!

粗大ゴミ減税・免税

これは粗大ゴミの免税になります。こちらも市役所に問い合わせをしましょう!

JR通勤定期割引制度

シングルマザーで電車通勤などをされている方を対象にある制度で、自治体により差はありますが、定期の3割引きを減額してくれます。

また電車だけではなくそのほかの交通手段も減額してくれるので、この割引は本当に貴重な節約に繋がりますからから市役所で申請を行いましょう。

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☆不安な時はしっかりと周りに頼ろう

「シングルマザーには悩みが多いからこそ辛い時はその声を伝える」

シングルマザーに出来る悩みはお金の問題だけではありません。それは子育ての大変さから来る辛さです。

誰にも辛いどうしたらいいかわからないから相談出来ない。または相談出来る人が居ないそんな状態に長くいると本当に孤独になってしまい、日々の環境は悪化を加速させてしまいます。

そんな時は我慢せずに辛いキツイを最寄りの役所やシングルマザーを応援するNPO法人に相談をして下さい。実は困っているシングルマザーの方を助けてくれる団体や行政はたくさんあります。

それだけではなくマザーズハワークなどの就職支援や斡旋、自立支援給付金制度などたくさんの支援を受け安定した生活を送るまでの助け船となってくれます。

平均年収が200万円代と言われているシングルマザーですが、だからこそ国や自治体も何も考えてないわけではないです。あなた1人でやっていると思わずこうした制度を出来るだけ利用してみて下さい。

お金の悩みや精神的なケアもしっかり行ってくれます。

これを踏み出す為にあなたの助けてをNシングルマザーNPO法人や役所に声を出していきましょう。

☆まとめ

今回は未婚シングルマザーについて色んな角度から伝えて参りました。こうした行政の支援制度の母子家庭制度などはある程度認知はされていますから、シングルマザーになった時に申請をしますが、水道料金免税やNPO法人などのまだまだ認知度が低い制度は知らない方がまだまだ多いのが現状です。

冒頭にもありましたが、特に20代なで若いママさんはあまり知られていないのでこの記事を通して子育ての悩みや違う悩みでも、そしてお金のことでもなんでもいいので、市役所やNPO法人などを積極的に利用していただきたいと思います。

またこれから良い子育てや生活が出来るよう影ながら応援しております。

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