ビザを取得しようと面接に行くけど、面接でどういうことを聞かれるのか、どういった内容のものなのか気になる方。その際必要になる持ち物も少し複雑でよく分からないから簡単にでもいいから確認したいとお考えの方。
ビザの面接には、準備するものが多くて分かりづらい面もあると思います。準備が不足していると、うまくビザの発行ができないことにもつながります。以下では、そのようなビザの面接に関わる情報をお話ししていきたいと思います。
☆ビザの面接の内容は?
ビザの面接では、比較的簡単な質問がされます。
学生や普通の一般人などで質問の内容は異なりますが、、日本に帰国した後することや今通っている大学の学部、渡航先のどこの大学に行くか、渡航の目的、今現在のお仕事の内容渡航の費用を支払う人、などです。
面接というと面接官が3人並んで行われる一般的な面接を想像してしまうと思いますが、そうではなく相手は一人で、日常の会話のような感じで緊張する間も無く終わるもののようです。
面接ではご自身は英語があまり上手くなくても問題ありません。その際は面接官の方に英語が上手くできないことを話すようにしましょう。
☆ビザ申請の時の持ち物は?
ビザ申請の際の基本の持ち物は、基本、DS-160 確認ページや現在有効なパスポート、過去10年間の内に発行された古いパスポート、証明写真1枚、面接予約確認ページ、本です。
このビザ申請の際に必要になる持ち物についてですが、申請する人の種別によって持って行くものも少しずつ違います。例えば、日本国籍以外の方であれば日本滞在資格の証明が必要で、短期商用ビザに該当する方は在職証明や在学証明をできるものが必要となります。
エアラインクルーや船員、報道関係者ビザに該当する方は雇用主からの通達のようなものも必要になります。また、面接の流れの中で一番時間が長いのが待ち時間だとされています。ですので、面接の際には本は確実に持って行った方が時間を有効に使えると思います。
基本の持ち物に加えて、ご自身のビザの資格に該当する持ち物もよく確認するようにしましょう。
ビザ申請にかかる写真の勘定科目って?
ビザを申請する際に必要となる写真ですが、勘定科目上は基本、旅費交通費か雑費に分類されるようです。このあたりは意見が分かれているようで確実なことは言えませんが、写真を発行した場合は、これらの勘定科目で分けるようにすると良いでしょう。
また、より確実な情報を得るためには税務署に確認することが一番です。
☆ビザ申請にかかる用語とかがよくわからない!
ここからは、ビザ申請の際に少しややこしく感じる、それにまつわる用語やその他の情報について説明し、ビザ申請の際の参考にして頂ければと思います。まず、ビザの種別についてですが、こちらは大きく分けると非移民ビザと移民ビザに分けることができます。
非移民ビザとは簡単にいうと、アメリカに住むのではなく、観光や一時的な滞在を目的とした方向けのビザのことです。移民ビザは反対に、アメリカに住むことを前提とした方向けのビザです。
非移民ビザにはさらに細かく分けることができ、ほかにも多数ありますが主なものをあげると、就労・学生・交流訪問者宗教活動家・使用人・報道関係者ビザというような種類があります。
この非移民ビザで一見して分かりづらいのは、交流訪問者ビザではないかと思います。この交流訪問者ビザというのは、アメリカに交流プログラムなどで渡航する人、例えば、学生や先生、研究者といった方々が対象となるビザです。
次に、ビザの用語についてです。
ビザの情報を見ると、目にするのがI-129やI-765などとった用語だと思います。これはビザの申請書類の一種で、今回であればIー129のように指定のビザ取得資格の方向けの特定の書類を意味しています。
例としてIー765は、先ほど述べた交流訪問者ビザを申請する際に必要となる書類で、書類の正式名称は「Application for Employment Authorization」で、日本語では労働許可証となります。
詳しい情報はUSCISという、日本語名ではアメリカ合衆国市民権・移民局という機関から、文章は全て英語ですが得ることができます。
また、この書類の情報を一覧で見たい場合は、USCISのサイトの左側のバーの「Most Reseached Forms」という欄をクリックすると、それに関連する情報と合わせて見ることができます。
3つめにビザの申請の場所ですが、こちらは東京都と大阪府、福岡県、沖縄県、北海道にあります。初めてビザの取得に行かれる方は上記の場所に関してあまり詳しくない方もおられると思います。
そのため、万が一ビザ申請の際に持って行ってはいけないものを持って行った場合などは、それらの荷物を近辺の駅のロッカーなどに置いてくるよう言われることもあります。ですのでここでは、大使館のあるところの近くのロッカーがある箇所をご紹介していきたいと思います。
東京都の在日米国大使館は赤坂に位置し、ロッカーは赤坂駅にあります。元来た道を戻るだけで良いので、少し距離は遠くなりますが向かいやすいと言えるでしょう。
大阪府の在大阪・神戸米国総領事館は、大阪市北区西天満に位置し、もっとも近いところでロッカーはJR北新地駅 東改札口側にあります。
福岡県の在福岡米国領事館は福岡市中央区大濠にあり、ロッカーは大濠公園駅にあります。
沖縄県の在沖米国総領事館は沖縄県浦添市当山にあり、距離は遠くなりますが、古島駅というところにロッカーがあるようです。
北海道の在札幌米国総領事館は札幌市中央区北一条西に所在地を置き、ロッカーは札幌駅周辺にいくつかあります。
ロッカーの場所はおおよそどこも駅の構内にあるようですので、ロッカーのある場所に迷われた際は基本、駅を当たるようにしましょう。
☆まとめ
ビザ申請の時の面接は準備に比べ、思っているよりもすぐ終わってしまうようです。
面接を受けるためには様々な手続きを踏まなければなりませんが、それに伴い持ち物も少し迷うものもあり、ふとすると当日持っていないものがあったということに気づくことも少なくありません。
申請の手続き等に関して不安な方は大使館に直接聞いて見るのもアリです。ビザの申請に行く際には必要な手続きはしっかりとすませ、持ち物を確認し、当日は快く申請を進められるようにしましょう。