雑記

飛び込み営業はきついが意外なルールで精神強化!離職率もさがる!?

皆さんは飛び込み営業という職種を経験したことはありますか?

「きつい」「離職率が高い」「ブラック」

色々なイメージがあるでしょう。今回の記事では、いわゆる飛び込み営業と呼ばれる職種がどのようなものなのか、実体験を踏まえてまとめていきます。

飛び込み営業きつい!?

飛び込み営業きつい!?

自分が営業職に向いているかというとそういう自覚はありませんでした。

ただ営業をやってみたいと思っていただけだった気がします。

それもできれば活字にたずさわる仕事がしたいと思っていたのでそれは叶ったり、逸れたりよくわからない結果になっていましたが、気がついたら営業、しかも社会人人生6分の5くらいは飛び込み営業しかしてきませんでした笑

社会人人生といえどそれほど長い期間でもありませんが、一応役職をもらったので新入社員を迎えるために飛び込み営業とは?などと生意気にも学生の前でお話させてもらったりもしました。

その経験から、なぜ飛び込み営業がきついといわれるか考えてみます。よく言われるのはノルマが課せられるから、評価が思うようについてこないから、頭を下げるのがつらいから、断られるのがつらいから、騙しているようでつらいからという理由があります。

よくわかります。

ノルマが達成できなかったり、評価されないのは悔しいです。実らないかもしれない儚い期待で頭を下げるのは切ないです。

嘘はつけませんし、営業する商品に自信がないのに掛け合うのは騙しているようで嫌でしょう。ここは一言、厳しいようですがウリがありすぎたら営業かける必要はありませんしそこをこなすのが営業だと思います。

この点で、ニーズがないところにいきなり成果を求めて営業をかけるのがいわゆる飛込み営業ですよね。きついといわれる条件の中に全く未知の世界という高いハードルがかかっているのです。

きついに決まっています。

これらのことから飛び込み営業に向いている人向かない人を色々な基準で採用する側も自分自身でも判断していますよね。例えば、ストレス耐性が強い、負けず嫌い、仕事の効率を考える(合理的か否か)。

どれも判断基準になるようでなっていません。自分が当てはまっていたりあてはまらなかったりまちまちだからです。私が向いているかどうかもわかりませんしね(笑)

ある人は、誰でもできるし続けるかやめるか、やるかやらないかの差しかないと言っていました。

若いといえどしがらみがないわけでもなく、事情とか都合とかそれこそ生活がかかっているのですからきついといわれる仕事を選ぶ気にもなれないのかもしれません。

飛び込み営業でルールを持つ意識

飛び込み営業でルールを持つ意識

私が飛び込み営業で扱っていた商品は学習教材と違う時期に印刷関係のサービスでした。

学習教材は子供を持つ家庭には興味ある商品でしたし、実際使ってもらえればそれなりの効果はあると自分でも意識していたので先ほど書いただましている感覚はなかったです。

ただ50万~100万円近くする商品を分割とはいえトークで熱に浮かして買わせるのには、技術だけでは無理なのです。

目の前でお客様に泣かれたり、突き飛ばされたり、罵声を浴びせられたり、当然といえば当然の対応をされてやはりこちらも傷つきます。心が折れます。

そんな時、その状況を先輩などに話していると別の先輩が「折れて相談して励まされてまた折れて…。繰り返すだけで馬鹿みたい」といいました。

確かに馬鹿みたいだけどこのセリフをいう人にはお金使いたくないと思いました。こんなこといえるなんてすごい!と思う人もいるでしょう。

受け方はそれぞれでどれも正解ですが、営業とはこれが平均的感情を与える存在でなければならないのです。特に飛び込みではそうです。

圧倒的に好かれろ!ということではなくて嫌われないようにしなくてはいけないのです。かといって、いきなり見目麗しく変身することはできませんよね。

できたらみんなやってます。一番手っ取り早いのは清潔感をだすことです。不潔な人は嫌われますよね。清潔にするのは誰でもできるのではないでしょうか。

よって、この先輩は正しい事を言っていますがあまりよい営業ではなかったのかと今では思います。

見た目を整えたところでさらにメンタル的にも少し防御をします。法律であるらしいのですが三回断られたら引かなきゃならない的な。

それなので三回断られるまではトークする、断られたら即引く、スリーアウトでチェンジみたいなゲーム感覚でということです。

相手の気持ちに寄り添え!とさらに言われた時は矛盾を感じて怒りを覚えましたが面倒くさいのでゲームの方を自身で採用しました(笑)

まぁ色々ルールを作ってくれたおかげで楽といえば楽でした。そういう作戦だったのだと思います。それに縛られすぎるとやっぱり持ちません。

私の同期は100人くらいいたでしょうか、同じ営業所内には30人近くいましたが半年で私ともう1人の女子しか残っていませんでした。全寮制で引越しまでしたのにこの有様です。

もう1人残った女子は家業をどうしても継ぎたくなくて根性で残っていましたが、残ったのだからやはり覚悟が違ったのだと思います。

私はというと簡単です。ルールを破っていたからです。ゲームの方は自分で採用したので守りました。破ったのは他のルールです。

同じ人に営業しない、対象じゃない人に営業しない。上司いわく絶対取れないという理由でした。やってみたらできました。次きたら買う!といわれたのでいきました。対象者はいませんでしたが買ってくれました。

ここで何が言いたいかというとルールを自分で作ること、何事もだいたいでいいかげんで諦めること。

印刷業界は当時デジタルプリプレスのはしりで、速い、綺麗、安い!このどれかをウリにしなければ戦えない時代でした。今もそうかもしれません。

私が勤めていた会社は、技術進歩は遅い割になぜか提供価格が高く、競合他社と戦うには武器がない状態でした。

そんな時、上司が新聞で

「これからは福祉の時代という見出しが目についた」

というとんでもなくいいかげんな理由で病院、老人ホーム、介護用品会社など飛び込み営業いってこい!という命が下されました。

お前は経験者だな?先陣をきれ!と入社1年で荒波か未知の世界へなんのお守りもマニュアルもなく放り出されました。

全く意味不明です。が、ここでも自分で自分しか使わないルールを決めるのが大好きなのでしょうね私は。いいかげんさでなんとなくですが幸運にも仕事が取れ始めました。

苦い経験もありましたが、心底楽しかったです。

この時決めたルールは「1日○○件しか営業しない」です。

ノルマもないし、うるさい上司じゃなかったのでしょうといわれそうですが、ノルマはありませんが上司はうるさかったです笑

ノルマは自分で決めている事がほとんどです。

達成できなくても自分で決めたルールにそってやりきっているので誰のせいにしているわけでもないし次はできるかもしれません、何も気になりません。

先に書いた先輩のセリフからか悩んでも無駄だという意識がもうほんとに今でも心に張り付いています(笑)実はすごかったのか?

結論、全て自分で決める。それが営業の醍醐味で潔さです。

飛び込み営業離職率高い!?

飛び込み営業離職率高い!?

ほんとにきつい仕事だから離職率が高いのも無理はありません。

テレアポがらみもガチャギリされると折れると嘆いている人が多いですよね。相手の顔が見れないからってとお互い思っているのですから理解しあうことは難しいことです。

少数ですし、無理、できない、私は違うといってやらないのは簡単ですし楽で、やっぱりそういう人は向いていません。厳しいようですがやらないのはできないのと同じです。

私はおかしいのでどうでもよいですが、もう1人残った女子は今でもその会社に在籍しています。飛び込み営業は流石にしていませんが彼女が残った理由はなんだったのでしょう?

どうしても家に帰りたくなかった、絶対に自分の望む職につくのだという意思ですよね。ルールともよべず、信念とも違う、心のよりどころだったり、大切にしていること、見ているところが違ったように思います。

会社も定着する何かに堅い人材を最終的に求めていたのかもしれません。

そういう意味での採用は成功だったに違いありません。離職率は簡単には下がりませんが、ふるいにかけて良い人材を得るには有効な職務なのではないかと思います。

漫画アニメじゃないですがキセキの世代のように粒ぞろいになれば離職率が下がる事もあるかもしれません。その時はどの業界でもそうなりますよね(笑)

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