今まで腕時計をつける際に、つけにくいとか、痛いと感じたことはないでしょうか?
もしそうだとわかっても、調節の仕方が分からなくて戸惑っている方もいらっしゃるのではないかと思います。
今回はそのような方々のために、腕時計をつける最適な位置などをご紹介していきたいと思います!
腕時計をつける最適な位置とは?
利き腕とは逆の腕につけるのが、一般的とされています。
右利きの方であれば左腕に、左利きの方であれば右腕にという形です。位置的には、手首の骨の出っ張りの肘側にします。手首側につけると手首を動かしにくくなるためです。
あとでご説明しますが、リューズが当たって痛い場合も同じです。その場合は、手首の骨の出っ張りから2cm程度のところにつけるようにしましょう。手の甲側に、腕時計の文字がついている方が見えるようにつけましょう。
女性の場合は、お洋服との関係から手の内側にする必要もあります。これは例えば、着物を着たときに、袖口をまくらずに、手首を返すだけで時計を見れるので、楽になるという理由からです。
仕事中は、袖口から少し見える程度の位置につけるのがベストで、そうすることで袖をまくる必要もなく業務に支障をきたしません。また、衣服と調和のとれた位置につけると良いでしょう。
冠婚葬祭のときには、頻繁に時間を見ないようにするために、ワイーシャツの袖口から文字盤があまり見えないように少し上部側につけ、必要なときだけ袖を上げて見ると良いでしょう。
革バンドにするか金属バンドにするかはデザインの好みも大切ですが、しっかり目にきちっと締めたいという人は革バンド、ゆったりした感じが好きと考える人は金属バンドが合っているとでしょう。
腕時計の時刻合わせをするためなどに使用するリューズは、たいてい腕時計の右側についています。時計の右側のネジのような部分です。そのため、比較的大き目の時計の場合、リューズがあたってしまい痛むという状況になります。
その場合、右利き用の腕時計を左腕につけたり、左利き用の腕時計を選択するというのも、リューズによる痛みから解放される一つの手です。
世界の腕時計(参考)
次に、世界の腕時計を販売する店舗の概要だけご紹介していきたいと思います!今回ご紹介するのは、世界の腕時計の中でも、老舗の部類に入る店舗です。どれも一度見てみることを大変おすすめできるものばかりです。
国は、アメリカ、ロシア、ドイツ、スイス、イタリア、日本、フランスです。
まずはロシアから。ロシアの老舗ブランドは、ポレオットと呼ばれる会社です。かなりマイナーな店舗ですが、すごく実用的な機能を兼ね備えていて、少数ですが熱狂的なファンがいるとされています。
ドイツの老舗ブランドは、ランゲ・アンド・ゾーネです。1815年 にヨハン・クリスティアン・フリードリヒ・グートケスがドレスデンに工房を構えたのが始まりとされています。
スイスの老舗ブランドは、バイヤー・クロノメトリーです。ここは、1760年創業でスイス最古の時計店として知られています。紀元前1400年頃から現在に至るまでの時計類を約500点保管しており、中には、とても希少価値のあるものも保管しています。
イタリアは、セクターです。1858年にフィリポ・ジャルディエロがフィリップ・ウォッチを開発したのが始まりとされています。現在でも、スポーツチームの時計として使われていたりします。
アメリカは、ハワードです。エドワード・ハワードという人が1842年に会社を設立したのが始まりです。札幌市時計台の機械を製造したメーカーでもあり、世界でも上位に位置する会社です。シンプルですが、上品なつくりの時計も多いです。
日本は、セイコーホールディングスです。日本の時計といえば、この名称が思い浮かぶ人も多いのではないかと思います。世界で初めて、クォーツウォッチと呼ばれる、電子で動く時計を発明した会社です。
製品は、グランドセイコーSBGW005、セイコーグランドクォーツ、ジョルジェット・ジウジアアーロ、マリンマスターSBDX001などといった製品を販売しています。また、自社ブランドでは、グランドセイコー、クレドール、ガランテ、アストロンなど。
ライセンスブランドでは、アニエスベー、マッキントッシュ フィロソフィー、カバンドズッカなど。販売終了した過去のブランドでは、スーパー、ユニーク、マーベル、ロードマーベルなどがあります。
フランスは、モーブッサンです。
1827年に創業したジュエリー類を取り扱う会社です。パリのいわゆるグランサンクに属する名門ブランドとなっています。ハイジュエリーを中心に展開しているお店です。
腕時計関連の団体について
最後に、腕時計の関連団体についてご紹介します!
日本で、腕時計の団体といえば、日本時計協会です。こちらの協会のホームページでは、時計に関するさまざまな情報を発信しています。
他にも、時計関連の団体として、東京時計産業連盟、全日本時計宝飾眼鏡小売協同組合、関東時計宝飾眼鏡商業共同組合連合会、一般紙社団法人 日本時計輸入協会などがあります。また、世界の時計関連の団体として、スイス時計協会などがあります。
経済産業省や財務省などの政府も時計関連の情報を提供しています。どの団体も時計についていろいろな情報を掲載しておりますので、ぜひ、各団体のホームページを見て下さい!
腕時計のバンドの調整方法は?
終わりに腕時計のバンドを調整することに関して、いくつかご紹介して行きたいと思います。
腕時計のバンドの調整方法は、工具を使用し、バンドの中のピンを抜いて、調整するというほうほうをとります。
基本的には、時計店で調整してもらうという形を取ります。自分でやる場合は、工具をそろえて、やらなければなりませんが、誤って傷をつけてしまったりするのが嫌だという方は、店舗の方に調整を依頼しましょう。
まとめ
腕時計がうまくつけられなくて悩んでいた皆さん!
いかがでしたでしょうか?腕時計の調節は、自分一人ではなかなか手が伸びにくいところだと思います。腕時計の一番良い位置については、お洋服やご利用シーンでも、それぞれの場面に合わせる必要もあります。
でも、これをきっかけに、腕時計のさまざまなことについて見直してみるのも良いかもしれません。